『 SHOPPING /上原さくら』 [邦楽女性アイドル/90年代]
こんばんは、軽音楽の手帖の時間です。
今夜もポップなシングルを一方的に。
今回は上原さくらさん。
外に咲いている桜は散ってしまいましたが。
何と云うか、流行の少女漫画から飛び出して来たようなルックスですね。
ファッション雑誌でも良いですが。
桜沢エリカさんとか岡崎京子さんの漫画に出てきそうなキャラ。
現代的で都会的でキュートな女の子と言う感じ。
わがままで気まぐれで気の強い女の子、それでいて人一倍淋しがり屋というか。
そんなイメージをまさに音楽にしたようなポップなシングルが『SHOPPING』。
さくらさんは歌も上手いのですね。
彼女が歌手だったことをどれくらいの方が知っているか定かではありませんが、僕にとっては重要なことです。
ホリプロスカウトキャラバン出身でしたね。
唄い方が彼女が憧れる松田聖子さんソックリです。
『SHOPPING』はキュートなSSW、こなかりゆさんによるデヴューシングルで、
まるでさくらさん自身の本音を唄っているみたい。
コーラスもりゆさんが担当しています。
りゆさんの無邪気でチャーミングなメロディに胸が心地好く締め付けられます。
いやぁ大好きな曲です。
だから記事にしているのですが。
“恋愛”と“お洒落”を人生の最重要テーマとして捉える、現代の女の子の心情を軽やかに歌っています。
サウンドもカラフルで、当時の渋谷系ド真ん中にファッショナブル。
歌のエンディングでリズムがボサノヴァっぽくなるのが良いですね。
カップリングは『二人の瞳』。
こちらはかの香織さんによる作品。
かのさんなので間違いなく名曲。
浮遊感あるサウンドに乗って、透明感溢れるラヴソングをさくらさんはしとやかに情熱的に唄っています。
彼女が残した二枚のアルバムは渋谷系の隠れた逸品です。
チャーミングなガールポップ。
『SHOPPING』はファーストアルバム『CHERISH』収録です。
あと、上原さくらさんと云うと、松尾れい子さんと主演した『プープーの物語』という不思議なロードムーヴィを思い出します。
最近芸能ニュースで彼女のことがちょっとだけ話題になりましたが、そんなのはブログのアクセスランキングくらい瑣末なコトです。
『SHOPPING』《PODH-1318》〈作詞:尾上 文・こなかりゆ/作曲:こなかりゆ/編曲:森 英治〉(4’19’’)【1996】
2009-04-20 00:00
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コメント(4)
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デートの時はオシャレに気を使わなきゃ、って焦りながらもワクワク出来る楽曲ですよね。ホント、渋谷系な感じでもっと多くの人に知ってもらって評価されるべき作品ですよね。そう言う僕も都市色さんに教えてもらって初めて知ったクチですが。
さくらさん、何か芸能ニュースに出てましたね、そういえば。まあ、下世話な話は無視ですね。
by いとぞう (2009-04-20 20:43)
これは持ってないです。
ジャケいいですね。探してみよう。
上原さくらさんは5枚目の「ユー・メイ・ドリーム」がアルバム未収録だったと思いますが、正直出来はイマイチです。こっちのほうがいいなあ。
レプリカント聖子っぷりがいいほうに転んだ感じですよね。
by nakamura8cm (2009-04-20 22:58)
>いとぞうさん、こんばんは。
コメントありがとうございます!
90年代はアイドルポップスで良い曲があってもなかなか評価されてにくかったですね。
こうしてブログにコレからも取り上げていきたいです。
by 都市色 (2009-04-21 19:05)
>nakamura8cmさん、こんばんは。
コメントありがとうございます!
ジャケットはさくらさん、ロリータっぽい雰囲気ですね。
「you may dream」のカヴァーのシングル、僕も持ってます。
オリジナル曲を唄った方が良いですね。
そう云えば、当時ユキヒロさんと音楽番組の司会をやってましたね。
by 都市色 (2009-04-21 19:08)