『デビュー〜Fly me to love /河合奈保子』 [河合奈保子]
こんばんは。
本日も河合奈保子さんのシングルでもう一曲行きましょう!
奈保子さんのデビュー5周年を記念してのシングル『デビュー〜Fly me to love 』です。
このシングルで見事オリコンチャート初登場一位を記録しました。
当時スポーツ新聞に載っていたオリコンチャートで一位を知り、嬉しかったことを覚えています。
当時の売れっ子作曲家、林 哲司氏による作品。
サビが印象的でノリの良いサウンド。
鷺巣詩郎氏のゴージャスでスリリングなフィリーソウル調アレンジが冴えています。
派手なサウンドに負けない奈保子さんの伸びやかな歌唱。
爽やかで眩しいサマーブリーズが吹き抜けていきます!
躍動感ある振り付けも素敵。
白いドレスが清楚で美しく、似合っています。
カップリングは『MANHATTAN JOKE』。
『デビュー〜』と両A面扱いなのでB面ではありません。
映画『ルパン三世/バビロン黄金伝説』の主題歌でした。
ルパンと言えば勿論、作曲は大野雄二氏。作詞は秋元 康氏でした。
奈保子さんも映画に声優で参加しました。
奈保子さんの特集は今回でひとまず終了。
コロムビア時代の後期の作品にも好きな作品があるのでそれらはまたいつか。
奈保子さんの音楽は過小評価されていると思います。
今から二年程前、結婚、出産,育児で歌手活動を休止していた奈保子さんがiTunes storeからピアノの弾き語り集をひっそりリリースしました。たちまちファンの間で話題になりCD化されました。
いつかまた奈保子さんの新しい歌が聴けますように。
『デビュー〜Fly me to love』《AH-601》〈作詞:売野雅勇/作曲:林 哲司/編曲:鷺巣詩郎〉(03'56'')【1985】
この時代のアイドルに熱狂するには、歳をとりすぎている世代ですが、「けんかをやめて」や「スマイル・フォー・ミー」などは、ちゃんと頭に浮かんできます(全部じゃないのが悲しいけど)。
そういう少し離れたところから見聞きしていた人間には不思議なシンガーでしたね。トップアイドルなのに、ベタベタとこびるようなところがなく、かといって、決してツッパリではなく、常に笑顔だけれど、どこか無機質のような。そんな印象を受けました。
とにかく多くのアイドルの中にあって異彩を放っていました。
いつのまにか消えてしまったような感じ(ファンの方々にとってはそうではなかったのでしょうが)ですが、復活の兆しがあるのですね。
by MOMO (2008-02-12 22:16)
>MOMOさん、コメント&NICE有り難うございます!
河合奈保子さんは、聖子さんや明菜さんや小泉さんのような「押しの強さ」は無かったけれど、歌手としてのアイデンティティを全うした存在だと思います。
by 都市色 (2008-02-13 10:13)