『 MY CHERIE AMOUR / STEVIE WONDER 』 [ソウル/60年代]
こんばんは。
本日はついにスティーヴィー・ワンダーの登場です。
スティーヴィーと言ったらコレ!
バクハツする僕の「マイ・シェリー・アムール」!
問答無用の名曲。
儚げな切ないメロディに溶ろけてしまいそうです…。
有線で、コンビニで、そしてまたラジオから、この曲がどこかからか流れて来た瞬間にもう魔法にかかったかのように、
こゝろがソワソワドキドキしてしまいます。得も云われぬ美しいメロディに胸がたかなります。
そのくらい何か奇跡的な音楽。
大好きとしか言いようがありません。
1969年のヒット作。
「inner visons」や「fulfillingness' first finale 」 などマルチな才能がバクハツする70年代以降の作品も素晴らしいのですが、
その成功の足がかりとなる「my cherie 〜」の瑞々しさ、蒼さが魅力です。
僕の愛するシェリー、
夏の日のように愛しく、
銀河のように遥かな、
僕が心から憧れる可愛い人よ、
あなたにのみ僕の心は高鳴るんだ、
あなたが僕を好きなら良いのに…
なんともシンプルで切ない独白の歌詞ですね。
片思いの孤独感がアートの域にまで高められています。
テレビでの演奏映像です。
いかにも70年代のソウル風なコンボによるファンキーでメロウなアレンジも良いですね。
こちらがオリジナルです。
でもやっぱりオリジナルバージョンのアレンジが好きです。
のストリングスの美しさに鳥肌が立ちます。
スタンダードの風格。
この時期の若々しい歌唱も曲のイメージにあっています。
うっとりするSEVENTHのコードの調べ。
B面は『YESTER-ME YESTER-YOU』。
こちらはスティーヴィーのオリジナル作ではないですが良い曲です。
若々しい熱唱を堪能出来ます。
アルバム『MY CHERIE AMOUR』はオリジナルとカヴァーで構成され、
当時ヒットしていたドアーズの「ハートに火をつけて」やスタンダードナンバー、
そしてニックデカロがカヴァーした『ANGIE GIRL』 も収録されています。
ヴァラエティに富んだ、ヤング・スティーヴィーを楽しめる内容。
『 MY CHERIE AMOUR 』《MOT-421》〈 Stevie Wonder - Henry Cosby - Sylvia Moy〉(02'50")【1969】
この曲いいですね。
僕も好きです。
どうしてもアルバム単位で聴くことが多いので
STEVIEといえば'70年代の傑作アルバムを聴くことが多いんですが・・・
初期のシングル曲にもいい曲がありますね。
'60年代は、特にMOTOWNはシングル主導でしたから。
聴きのがさないようにしないとです^^;
by DEBDYLAN (2008-03-15 22:07)
当時田島信者のワタシは
氏イチ押しのアルバムを聴いたら
素晴らしい出来に驚き…
モータウン的な音なんでしょうか…
その後
新しめのアルバムを試聴して、
その手触りの違いに棚にそっと戻してみたり。
そしてそして
[接吻]の
B面[微笑みについて]
がモロ
Hello young lovers
な気がして仕方ない訳です
by やなやん (2008-03-16 00:15)
>DEBDYLANさん、こんばんは。
コメントありがとうございます!
シュープリームス、マーサ&ヴァンデラス、フォートップスらが活躍した60年代のモータウンはホランド-ドジャー-ホランドやスモーキーロビンソンらの作曲家によるシングル市場でしたね。
マーヴィンゲイの「WHAT'S GOIN’ ON」が分岐点でしょうか。
by 都市色 (2008-03-16 00:23)
>やなやんさん、こんばんは!
コメントありがとうございます!
田島氏が「MY CHERIE〜」を選んでいた記事、僕も読んだ事があった気がします。
確かに「HELLO YOUNG LOVERS」の華やかなアレンジは影響を与えているかも知れませんね。
あの頃の田島氏は黒かった。
by 都市色 (2008-03-16 00:26)
MY CHERIE AMOUR のシングルとは!
初めて見ました!
この頃のスティーヴィーは本当に天才ですね。
ここ十数年位、盛り上がらないというか、時代が変わったのでしょうか・・・
アルバムも良い出来なのですが・・・
寂しさを感じてしまいます。
by 蟹道楽 (2008-03-16 03:03)
>蟹道楽さんこんばんは。
コメントありがとうございます!
このドーナツ盤は実はオリジナルではなく近年再発された復刻盤です。
少し前に出たスティーヴィーの新作は評判が良かったですね。
若い人は聴かなくなってしまったのでしょうか。
by 都市色 (2008-03-16 03:50)