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『タイムマシンで連れって/ ACE FILE』 [邦楽女性アイドル/00年代]

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こんばんは。
本日もアイドルポップスを。

21世紀のアイドルを取り上げましょう。
20世紀の終りから21世紀の初頭、20代の終り、僕が最も熱心なアイドルファンだった頃に出会った大好きなシングル。

“エースファイル”という4人組の女性アイドルグループ。
ご存知の方はどれだけいるか分かりませんが、大好きでした。
2000年から2002年の初頭まで活動したグループ。
工藤あさぎ、奈良沙緒理、久志麻理奈、そして吉川茉絵という個性的でキュートな四人組。
ホリエージェンシーの精鋭のこの4人はグループ活動と平行してソロでも活動されていました。
工藤さんと奈良さんはOHAガールもやってました。久志さんは元チェキっ娘でした。
「日本真白化計画」を合い言葉に白を基調とした衣装が印象的で爽やかでした。

このシングルは2001年の春にリリースされたセカンドシングルです。
このリリースイベントよく都内へ出かけました、ハイ。
石丸とかヤマギワとか。

タイトル曲の「タイムマシンで連れてって」。
打ち込みのグルーヴィーな高速イントロから既にハイテンション。
21世紀の突入に相応しいハッピーでアッパーなサウンド。
ワクワクするようなメロディ。
ハイパーなテクノポップです。

以前取り上げた「スキスキスー」の次に僕がPerfumeにカヴァーして貰いたい一曲!!
Perfumeファンにも聴いて頂きたいです。

二曲目は『リンゴの気持ち』。
ハイテンションのグルーヴィーな展開は更に続きます!
ならっちこと奈良沙緒理さんの元気でボーイッシュなリードヴォーカル曲。
ダンサブルで印象的なシンセのフレーズ、そしてファンキーなギターのカッティング。
鮮やかでメロウで爽やかなメロディが心を抉ります。
この曲も素晴らしいです。

三曲目は『24時間』。
こちらは工藤あさぎさんと吉川茉絵さんのデュエット。
コンビニのバイト同士のカップルの清い交際の唄。
シャッフルビートの心地よい明るいポップなナンバー。
この曲も素晴らしい!
二人の楽しい掛け合いも聴き所。
チャーミングな唄に和んでしまいます。

以上の三曲とも日比野信午氏の詞曲。
どれもメロディアスです。
この方はかつてPARIS BLUEというユニットのメンバーでした。
アレンジは武藤星児氏。こちらも才能のある方です。
山沢大洋氏との仕事が有名ですね。

最後にエースファイルについて。
彼女たちのステージは遊び心いっぱいで笑いの絶えない楽しいものでした。
精力的にイベントやライヴを行っていました。
ファンの方も熱くて優しい方ばかりでしたね。
エースファイルには吉川さんと久志さんの二人のグループ内ユニット“くしよし”と云うモノもあり、
うしろゆびさされ組を彷彿させるユニークな音楽性でした。
その他、彼女たちが関わったソロシングルなどは実にユニークな聴き応えあるモノが多かったです。

因みに僕がエースファイルで一番好きだったのは吉川茉絵さんでした。
彼女の才能は素晴しかったですね。
唄も踊りもユーモアのセンスも楽器も達者でした。
彼女がかつて誕生日に好きなアイドルポップスやJポップを100曲歌い切るという企画のイベントをやって見事に歌詞を間違えずに歌い切ったのには驚きました。エンターテイナーです。
彼女のファンで幸せだったと思います。

そんな彼女たちの同窓会イベントが先日4/7に都内は新宿ロフトプラスワンで開かれました。
残念なことに仕事で平日で遠方と云うコトもあり参加出来ませんでしたが。トホホ。
ネットのあちこちでレポートを拝見しましたが、元メンバー達のお元気で変わらぬお姿に感動しました。
あの頃の楽しい想い出が蘇ってきました。
イベント行けばよかったと心の底から後悔しています。

そのイベントを記念して本日彼女たちのシングルを取り上げたくなってしまいました。
マニアックな内容でスミマセン。

アイドルファン丸出しですね。

『タイムマシンで連れって』《VRCH 5018》〈作詞・作曲:日比野信午/編曲:武藤星児〉(03'41'')【2001】


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コメント 2

いとぞう

この曲、本当に秋葉原にピッタリというか、キラキラしてワクワクするサウンドですよね!たしかにPerfumeがカヴァーしたら面白いかも。
当時の事は僕はよく分かりませんが、きっとイベントも楽しかったんでしょうね。同窓会イベント、行けなくて残念でしたね。行こうか行くまいか迷った時はやっぱり行くべき!なんでしょうね。
その悔しい気持ち、同じくアイドルファンである僕にはよく分かります。そして好きなアイドルにはいつまでも変わらないでいてほしい、これはアイドルファン共通の想いです。
by いとぞう (2008-04-13 22:29) 

都市色

>いとぞうさん、こんにちは。
コメントありがとうございます!

共感して下さって嬉しいです。
90年代終り〜21世紀初頭の秋葉原の雰囲気が懐かしいです。
by 都市色 (2008-04-14 13:34) 

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