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『TELL HER NO /THE ZOMBIES』 [英国ロック/60年代]

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こんばんは。
本日はゾンビーズいってみましょう!
名曲『TELL HER NO』です。


60年代の英国の哀愁ただようヴォーカル&インストゥルメンタル・グループの最高峰。
コリン・ブランストーンのミスティなヴォーカル。
ロッド・アージェントとクリス・ホワイトの抒情的な美しいメロディ。
日本のGSにも大きな影響を与えていますね。

名曲揃いのゾンビーズでもとりわけこの曲が大好きで大好きで大好きで…〈省略〉。
たった二分の曲なのに、この味わい深さ。何度聴き返したことでしょう。
コリン氏の泣きそうな歌声とメロウなロッド氏のメロディ、そしてクリス氏のせつないギターのリフ。
ドラム&ベースの跳ねるユニークなリズム。



何でもこの曲はゾンビーズの面々がディオンヌ・ワーウィックとツアーをしていた時に、彼女の歌うバート・バカラック作品のコード感にロッド氏が感銘を受けて作ったとか。
嗚呼、セブンスのコードの美しさ。
気の強い女の子に振り回されてしまう男の子の心情がコリン氏によって狂おしく歌われております。

ところで彼らは演奏中に何度「NO」と連呼しているのでしょう?


一方、B面は『LEAVE ME BE』
マイナー調の切ない旋律がいかにもゾンビーズらしい一曲。
こちらはクリス・ホワイトの作曲。




僕のシングル盤はアメリカ盤ですね。
ゾンビーズは再結成したり現在でも人気が高いですね。90年代の再評価も記憶に新しいところ。
僕が大学時代に好きだった娘もゾンビーズやキンクスとか好きでした。
フラれちゃいましたが。
切ない…。
『TELL ME NO』な瞬間でした。


『TELL HER NO』《45PAR 9723V》〈ROD ARGENT〉(02'05'')【1965】


ビギン・ヒア

ビギン・ヒア

  • アーティスト: ザ・ゾンビーズ
  • 出版社/メーカー: インペリアルレコード
  • 発売日: 2008/01/23
  • メディア: CD


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コメント 4

Lo-Fi

再発された時に「Odessey and Oracle」を聴いて初めて知りました。
このアルバムは聴いたことなかったです。
「TELL HER NO」、いい曲ですね。
今聴いても素敵です。


by Lo-Fi (2008-06-09 00:10) 

都市色

>Lo-Fiさん、こんにちは。
コメント&niceありがとうございます!
「オデッセイ&オラクル」も素晴しいですね!
このシングルは実際にゾンビーズのオリジナルのファーストに入ってないですが、現行のCDにはボーナストラックとして入っています。
ファーストも「オデッセイ〜」のようなトータル性は無いのですが良い曲が多いと思います。
by 都市色 (2008-06-09 16:15) 

DEBDYLAN

この曲好きです。
メロディーが切ないですね。
この時代の曲の中では凝ったコード進行してるんじゃないでしょうか?

セヴンス・コードの響き。
美しいです。

by DEBDYLAN (2008-06-13 00:28) 

都市色

こんにちは、DEBDYLANさん。
コメント&NICEありがとうございます!
不思議な曲ですよね。
ユニークなリズムパターンもメロディの美しさも 「NO NO NO…」を連呼するところも。大好きです。
by 都市色 (2008-06-14 09:34) 

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