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『WORLD CLASS FAD / PAUL WESTERBERG』 [米国ロック/90年代]

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こんばんは。
英国のポールさんの次は米国のポールさんを。
グランジロックの顔役。
パワーポップの用心棒。
伊達男、ポール ウェスターバーグ。
元リプレイスメンツのフロントマン。
ザ・リプレイスメンツはミネアポリス出身のバンドで80年代半ばから90年代初頭に活動し、グランジ/オルタナティヴ ロックの元祖と言う評価が高くありますね。
日本ではあまり知られていない気がしますが、母国では大変人気があり、彼らの影響は大きいです。
グリーンデイとかレモンヘッズとか人気プロデューサー、ブレンダン オブライエンとか影響を受けてますね。MUSICIAN'S MUSICIANという有り難いような有り難くないような評価もあります。

さり気なく、気負いなく痛快なロックンロールを書けるミュージシャンって感じですね。
一筆書きで書いたメロディが無駄を削ぎ落としたカッコ良さ。
サラッとグッと来るフックラインが生まれてしまう。
ジョン レノンやニール ヤングに通じるシンプルだけど良いメロディを作ることが出来るソングライターなのだと思います。
アレックス チルトンみたいに、酔いどれてやさぐれててもサマになる。

今回のシングルは彼のファーストアルバム『14SONGS』(1993)からのシングルカット。
90年代はよくアルバムを買っていましたね。
アルバムをリリースするに従ってサウンドがルーツ音楽に根ざしたフォーク寄りになって、近年はアルバムをチェックすることが無くなってしまいましたが。
大好きでした。
僕はソロからリプレイスメンツにさかのぼって聴いたクチですが。
リプレイスメンツは最近再結成されたそうで、過去のアルバムもデジタルリマスターで再発されたそうですね。
ラウドなギターサウンドの味付けがピッタリなシンプルで明瞭なメロディライン。



前回のウェラー氏同様、ジュールズ ホランド氏がホストを務める人気音楽番組での演奏です。
同じく1993年の映像です。

B面は『SEEIN' HER』。
こちらも痛快な8ビートのロックンロールでA面以上にキャッチーなナンバー。
ライヴでは漏れなく盛り上がるに相違ない曲。
ポップコーンみたいに弾けて、ビートに合わせて踊りたくなってしまいます。
こんな曲が書けてバンドでギターをかき鳴らしながら唄えたら気持ちが良いでしょうね!
アルバム未集録なのが勿体ないかくれた名曲です。
ベスト盤で聴けます。

日本にもライヴにきて欲しいですね。
さぁ、次回は我が国のポールさん、
そう、ポール牧さんのマキシシングルをご紹介!ウソ。
フランスのポールさんはまたいずれ。

『WORLD CLASS FAD』《WO183 5439-18455-7》〈Written by Paul Westerberg〉(3'28'')【1993】



14 Songs

14 Songs

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sire/Reprise
  • 発売日: 1993/06/15
  • メディア: CD




Besterberg: Best of Paul Westerberg

Besterberg: Best of Paul Westerberg

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Rhino
  • 発売日: 2005/05/23
  • メディア: CD



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