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『MERCY / DUFFY』 [英国ロック/00年代]

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こんばんは、本日も最近のヒットシングルを。
最近と云っても比較的に「最近」という意味ですが。
今回もイギリスから。
どーでも良いですが僕のブログは洋楽においてはイギリス系のミュージシャンのシングルが多いですね。
それはそれとして。
かねてから輸入盤で評判を呼んでいた、UKロック界の新星、DUFFYのNo.1ヒットシングル『MERCY』。
デヴューアルバム『Rockferry 』もチャート四週連続No.1。
洋楽ファンの度肝を抜く歌唱。
ビターな歌声が新鮮ですね。
このキリッとしたしょっぱい感じがいいです。
この声はなんというかブルースが染み込んでいて深いです。
DUFFYさんは顔があ〜ちゃん似ですね。ちょっとあか抜けない感じに通じるモノがあり。
どーでもよいですが。

『STAND BY ME』っぽいシックスティーズのR&B風なイントロが印象的です。
このシンプルな楽曲の構成は一歩間違えば単純に飽きられてしまいますが、聴いていてワクワクしますね。無駄な贅肉を削ぎ落とした、引き算の美学。
チープなオルガンもファンキーですね。
この曲はダフィ嬢とスティーヴ ブッカーによる作品で、スティーヴ氏はカントリー系のソングライターとして活躍しているミュージシャンで、この楽曲の演奏、録音もスティーヴ氏が殆ど一人で手掛けています。
この曲も前回のガールズアラウドに続いて三分台の作品。

彼女はラフトレードレーベル所属と云うコトですが、ラフトレードってまだあったんですね。
無知でした。



カップリングは『TOMORROW』。
アルバム未収録作。
ダフィ嬢とEG ホワイト氏との共作。
エグいワウギターのイントロ。
泥臭くブルージーな演奏。これもカッコいいですね。
メンフィス産のR&Bって感じで渋いですが、サビからの甘美なストリングスが良いアクセントになっています。
曲の内容はキャロル キングの「will you love me tomorrow」を彷彿させますね。
哀愁のこもったダフィ嬢の歌とメロディがどこか悲しい結末を予想させます。

この二曲には含まれていないですが、アルバムでの多くの作品を元スウェードのバーナード バトラーが作曲&プロデュースに関わっているのも話題です。バーナード氏の60年代UKへの強い憧れがダフィに乗り移っているようです。

因みに、今回紹介しましたシングルは国内盤で8月にリリースされています。
歌詞対訳つきで¥500。実に良心的な価格です。
海外のアーティストのシングルが国内盤で切られるのは珍しい気がします。
それだけ人気が高いのでしょう。
全てのシングルがこの価格で販売されたら素晴しいのですが、一度観てしまったら飽きてしまうDVDはどうでも良いのでもっとシングルを安くして欲しいですね。
10月にプロモーションの一環で来日してショウケースライヴを開いたそうですが好評だったそうです。来年には来日ツアーが予定されてますね。
生で聴いてみたい歌声です。

『MERCY』《UICP-5025》〈written by Duffy ,Steve Booker〉(3’43’’)【2008】


ロックフェリー(初回生産限定特別価格)

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: UNIVERSAL INTERNATIONAL(P)(M)
  • 発売日: 2008/09/24
  • メディア: CD



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コメント 1

都市色

>Lo-fiさん、niceありがとうございました!
ダフィと聞いて、ライラックタイムを思い出した僕です。
by 都市色 (2008-12-04 17:26) 

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