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『THE PROMISE / GIRLS ALOUD』 [GIRL POP]

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こんばんは。
今年ももう終わりに近づきました。
本日から最近のシングルを幾つか続けてご紹介していきましょう。
イギリスの人気女性アイドルグループ、GIRLS ALOUDの最新ヒットシングル『THE PROMISE』。

11月にリリースされて見事UKチャートで一位を獲得しています。
アルバムも大ヒット中。

彼女達は6年前、イギリスのTVのオーディション番組で選ばれて結成された五人組。
上記のジャケットで、左からCherryl, Nicola, Sarah, Kimberley, Nadine 。
クールでセクシィな雰囲気で、ルックスも素敵ですね。
スパイスガールズより好みです。
といってもこのシングルまでは彼女達のことは不勉強で全く知りませんでした。

昔から、女性アイドルグループが好きでした。
キャンディーズもピンクレディも幼い頃からTVの国からキラキラしていました。
そしておニャン子クラブ、Qlair、ハロプロならタンポポか。そしてPerfume。
当然そのルーツとも言える欧米の60年代前半にヒットパレードを彩ったガールグループ達。
シュレルズ、クッキーズ、ロネッツ、シフォンズ、シャングリラズ、ロイヤレッツ、シュープリームス、マーサ&ヴァンデラス、シェパードシスターズ、コーデッツ、などなど。
年頃の可憐な女の子達が、可愛いお揃いの衣装を身に纏い、スポットライトを浴びて、キュートな振り付けで、ポップな歌を唄うという条件が揃ったときにステレオから魔法が生まれ、男の子達のハートを解放してくれます。
それは今でも変わりません。
そんな魔法を最近かかったことはあるかい?
僕はあります。

最近、超お気に入りのシングル。
11月に入り数日間、何度も何度もリピート再生。アゲンナゲンナゲンナゲン…。
まるで60〜70年代のポップス黄金時代に生まれてコールドスリープから目を覚ましたようなポップスの魔法にみちた名曲。ガールグループファンの僕には堪りません。
こういう曲こそをヒット曲と言い切りたいです。
シャニースの『I LOVE YOUR SMILE』のような屈託の無いポップミュージッック。

70年代っぽいゆったりとしたシェイクのリズムにハートも揺れる。
「SOULFUL STRUTT 」のようなホーン。
ベースとドラムもグルーヴィでコシがありますね。
サビのセクシィでスリリングな展開に胸のときめきを隠しきれません。
♡を鷲掴み!
それぞれのメンバーの歌唱も魅力的にフィーチュアされてますね。
Nadine、Sarah嬢の歌いっぷり。
Kimberley,Cherryl嬢の歌う大サビ。
Cherryl嬢の吐息に昇天。
間奏も無く、彼女たちの唄のキュートさをギュッと凝縮した三分。
今どき三分台って珍しいですね。この曲の長さにもこだわりを感じます。
そしてこのPV。



ドライヴイン シアターのスクリーンに映る五人のきらびやかなロングドレス、メイクそしてアップした髪型。
モノクロで判りづらいけれど、気分は『ドリームガールズ』?
または『ロシュフォールの恋人たち』におけるクライマックスでの夏祭りのソランジュとデルフィーヌ?胸の鼓動が止まらない。


このシングルはジャケットを観て頂けるとお分かりの様に、アナログ盤でピクチャーディスク仕様です。
彼女達のオフィシャルサイトを通じて限定7インチを購入しました。

B面は『GIRL OVERBOARD』
これもアイドルっぽい作品で、マイナー調でノリの良いキャッチーな作品。
ライヴ音源です。

最近の英国音楽事情に疎いのでこの曲のクレジットでの作者のプロフィールに関しては判りません。
どなたか教えて下さい。
少し懐かしいサウンド、でも少し新鮮に響かせると云うところにこの楽曲の魅力がありますね。
こういう曲が日本でも沢山聴ければチャートも楽しいのですが。

『PROMISE』《LC00309》〈Witten by MIRANDA COOPER, BRIAN HIGGINS, JASON RESCH, KIERAN JONES, CARLA MARIE〉(3’43’’)【2008】
Out of Control

Out of Control

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Polydor UK
  • 発売日: 2008/11/11
  • メディア: CD



Out of Control

Out of Control

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Fascination
  • 発売日: 2008/12/08
  • メディア: CD


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コメント 7

Ouたstation

 自分はこの曲と前のシングル"Can't Speak French"の2曲(日本でも輸入CD屋等で購入することが出来る、イギリスのオムニバス"Now"のvol.70と71に収録)が気に入って、最近になって彼女達の過去の楽曲を振り返って聞いている最中です。

 ちなみに彼女達がこれまでにリリースした全シングルを手がけている(これも最近になって気付いたのですが、、)プロデューサーはBrian Higgins & Xenomania(詳しくはwikipedia参照)という人達で、彼女達がヒット曲を連発したことで、他のアーティストからの依頼が絶えない、という今売れっ子のプロデューサーチームだそうです。去年イギリスでヒットしたGabriella Cilmiの”Sweet About Me(この曲もレトロな感じの曲です)”やSugababesの何曲かのヒット曲も彼らの手によるものです。

 でも”The Promise”は彼女達に新たなファン層を呼び起こしそうな曲ですよね(イギリスでは)。Coldplayのイギリスでの今夏のスタジアムツアーではオープニング・アクトだそうです。しかし、Girls Aloudのアルバムって日本で1枚もリリースされていないんですね、知らなかった、、、。日本では無名なはずだ。

 
by Ouたstation (2009-01-26 22:42) 

都市色

>Ouたstationさん、はじめまして。
コメントありがとうございます!
GIRLS ALOUDに関する情報ありがとうございます。
彼女達のルックスなら来日すればファンはきっと増えると思いますし、「PROMISE」の様なキャッチーな曲ならヒットすると思います。
国内盤が出てないなんて勿体ないですね。
来日して欲しいです。
新曲「LOVE KIND」も中々良いですね。
「SWEET ABOUT ME」は聴いたことが無かったのでYOU TUBEでチェックしました。オールディーズっぽいですね。情報ありがとうございます。他のBrian Higgins作品も調べてみようと思います。

by 都市色 (2009-01-28 21:42) 

Ouたstation

 2月18日(昨日)にイギリスのグラミー賞(みたいなもの?)”Brits Awards 2009”の発表があったのですが、”The Promise”が今年の最優秀楽曲(Best British Single)を受賞しましたよ(ちなみにBritsで賞を取ったのは今回が初めてだそうです)! You Tubeではすでに画像がアップされているので、その時の模様を見ることが出来たのですが、しきりに”キャリア7年目”というのを強調していたのを見て、なんか去年のPerfumeを思い出してしまいましたが、、、。ちなみに自分は前回のかきこ以来、すっかり彼女達(と、プロデューサーのXenomaniaの音世界)にハマってしまっている状態です。
by Ouたstation (2009-02-19 23:00) 

都市色

>Ouたstationさん、こんにちは。
貴重な情報ありがとうございます!
『promise』が最優秀楽曲賞に選ばれたなんて!!
大変嬉しく思います!!
さすがですね。
七年目にしての受賞は嬉しいでしょうね。
更なる活躍を、特に日本でももっと評価が高まりますように!
僕ももっと彼女達の音楽を追っかけてみたいです。
by 都市色 (2009-02-22 11:14) 

Ants

はじめまして。Girls Aloud(及びXenomania)のファンの者です。

ご存知の通り彼女たちは日本ではほぼ無名の存在なので、ファンとしては言及されるだけでも嬉しいのに、楽曲を絶賛されていて今すごく感動しています!

Xenomaniaプロデュースの楽曲は3,4分の短い間にたくさんのフレーズが詰め込んだ複雑な曲構成(「Aメロ-Bメロ-サビ」の繰り返しではない)と、レトロなポップスから80'sポップ、カントリー、ニューウェーブ、エレクトロなどをごちゃ混ぜしたサウンドが魅力だと思います。

Girls Aloudでは他に、ロカビリー調の「Love Machine」、The Animalsの「Club-A-Go-Go」のリフを拝借しつつドタバタした曲展開で引っ張る「Biology」、キャッチーなハイパーダンスチューン「Something Kinda Ooooh」などがおすすめです!

また来月発売のPet Shop Boysの新作がXenomaniaプロデュース作品になるので、日本でも少しは知名度が上がれば良いなと思っています。
by Ants (2009-03-01 02:52) 

都市色

>Antsさん、こんにちは。
はじめまして。
コメントありがとうございます!
Xenomaniaは日本なら中田ヤスタカに相当する売れっ子なのでしょうね。
「Something Kinda Ooooh」「Love Machine」はノリが良いし、「Biology」はユニークで。
「Call The Shots」もカッコいいし、新曲の「The Loving Kind」も気に入ってます。この曲はPSBも関わっているらしいですね。
Xenomania関連はSaint Etienne「 Burnt Out Car」やAnnie の「 My Love Is Better」も良いですね。
来日して欲しいですね。
by 都市色 (2009-03-02 16:42) 

Ouたstation

 Antsさん、はじめまして。自分もGirls Aloudのネタが載っているサイトを検索していた時にこのブログにたどりついて、かきこを入れたものです。今のところ自分は彼女達(例えばルックスとか)自身よりも、ゼノマニアが手がけた楽曲に惚れている部分の割合の方が多い、という感じですが、よくよく見ると(最後まで見分けがつかなかったのがCherylとKimberlyですが、最近になってようやく区別がつくようになりました)バラバラなルックス、キャラクター(多分?)等、グループ自体にもだんだんと興味が持てるようになりました。個人的な好みは、一番明確(あるいは、見たまま)な感じがするSarahですかね、、。

 あと、ゼノマニアの楽曲に惚れたのは、”あらゆるタイプの楽曲を、楽曲の良さを活かしたまま、モダンな今風のアレンジで仕上げるセンス”を感じたからです。某日本の洋楽ロック雑誌にペット・ショップ・ボーイズの新作と関連したインタビュー記事が出てますが、”ゼノマニア”、”Girls Aloud”の名前がフューチャーされてるだけでうれしくなります(PSBの新作、購入するでしょう、多分)。

 前にかきこを入れた時に、”Perfume”とつい比較してしまいましたが(彼女達のファンでもあるので)、”プロデューサーとの関係”、”グループ結成以来、メンバー・チェンジがない”、”ガールズ・グループ好き以外の音楽ファンにもアピール出来る楽曲の完成度の高さ”、この2グループに妙な共通点を感じるのは自分だけでしょうか(ということは、日本でも人気が出る可能性はある?)?


 P.S. 自分が好きなGirls Aloudの曲は"Sexy, No No No", "Something Kinda Ooooh", Rolling Back The River In Time(次シングルになって欲しかった、、)", "Racy Lacey", "Big Brother", モロnew wave風な"Love Is Pain"辺りですね。あ、あと”Graffiti My Soul”(GA版、"エレクトロ・ワールド" 的なかっこ良さ!)も外せないですね。

by Ouたstation (2009-03-03 00:28) 

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