『SUNFLOWER / PAUL WELLER 』 [英国ロック/90年代]
こんばんは。
ポール ウェラーが来日していますね。
ツアーの日程は終了したようですが。
生憎ライヴへは参加出来ませんでした。
まだ僕は一度もライヴを体験していないのです。
アクションが多く、パワフルな内容だったと,素敵な風の噂に聞きました。
と、いう訳でポール ウェラーのシングルをご紹介。
僕が一番好きな彼のアルバムは『WILD WOOD』(1993)です。
大学に入って間もなく買ったアルバムだし,ホントよく聴きました。
CDとアナログ盤も持ってました。
思い入れ深い作品。
あ、新作も良いですね。
JAM、スタイル カウンシルを経て、ソロ活動。
先達の残した偉大なR&R、R&Bの遺産を自己流に咀嚼するコトに苦心と努力を重ね,セカンドアルバムでその成果が発揮された感があります。
それまでのキャリアを投げ打ってポール ウェラーが到達した等身大のソウル魂。
名盤『WILD WOOD』の先行シングル『SUNFLOWER』。
贅肉を削ぎ落としたソリッドな演奏 、無骨なメロディと唄。
♪こんなコトがいつまで続くかなんて気にしない
オレたちには将来も過去も無い
正気でいられるうちはこの曲を書こう
言葉とメロディの行方を選びながら
サイレンのように鳴り響くエレクトリックギターのイントロ。
荒々しく逞しい演奏とビターなメロディがエネルギッシュですね。
男気漲るウェラー節。
惚れたぜ乾杯!
マキシシングルの二曲目は『KOSMOS SXDUB 2000』。
自身の名前を冠したファーストアルバムのラストを飾る楽曲のリミックス。
この曲もとても大好きですね。
クールでスペーシー。
浮遊感のあるメロウな16ビートのミディアムチューン。
三曲目はライヴテイクで『BULL-RUSH/MAGIC BUSS』。
同じくファーストアルバム収録曲で、『SUNFLOWER』への布石とも言えるワイルドでファンキーなロックチューン。
曲のエンディングでボ・ディドリー ビートが渦巻き、THE WHOの『MAGIC BUSS』が突如現れて演奏を更に盛り上げます。
四曲目は『THAT SPIRITUAL FEELING (NEW MIX)』。
スタイル カウンシル時代の盟友ミック タルボットとの共作によるいかにも当時のUKなアシッドジャズ風インスト。ファンキーでリラックスしたセッション。
ウェラー氏も50才ですが、老いてますます血気溢れる若大将。
英国の原 辰徳って感じですねって違うか。
『SUNFLOWER』《GOD CD102/85/203-2》〈Written by Paul Weller〉(4’09’’)【1993】
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