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『ONLY LOVE CAN BREAK YOUR HEART / ST.ETIENNE』 [英国ロック/90年代]

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こんばんは。
洋楽の雨の歌を、と云いたいところですが、実家に紹介したいモノが起きっぱなし。
実家に戻ったら持って来ようと思うのですが、実家に帰ると他の用事を優先してしまい、なかなか思い通りに行かないものです。
と、言う訳で雨に聴きたいシングルを。
セイント エティエンヌのこの歌を。
渋谷系を追っかけていた頃好きでしたね。
サラ クラックネル、ボブ スタンレー、ピート ウィッグスの三人組。
彼らの初期の代表曲。
ご存知ニール ヤングのド名曲のカヴァーですが、90年代初頭の英国のムードに相応しいサウンドに仕上がっていて、ST.ETIENNEらしい浮遊感あるポップな魅力が出ている作品です。
この世に数あるニールヤングのカヴァー作品のなかでも出色の出来だと思います。
グランドビートの硬質なリズムと憂いを込めたキーボードの音色。
メロディも少しアレンジを加えてモノクロームなムードを醸し出しています。



この曲を唄っているのはサラ クラックネル嬢ではなく、モイラ ランバートという女性です。
サラ嬢がグループに参加する前のシングル。
モイラさんのクールな歌唱も曲調にピッタリ。
僕が所有しているのはマキシシングルですが、全編『ONLY LOVE 〜』尽くしって感じで様々なリミキサー陣がこの曲を料理しています。アンドリュー ウェザーオールやケニー ドープらによる5種類の『ONLY LOVE〜』が聴けます。
三曲目だけ『STONED TO SAY THE LEAST』というインストのオリジナルソングが入ってます。
こちらもムーディーでメランコリックなダンスミュージックという感じです。

大学生だった当時、渋谷の輸入レコード屋さんとかでサラレーベルのミュージシャンの12インチとかアレコレ買ってましたけど、結構処分してしまいました。
また聴きたくなった時には遅いですが。

彼らはよくピチカート ファイヴと比較されましたね。
野宮真貴さんが在籍していた90年代の初期のサウンドはグループ構成も似ていましたし、「女性上位時代」の頃のサンプリングやグラウンドビートを多用した音作りは通じるモノがありましたね。
確かST.ETIENNEが90年代中期に来日したときに対バンしたことがあったと記憶しています。
彼らは現在も活動中。

そう云えば、ニール ヤングの噂のボックスが出ましたね。
値段を見て躊躇しまくりです。

『ONLY LOVE CAN BREAK YOUR HEART』《9 40196-2》〈Written by Neil Young〉(4’28’’)【1991】


Foxbase Alpha

Foxbase Alpha

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Warner Bros.
  • 発売日: 1992/01/08
  • メディア: CD



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