『I WANNA BE YOUR BOYFRIEND / RAMONES』 [米国ロック/70年代]
1-2-3-4!!
パンクでもう一枚。
今夜はラモーンズでガバガバヘイ!
ストイックに様式美を貫いたラモーン一家。
カッコいいですよね。
ナヨッとした風貌にも男気を感じます。
兄弟の血よりも濃いバンドの絆。
取りあげるのは『I WANNA BE YOUR BOYFRIEND』。
何とこのシングルはそのデモヴァージョンです。
初期衝動のさらに初期の演奏。
記念すべき1stアルバム『ラモーンズの激情』の四曲目ですね。
シンプルにシンプルを極めたスウィートなラヴソング。
Aメロとサビしかありません。
デモを聴いてみるとオリジナル同様、意外ともったりとしたリズム。
牧歌的なほのぼのとした雰囲気ですね。
そこがちょっと可愛らしくて。
革ジャンとスニーカーとボロボロのジーンズに身を包んで武装しても、はみ出てしまう「青さ」のメロディです。
ジョーイの気弱な優男風のヴォーカルもいいじゃありませんか。
ライヴではもう少しテンポを上げてます。
B面は『JUDY IS A PUNK』。
こちらも名曲。
1stアルバムの三曲目。
ジョニーとディーディーの入魂のダウンストロークが刻む爆裂8ビート!!
猪突猛進な演奏に昇天の一分三十秒!!
能天気なメロディもサイコー。
ハンドクラップもいい味出してます。
♪ jackie is a punk
judy is a runt
they both went down to berlin , joined the ice capades
上記の歌詞のあとで小さく聴こえる「♪yeah!」が好きです。
どうでもいいですね。
あとデモバージョンでは珍しくエレキピアノが入ってます。
今回の二曲はライノから再発された1stアルバムのボーナストラックにも収録されています。
いやぁ、ラモーンズ最高。
継続することの美しさ。
貫徹することの素晴しさ。
聴き出したら止まらないですね。
大好きです。
ラモーンズよ、永遠なれ!
『I WANNA BE YOUR BOYFRIEND』《45-065》〈Written by RAMONES〉(02'25'')【1975】
>うまNAVIさん、NICEありがとうございます!
by 都市色 (2009-12-07 21:42)