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『HEY THERE LONELY GIRL / EDDIE HOLMAN』 [ソウル/60年代]

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こんばんは。
ちょっと気分を変えて、ブラックミュージック。
人恋しい季節に送るラヴソングの至宝。
エディホールマンの名曲。
『Hey there lonely girl』。
1970年のヒット曲。
彼の作品は以前も取り上げたコトがあります。
とっても大好きなファルセットシンガーです。
この曲はルビー&ロマンティックスがオリジナルで、タイトルは『Hey threre lonely boy』でした。
リードヴォーカルが女性だったのですね。
1963年にヒットした曲なのでオールディーズ然とした可愛らしいアレンジです。
今回取りあげますエディ氏によるカヴァーバージョンはグッとアダルトな三連のバラードに華麗なストリングスとホーンが舞い踊ります。
スウィートこの上ないメロディ。
センチメンタルなハートを掻き毟ります。
他の男に夢中な女性を振り向かせようとする男の切ない心の嘆きが裏声に昇天。



とっても大好きな映像です。
ライヴの興奮が画面から溢れてきそうです。
エディ氏の完璧なパフォーマンスに酔いしれるオーディエンス。
聴き惚れている聴衆の一人一人の青春時代の想い出をこの曲が彩っていたのですね。
彼らの瞳の輝きはまるで少年少女のようです。
感動的なスタンディングオベーション。
この映像の素晴らしさ。
アメリカのショウビズ界の奥深さ、エンターテイメントのレヴェルの高さ。
日本は叶いませんね。
それはそうと、
我が国でこの曲が有名になったのは達郎さんのカヴァーヴァージョンによってだと思います。
僕はそうでした。
1977年の二枚組のライヴアルバム『IT'S A POPPIN' TIME』に収録されました。
高校生のときにこの曲を聴いて何て素晴しい曲なんだと感動しました。
達郎さんによるファルセットも素敵でした。

B面は『IT'S ALL IN THE GAME』。
ジャズのスタンダード。
ゆったりとしたムーディでメロウなバラード。
作曲したチャールズ ドーズ氏はアメリカの副大統領を担当したこともある立派な政治家でノーベル平和賞も受賞したこともあるそうです。
こちらではエディ氏はファルセットを抑えて、ビターな歌声で歌い上げていますが、
コーダでファルセットがバクハツします。
この曲も達郎さんが『SEASON'S GREETINGS』にてカヴァーしていますね。

晩秋の夜長にスウィートソウル、いいんじゃないでしょうか。

『HEY THERE LONELY GIRL』《11240》〈E.SHUMAN & L.CARR〉(03’01’’)【1970】
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