『2000MILES / THE PRETENDERS』 [英国ロック/80年代]
こんばんは。
今年最後のクリスマス特集。
プリテンダーズの名曲『2000 MILES』。
このシングルは、アンプラグド ライヴ盤『THE ISLE OF VIEW』からのシングルカットでして、ライヴバージョンの『2000 MILES』です。
オリジナルバージョンは彼らの傑作サード アルバム『LEARNING TO CRAWL』【1983】のラストに配されています。
バンドの二人のメンバーがこのレコーディング前にドラッグで亡くなってしまうと云う悲劇に見舞われました。クリッシー女史が彼らへのレクイエムを込めてのこの美しいクリスマス ソング。
天に召された友たちに語りかけるように、粛々と厳かに、優しく歌われるバラード。
ライヴ盤もオリジナルバージョンを基調としながら、アコースティックギターによる素朴な響きのリフが温かく感じられます。さらに楽曲を惹きたてるストリングス アンサンブル。
クリッシー女史の歌声も凛々しく清らかですね。名曲。
二曲目もクリスマスソング。
『HAPPY CHRISTMAS』。
クリッシー女史のオリジナルで、アルバムには収録されてません。
ゆったりとしたミディアムテンポの、少しブルース風の哀愁漂うクリスマスソング。
こちらもじつに味わい深いです。
三曲目は『NIGHT IN MY VEINS』。
ライヴ盤リリース当時としては最新アルバム『THE LAST OF INDEPENDENTS』 からのヒット曲。
プリテンダーズらしい軽快なロックンロール。こちらもアコースティックセットでの演奏ですがノリは良いです。
現在も精力的に新作やライヴをこなすプリテンダーズ。
クリッシー女史のタフで瑞々しい演奏と歌、気取らず奢らずマイペースで女性ロッカーの先頭を走ってますね。素晴しい。
ライヴも是非観てみいたいですね、ってこればっかり。
それでは皆さん、
メリー クリッシー ハインド!!!
アレ?
『2000 MILES』《WEA024CD》〈Written by C.HYNDE〉(03’33’’)【1995】
タグ:クリスマスソング
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