『BACK FROM BEYOND / KID HARPOON 』 [英国ロック/00年代]
こんばんは。
今宵も洋楽の最近のシングルをピックアップしてみんとてするなり。
続いてはキッド ハープーンという男性SSW。
前回のニック ハリソンと同じく英国のアーティスト。
2006年にインディーズからシングル「RIVERSIDE」でデヴュー。
今回のは昨年秋に出た、彼の最新シングル『BACK FOR BEYOND』。
同時にファーストアルバムもリリースされました。
タイトル曲はグルーヴィでフォーキーなパワーポップ。
ザッ ザッ ザッ ザッと小気味の良いギターのカッティング。
グイグイとドライヴする8ビート。
一聴しただけで耳に残るシンプルでパンチの効いたメロディ。
巧みなソングライティング。
キッド氏のヴォーカルも愛嬌があり、個性的で味わい深いです。
気骨のある英国ロックシンガーの伝統を感じさせます。
何とこの曲は大御所トレヴァー ホーンがプロデュースしています。
B面はアルバムタイトルにもなっている『ONCE』。
しっとりと、もの憂い調べの三連のミディアムナンバー。
KATIE MELUAという女性シンガーがゲストで参加しています。
彼女のミステリアスなヴォイスも魅力的に響いています。
秋から冬にピッタリの哀愁の一曲。
他のシングルもなかなか出来が良くて、アルバムはまだ買ってないですが是非聴いてみたいです。
〝KID HARPOON〟というのは芸名らしくて、〝TOM HULL〟が本名のようです。
エルヴィス コステロのように息の長いミュージシャンになるかも。
あと、どうでもよいコトですがキッド氏の容姿が僕の大学時代の後輩のS君にソックリです。
『BACK FOR BEYOND』《YT034》〈Written by TOM HULL〉(03'16'')【2009】
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