SSブログ

『WALK IN THE RAIN / COLIN BLUNSTONE』 [英国ロック/90年代]

sc00260994.jpg

こんにちは。
2/22に大阪のビルボード大阪にて、コリン ブランストーンの来日公演を観てきました。
あれから一週間以上経ちますが、感動覚めやらずといったトコロ。
THE ZOMBIESのヴォーカリストですけれど、バンドを脱退後に開始したソロ活動も大変素晴しいモノがあります。
特にファーストアルバム『ONE YEAR(一年間)』はコレまで何度繰り返して聴いたか分からないほど大好きな一枚。
今回の来日はソロアーティスト、コリン ブランストーンとしての来日。
僕が観賞したのは大阪のビルボード。
お洒落なレストラン&ライヴハウスって感じで独りで観に行くのを少し躊躇ってしまいましたが、実際は思ったほど居心地の悪いところではなく、カジュアル席でのんびり楽しくライブを楽しめました。僕みたいなお一人様も結構いましたし。

ライヴの内容は一年前にリリースした約十年ぶりの新作『GHOST OF YOU AND ME』と『ONE YEAR』を中心として彼のソロでの代表作を披露するベスト オブ コリン ブランストーンと云った内容で大いに楽しめました。
この来日公演を是非観ようと思い立ったのも『GHOST OF〜』の内容があまりにも素晴しかったからなので、新作の曲を多く聴けて良かったです。
そしてコリン氏自身もお気に入りの名盤『ONE YEAR』からも聴けて涙が出るほど嬉しかったのです。
勿論ゾンビーズ時代の代表曲も少し歌ってくれました。コレも嬉しい!
なにより新作を聴いたときも思ったことなのですが、齢60を越えても全く声量が衰えておらず、60〜70年代の瑞々しく切ない歌声をキープしつつ、成熟した表現力で歌を響かせて下さったことに感激しました。若々しくスリムな体型にシックでダークなジャケットに身を包み永遠の青年のような歌声を披露されるコリン氏のミステリアスでミラクルなパワーを感じました。
ゾンビーズの音楽もそうですが、太陽のような照りつける光ではなく、ほの暗くも吸い込まれるような魅惑的な月の光をイメージさせます。
そして歌の歌の合間に魅せるジェントルでフランクな人柄。
はにかんだ笑顔がとっても素敵です。
丁度今回のシングルのジャケットのような雰囲気のコリン氏でした。
彼を支えるバックの演奏陣も4人ながら過不足無く歌の世界観を伝えてくれました。
ブリティッシュロックの流儀が染み込んだキレの良い演奏でした!

と、ライヴ評は此処まで。
シングルの紹介を。
『SHE'S NOT THERE/WALKING IN THE RAIN』。
三曲入りのマキシシングル。
これは1998年にリリースされた『LIGHT INSIDE』というアルバムを発表したときにカットされた物です。
一曲目は『WALK IN THE RAIN』。
ロネッツのヒット曲とは同名異曲。
あっちは『WALKING IN THE RAIN』か。
これはコリン氏によるオリジナルソング。
静謐と感傷を湛えた淡く甘いメロディが美しいバラード。
優しい雨。
そして雨が上がった後は陽射しが優しく降り注ぐような…。
ライヴでは聴けませんでした。

二曲目は『SHE'S NOT THERE』。
ゾンビーズの代表曲。
メンバーのロッド アージェントの作品。
このシングルに収録されている再録バージョンはイントロとラストにフュージョン風のギターソロが入ってます。ドラマティックな感じを醸し出しています。
全体の演奏もオリジナル版よりテンポが早く、ヒーロー物の主題歌に合うかも。



こちらの動画は最近のライヴからの物で、ゾンビーズのオリジナルバージョンに近いですね。
僕が観たライヴとほぼ同じ演奏です。
メンツも同じだと思います。
ライヴでは『TIME OF THE SEASON』も聴けました。

三曲目は『YOU MAKE FEEL SO GOOD』。
こちらもコリン氏によるオリジナル。
メロウなR&Bテイストの作品で、こちらもお気に入り。
しなやかなメロディとリズム。
ソウルミュージックを歌わせても実にしっくり来る歌唱。
ライヴではS ロビンソン&ミラクルズの『TRACK OF MY TEARS』も歌ってくれました。

う〜ん、駄文を書きながらライヴの余韻にまた浸ってしまいました。
コリン氏にはこれからもお元気で歌い続けて頂きたいです。
そしてまた来日して下さいね!

『WALK IN THE RAIN』《MYS CD 505》〈 BLUNSTONE/BAILEY 〉(04'01'')【1998】


Greatest Hits/Light Inside

Greatest Hits/Light Inside

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Recall
  • 発売日: 2006/02/21
  • メディア: CD




ザ・ゴースト・オブ・ユー・アンド・ミー

ザ・ゴースト・オブ・ユー・アンド・ミー

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ミュージック・シーン
  • 発売日: 2009/04/25
  • メディア: CD



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。