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『JUST GOT LUCKY / JO BOXERS』 [英国ロック/80年代]

just got lucky.jpg

こんばんは。
春らしく活きの良いポップスを。
JO BOXERS。
英国の80年代初頭、グルーヴィーなジャズのエッセンスをロックに持ち込んだ若きミュージシャンが多くいました。
STYLE COUNCIL 、EVERYTHING BUT THE GIRL、ANIMALNIGHT LIFE、SADE、TOT TAYLOR、MARI WILSON、などなど。そして今回取りあげるJO BOXERSというバンドもその流れを組むのですが、そもそも彼らは70年代中期から活動しているVIC GODARD&SUBWAY SECTというパンクバンドのメンバーから構成されてます。
このバンドは出自こそパンクですが徐々にムーディなジャズへサウンドがシフトして行きました。彼らこそ英国のフェイクでポップなジャズムーヴメントの火付け役とも云えます。
80年代に入り、バンドはVIC GODARD氏と袂を分かち、SUBWAY SECTの面々は新しく黒人ヴォーカリストを迎えてJO BOXERSと名乗って活動を開始します。
ソウルフルなヴォーカルによりジャジーかつR&Bテイストも盛り込んで。
ブルーワーカーな出で立ちが如何にも英国らしいです。
このシングルは彼らの二枚目です。
シャキッとしたパワーポップ系スウィングな「BOXBEAT」に続いてメロウでグルーヴィなサウンドがフレッシュな『JUST GOT LUCKY』。
80年代的なシンセの音色とクールなホーンの響きが爽やか。
胸の透くようなキャッチーなメロディ。
一度聴いたら忘れられません。

♪じゃーすがっらっきぃ〜



開放的な土曜日に相応しいヤングソウル。
ヴォーカルのDIG WAYNE氏とベースのCHIRS BOSTOCK氏による共作。
プロデュースは高森朝雄&ちばてつや、じゃなくてALAN SHACKLOCK。

B面は『FORGET ME LOVE』。
こちらはグッとジャジーな雰囲気の曲。
作曲はCHIRS氏、そしてVIC GODARD氏が関わっています。
SUBWAY SECT時代の作品でしょうか。

彼らは一枚のオリジナルアルバムを残して解散してしまいました。
近年はVIC GODARD氏と再びSUBWAY SECTのリユニオンを行い新作をリリースしたそうです。

『JUST GOT LUCKY』《BOXX2》〈BOSTOCK-WAYNE〉(03’39’’)【1983】


Essential Boxerbeat

Essential Boxerbeat

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony/BMG
  • 発売日: 2006/02/11
  • メディア: CD


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コメント 3

ゆうのすけ

こんにちは、JoBOXERSは、初めて聴きましたが、1883年頃のイメージありますよね。あの頃は、高校生だったのですが、いろいろ聴きました。ニューロマの DURAN DURAN、カジャ・グーグー、デキシー・ミッドナイト・ランナーズ・・・いろいろ聴いたよ! U.K.じゃないけど STYXの「ミスター・ロボット」も斬新だった!

80年代初期って、バンドも手作り感あったよね!カルチャークラブ とか ジャーニー マドンナ とか、土曜の夜は、ベストヒットU.S.A.(小林克也さんの!)毎週見てたから、あの頃って、充実感たっぷりだったかも!邦楽も洋楽も!マイケルもまだ、『スリラー』ブレイク中だったしね!ポール との 「BEAT IT」 の頃かも!(笑)80sもの聴いてみようかな!にゃはは!^^
戻れるなら戻ってみたいね!(笑)
by ゆうのすけ (2010-04-10 05:07) 

ゆうのすけ

おまけ : 「BEAT IT」は、ヴァン・ヘイレンね。ポールは「ガール・イズ・マイン」です~ぅ。@1982 「スリラー」 PV出始め頃だよ!^^
by ゆうのすけ (2010-04-10 05:11) 

都市色

>ゆうのすけさん、こんにちは。
コメント&niceありがとうございます。
「ベストヒットUSA」、懐かしいですね。
といっても小学生だったから殆ど見てないのです。
無理してでも見とけば良かったです。
by 都市色 (2010-04-12 11:41) 

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