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『YOUR FOUR LIMBS / KURRAN & THE WOLFNOTES』 [英国ロック/00年代]

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こんにちは。
前回に続いて、最近の英国のロックを。
今回もインディーズ系の、“KURRAN & THE WOLFNOTES”というバンドです。
ヴォーカルとギターを担当するKURRANさん率いる四人組のバンド。
CHESS CLUBというレーベルから出た彼らのセカンドシングル。
こちらもネットショップの試聴で気に入って買いました。
ジャケットもいい雰囲気で。
聴いた印象はオルタナティヴフォークってかんじでしょうか。
秋にピッタリなシングル。

A面の「YOUR FOUR LIMBS」。
アコギのリードによる渋いイントロから、徐々に楽器のアンサンブルが重なって行き、
マイナー調のメランコリックな旋律が胸に沁みて行きます。
シンプルなメロディ構成の繰り返しが効果的。
胸に迫る、ヴォーカルとハーモニーの美しさと、地味ながら熱のこもった力強いリズムの演奏。
ザ・スミスとフェアボート コンベンションを合わせたような雰囲気を感じました。
とても気に入っています。

Myspaceミュージック で、 Kurran and the wolfnotes に似ているアーティストをもっと探す



B面は『HIT THE BOTTLE』。
コチラはカラッとした軽快なフォークソング、爽やかなハーモニーとメロディが若々しくて魅力があります。

演奏の動画を観るとヴォーカルのKURRANさんはアラブ人っぽいルックスですね、中東系のもの悲しい旋律の魅力は彼の影響かも知れません。
この作品を含めてまだ二枚しかシングルをリリースしていませんが、哀愁を滲ませた深みのあるメロディと豊かな演奏力で、この先の活動が愉しみなフォーキーな四人組であります。

彼らのマイスペースはコチラから.
http://www.myspace.com/kurranandthewolfnotes

インディーズのロックも奥が深いですね。

『YOUR FOUR LIMBS』《CC031》〈Words & Music by Kurran & the Wolfnotes〉(03’41’’)【2010】
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