『RIDIN' IN MY CAR / NRBQ』 [米国ロック/70年代]
こんばんは。
こちらはブログ「03’54’’」、グッドタイムミュージックを7インチでお届けしています。
もう一枚アメリカ盤を。
出ました、久しぶりのNRBQ!
彼らの代表曲、「RIDIN' IN MY CAR」。
大好きです。
この曲を取りあげたのは、前回のSHE & HIMが新作でカヴァーしてるからでもあります。
原曲のアレンジに比較的忠実な内容で、オリジナルへのリスペクトを感じます。
若干テンポを緩めて、二人のリードヴォーカルをフィーチュアして。
改めて、名曲だなぁと思いました。
この曲は、NRBQメンバーの歴代の黄金のラインナップ、テリー アダムス、ジョーイ スパンピナート、アル アンダーソン、そしてトム アルドリーノによる四人がレッドルースターというレーベルを立ち上げての第一弾シングル.そしてこの名曲をひっさげて3年ぶりの5thアルバム「ALL HOPPED UP」もリリース。アルバムのオリジナル盤でもオープニングを飾る軽快なロックナンバー。
ギタリスト、“BIG AL”ことアル アンダーソンによるペン。
爽やかなアコギのアルペジオのイントロ、そして弾む8ビートに乗って3分間のご機嫌なドライヴ演奏。
ハートウォーミングで人懐っこいアルさんのヴォーカル。
メンバーのコーラスにもウキウキ。
この曲はビーチボーイズのアルバム「TODAY」からインスパイアされて作られたと云います。
BB6に通じる快活なメロディ、コーラス&サウンド。Q盤ホットロッド サウンドなり。
なんと、YOU TUBEにてにて、SHE & HIMのライヴに元メンバーのアル氏が客演してこの曲を演奏している映像があるじゃないですか!
鼻血が出そうです。
う〜ん、素晴しい!
因みにSHE & HIMは同じく新作で、NRBQとも縁の深いスキーター デイヴィスの曲もカヴァーしています。素晴しい選曲。
B面は『DO THE BUMP』。
アルバム未収録のテリー アダムスによる作品。
テリー氏の小粋なオルガンとクラヴィネットをフィーチュアしてのヒップなブルース。
世界一のバーバンドの面目躍如。
「RIDIN' IN MY CAR」を収録した「ALL HOPPED UP」、ロックンロールがお好きな方には是非おススメです。豪快なパワーポップも少しひねくれたジャズも変幻自在に奏でてしまう四人、でも基本はロックンロール。聴いてるだけで頬が緩んでしまうような、NYの芸達者なプレイヤーたちの朗らかで切れ味鋭いセンスを味わい下さいませ。
そして、どうか、もう一度来日して下さい!
『RIDIN' IN MY CAR』《RR-1001》〈Words & Music by ALAN ANDERSON〉(02’57’’)【1977】
2010-11-01 01:42
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>うっちさん、niceありがとうございます!
by 都市色 (2013-03-08 06:35)