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『COME ON SISTER / BELLE AND SEBASTIAN』 [英国ロック/00年代]

B&S.JPG

こんばんは。
大型の台風がの日本中で猛威を振るいまして、大変でした。
天災って恐いですね。
そしてようやく秋晴れの空。
過ごし易くなってきました。

秋の涼しい風にぴったりなシングルを。
久しぶりに12インチです。
ベル アンド セバスチャン。
相変わらず素敵なジャケット。
彼らの昨年リリースのアルバム「WRITE ABOUT LOVE」からのリミックス盤が7月にシングルカットされました。
四曲入り。

まずはA面の1曲目「COME ON SISTER」の(TONY DOOGAN MIX)。
軽快なバンドサウンドと小気味よいメロディがくすぐったいポップチューン。
浮遊感のあるシンセのフレーズも楽しい。
スチュアート マードッドック氏の気負いのないソングライティングとヴォーカルで安心して楽しめるベルセバサウンド。
TONY DOOGANさんという方のミックスですが、殆どアルバムでのオリジナルバージョンと差異は感じられません。



二曲目は「I DIDN'T IT SEE COMING」(RICHARD X REMIX)。
アルバムの1曲目だった曲です。
オリジナルはアップテンポのバンドサウンドに爽やかなメロディが印象的な作品でしたが、RICHARD X氏によるリミックスはよりダンサブルに80年代風なシンセサイザーでカラフルに仕上げています。
シンセのブ厚いビートに弾みます。
紅一点サラ マーティン嬢の歌声も少しエレクトリックに加工して。



B面に移って。
1曲目も同じく「I DIDN'T IT SEE COMING」の(COLD CAVE REMIX)。
こちらも80年代風なダンスビート調ですが、よりフロア対応に仕上げられています。

二曲目はアルバム未収録の新曲「BLUE EYES OF A MILLIONAIRE」。
スチュアートマードック氏のリードヴォーカルによるアコースティックなミディアムチューン。
少し翳りのある演奏と、ビタースウィートなメロディが魅力です。
スチュアート氏とサラ嬢のハーモニーもマイルド。

それほど熱心に彼らの活動を追いかけている訳じゃないですけど、たいていどのアルバムを聴いても外れが無くて良いですね。
「WRITE ABOUT LOVE」もとても充実したアルバムでした。
大所帯のバンドも活動15年を迎えて、タフさを兼ね備えつつも繊細でエヴァーグリーンなネオアコ/ギターポップの伝統を守り続けていることには感心してしまいます。
スチュアート氏の別仕事、「GOD HELP THE GIRL」も良かったですし、これからもコンスタントに末永くグラスゴー的軽音楽を楽しませて欲しいです。

『COME ON SISTER』《RTRADST630》〈Written by STUART MURDOCH〉(03’35’’)【2011】

ライト・アバウト・ラヴ~愛の手紙~

ライト・アバウト・ラヴ~愛の手紙~

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ホステス
  • 発売日: 2010/10/06
  • メディア: CD



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