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『亜熱帯ガール/カジヒデキとリディムサウンター』 [渋谷系]

カジ君.jpg

こんにちは。
素敵なサマーシングルをご紹介しましょう。
カジヒデキとリディムサウンターで「亜熱帯ガール」。

昨年の11月にリリースされたアルバム「TEENS FILM」からの先行7インチ。
すっかり紹介しそびれたままでしたので、タイムリーなこの時期に取りあげます。
カジヒデキさんと若手ギターポップバンドのリディムサウンターのコラボレーション作「TEENS FILM」はとっても素晴しいネオアコースティック風な内容でした。
ずっと愛聴していたのですが、夏に聴くと更にハマります。
永遠のネオアコ青年なカジ君の瑞々しい楽曲をリディアムサウンターの血気溢れるバッキング。

さて,シングル「亜熱帯ガール」。
タイトル通り、夏にぴったりな1曲。
軽やかなエレクトリックギターのカッティング、そして少しエキゾチックな南国風なフレーズを奏でるフルートによるイントロに導かれてニューオリンズなワイルドなリズムが走り出します。
リズムは熱いですが、涼しげなハモンドオルガンが効果的に涼しげに流れて良いアクセント。
リディムサウンターのタイトな演奏をバックにカジ君の爽やかでソフトな歌声とメロディが快調に展開されます。
気怠い季節を快適に塗り替えるカラフルなサマータイムポップ。



なんとなくカジ君が敬愛する大瀧さんのナイアガラサウンドを意識してる気もします。
アルバムにはリディムサウンターによる歌と英語詞による「亜熱帯ガール」も収録されていますがタイトルは「TEENS」と変更されています。

B面は「HAPPY TALK」。
ご存知、ロジャース&ハーマスタインの名コンビによるスタンダードをフレッシュにスウィンギンにスピーディにアレンジしています。
ヴォーカルはカジ君とリディムのタナカケイシさん。
クールな男性二人の歌声がモダンです。

う〜ん、久しぶりにアズテックカメラやオレンジジュース、ブルーベルズとかネオアコを聴き返したくなっちゃうような甘く切ない青春メロディが炸裂した「TENNS FILM」。
いや、それらを聴き返さなくても「TEENS FILM」だけがあればオッケーな名作だと思います。
残念ながらリディムサウンターは9月のライヴを以て解散してしまうそうです。
これからのメンバー達のそれぞれの活動に期待したいです。

夏と云うと、カジ君がメンバーだったBRIDGEの「PREPPY KICKS」(1994)も夏にピッタリな素敵なアルバムでした。ブッダ/カーマストラ系のソフトロックに傾倒したバブルガムなポップアルバム。
そんなカジ君はNHK-FM「小西康陽のこれからの人生」の8/31のオンエアにゲスト出演して小西さんに代わってDJを担当する予定です。
どんな選曲になるか楽しみですよね。

『亜熱帯ガール』《NEP-026》〈作詞/作曲:カジヒデキ/編曲:カジヒデキとリディムサウンター〉(02’59’’)【2010】

TEENS FILM

TEENS FILM

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ブルースインターアクションズ
  • 発売日: 2010/11/03
  • メディア: CD



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