『星に願いを/奇妙礼太郎トラベルスウィング楽団』 [ジャズ]
こんにちは。
14日の深夜、ふたご座流星群の活動が観られたでしょうか?
僕は寝てしまいました。
そんな黄昏流星群な僕がご紹介するシングルはこちら、「星に願いを」。
奇妙礼太郎トラベルスウィング楽団です。
ポップなビッグバンドfrom関西。
以前、彼らの人気曲「機嫌なおしておくれよ」を取り上げたコトがありますね。
彼らの少し前にリリースされた7インチ。
A、B両面とも洋楽のカヴァーなり。
「星に願いを」は。ご存知、ディズニー映画「ピノキオ」からのスタンダード「When you wish upon a star」のカヴァー。
しっとりとしたピアノのソロによるバースから、
ドンドコドンドコと楽しい音のドラミング、ホーンセクションは音色で愛嬌を振りまきます。
パーティ気分で本編が始まります。
そして澄んだ夜空に何処までも響き渡りそうな奇妙氏の快活で親しみのある歌声。
茶目っ気で気取らない無邪気な彼のスウィングはゼッコーチョー。
ドリーミィな原曲をポップに仕上げています。
楽しいライヴ風景ですね。
ビレッジヴァンガードで発売されたディズニー映画名曲カバー集『Disney Rocks!』にも収録されています。
B面は「オーシャンゼリゼ (LES CHAMPS-ELYSEES)」。
有名なシャンソンですね。
4ビートをルーズに刻むベースラインに乗って朗々と歌う奇妙氏。
少しセンチメンタルに抑えた歌唱。
演奏もどこかしみじみとした雰囲気。
こちらは9月にリリースされた奇妙礼太郎氏のアルバム『GOLDEN TIME』の“奇妙礼太郎とラベルスウィングSIDE”にも収められています。
二曲とも日本語によるカヴァーです。
「オーシャンゼリゼ」は安井かずみさんによる訳詞。
改めて楽曲の良さを感じますね。
先述の奇妙礼太郎さんのアルバム。
手に入れてから非常に愛聴しています。
このアルバムは奇妙さんのソロサイドとトラベルスウィング楽団サイドの二本立て(二枚組)です。
前者は石井マサユキさん、井上富雄さん、渡辺貴裕さんら名うてのミュージシャンとのセッション&弾き語りで奇妙氏のヴォーカリストとしての魅力にフォーカスを当てています。
そしてお馴染みのトラベルスウィングをバックにバンドの「機嫌なおしておくれよ」など定番を再レコーディング。
過密スケジュールな勢いでで日本各地をSWING中の奇妙礼太郎トラベルスウィング楽団。
残念なことにまだライヴを未体験な不届き者の筆者。
沢山ライヴをされているのでいつでも観に行けると思ってたり、仕事のスケジュールの都合があったりで生演奏を楽しめないのですが。
来年こそは遊びに行きたいと、星に願いを…。
『星に願いを』《VR-002》〈作詞:Ned Washington /日本語詞:島田葉二/作曲:Leigh Harline〉(03’09’’)【2011】
奇妙礼太郎トラベルスウィング楽団、ザラっとした感じが
気になってました。一度ライブを観てみたいです。
by ねこま (2011-12-18 00:59)
>ねこまさん、こんにちは。
コメントありがとうございます!
ディスクデシネもトラベルスウィング楽団をリコメンドしていました。ライヴ観たいですね。
by 都市色 (2011-12-20 07:42)