『I was running / Alpaca Sports』 [ネオアコ]
こんにちは。
秋ですね。
もう11月。
陽の短くなるのも早いし、少し寒いですが、最近は良いお天気が続いています。
朝から空も底抜けに青くて、風も穏やかだと仕事も放ってどこかへ飛んでいきたくなります。
秋晴れの青空に響くシングルを一枚。
これは夏の終わりに手に入れた7インチです。
ネットの輸入盤屋さんを徘徊していたときに試聴して気に入りました。
衝動買いです。
絵に描いたようなネオアコ。
ジャケからしてネオアコ。
竹を割ったようなネオアコ。
“Alpaca Sports”というスウェーデンのことバンド。
今年デヴューしました。
さすがネオアコ/スウェディッシュポップ大国。
バンドと申しましたが、ソングライティングとヴォーカルを担当するAndreas Jonssonを中心とするユニットのようです。
アーティスト写真にはブロンドの美人女性も載っていますね。
メンバーかもしれませんが定かではありません。
今回取り上げるのはこのユニットの2ndシングル。最新作。
A面の『I was running』。
疾走感のあるリズム、ペナペナしたエレキギター、胸を透く蒼いメロディ。
内向的な青年のようなAndreasさんの歌声。
フワフワと耳を心地よく通り過ぎる女性コーラス。
サビのフレーズで不意に連打されるハンドクラップがさらに心を掻き乱します。
甘美でモラトリアムな感傷という瞬間を密封した3分弱。
清かな北欧のつむじ風。
ハンドクラップのはいる曲って好きです。
B面は『Let's go somewhere』。
ミディアムテンポの緩やかなビートにのって、仄にかに爽やかに哀愁を漂わすギターポップ。
トラッシュキャン・シナトラズっぽくてこちらも名曲です。
こちらも女性コーラスがせつないムードを醸し出してくれています。
こちらから二曲とも試聴できます。
1stシングルの『Just for fun』もメチャクチャ良いです。
う~ん、オジさんになってもネオアコは嫌いになれませんね。
理由なき青春。
まだデヴューしたてのAlpaca Sports、アルバムも楽しみです。
『I was runnning』《品番不明》〈written by Andreas Jonsson & Carl Jirestedt〉(02'49'')【2012】
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