『アジアン セレブレイション/Berryz工房』 [ハロプロ]
ハイ、こんばんは。
Berryz工房のニューシングルを取り上げましょう。
『アジアンセレブレイション 』は大きく太字のダンスミュージック。
まじりっけ無しの馬鹿ディスコ。
フロアを俄かに沸騰させてしまうパーティチューン。
前々作『cha cha SING』がタイのヒットソングの大盛り上がりカヴァーソングだったのに対し、
今回はつんく♂氏自らが手掛けるジャパニーズディスコ。
アベノミクス越えの超好景気なサウンドを目指します。
モーニング娘。のラブマに比肩する元気の良さ。
イントロのDJ夏焼さんの流暢なお喋りから曲に誘惑されます。
平田祥一郎氏による切れ味の鋭いリズムがタイトかつダイナミックに跳ね捲くり、
ミラーボールのきらめきにも似た眩いシンセの音色が飛び回ります。
キャッチーなメロディはすぐにも覚えて歌いだしたくなる親しみ易さ。
宵越しのお金を持って無さそうなキップのいいメンバーたちの歌割で淀みなくサウンドは勢いを増します。
同じ阿呆なら踊らにゃ損損と、アジア全域を視野に向けた舞踏派宣言!
ハロプロソングではお馴染みの“アッ アッ”という合いの手のようなフレーズだけじゃなく、
“ちぇッきゅーん!”などと意味不明ながら萌えるフレーズでもハートを抉ります。
個性溢れる7人の存在感が楽曲を熱くしています。
役者が揃い踏みって感じのパフォーマンス。
続いてはカップリング曲紹介。
初回盤A、C、そして通常盤にはオリジナルソング『世界で一番大切な人 』が収録されています。
こちらもダンサブルな曲調なんですが、ほんわかとポップなメロディ。
徳永千奈美さんのあどけない歌声の魅力バクハツです。
徳永さんは最近髪型をショートにしてますますチャーミングになりましたね。
天真爛漫なキャラクターもいいです。
アレンジは渡辺泰司氏。
そして初回盤B、Dには再び、トンチャイ・メーキンタイ氏の作品をカヴァー。
『I like a picnic 』。原題は『กอดกัน(ゴードガン)』
オリエンタルでエスニックなメロディが自由自在に動き回ります。
浮遊感のあるサビの高まり、グッと盛り上ります。
作詞はAunnop Chansutaさん、作曲はApisit Opasaimlikitさん、日本語詞はつんく氏、アレンジはAKIRA氏。
3月上旬にタイはバンコクでソロコンサートを行い、大成功だったそうです。
これまでも何度かタイへ訪れてファンとコミュニケーションを取り続けている彼女たち。
ネットなどでもレポートがいくつか上がっていましたが、タイ以外でも中国や台湾からファンが集まったそうです。
まさに“ ♪ 素晴らしいぜ 近隣国と Shake hands shake hands ”なのでした。
『アジアン セレブレイション 』《PKCP5225~6》〈作詞・作曲:つんく/編曲:平田祥一郎〉(04’29’’)【2013】
ハロプロ定番のディスコチューン。
ワタクシは他のアイドルに関して詳しくないけど、ハロプロ以外でディスコ系が得意なアイドルグループはいるのでしょうか。
それにしてもベリ、大人のグループになりました。
台湾公演も決定したし、ももちも忙しいし、まだまだ攻めてますね。
by ノリ (2013-04-18 17:56)
>ノリさん、こんにちは。
コメントありがとうございます!
僕もそれほど今のアイドル界を把握できてませんが、
やはりハロプロのディスコソングはとにかく明るいですよね。
カッコいいサウンドは他にもあるかもしれませんが、
つんくさんほどの愛嬌があって、親しみやすいサウンドは珍しいでしょう。
℃-uteはパリ、ベリは台湾だし、凄いですね、ハロプロキッズは!
ももちも忙しいので無理しないで欲しいと思います。
by 都市色 (2013-04-20 06:03)