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『潮騒のメモリー/天野春子』 [歌謡曲10年代]

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こんばんは。
半年間、毎日欠かさず視聴していた朝の連続ドラマ小説『あまちゃん』が最終回を迎えました。

あ~、楽しかった。
笑って、泣いて、また笑いました。
156回、一話から最終話まで隅から隅まで、熱いよねぇ。

放送前から面白そうだな、という予感はありましたが、まさかここまで面白いとは!
録画したままハードディスクに貯まり気味の惰性で観るドラマは数多かれど、ここまで熱中するのは久しぶりな気がします。

クドカンのドラマ史上もっとも視聴率が良い作品でしょう。
視聴率の好調さ以上の好反響も凄いですね。
だいたい賛否両論のドラマが多い中、圧倒的に大絶賛の感想しか聞かれません。
このドラマのケチをつける人が見当たりません。

このドラマを一言で表現するなら(出来っこないですが)、
実に“タイムリー”で優しいドラマであったという事です。
岩手の三陸地方を舞台にした現代劇という事で、件の東北大震災も劇中で必然的に扱われますが、放送時間が朝からという事もありますけど、重すぎず、軽すぎず、見事な匙加減で描かれていました。
“タイムリー”という事では、昨今の地方アイドルブームも描いているという点もあります。
週六日で半年間、ほぼ毎日、15分間に小分けして日本のドラマファンに幸せを運んだドラマ。
年々、一時間のドラマすらかったるくて観られなくなったズボラな僕には15分という長さはタイムリー。
15分ですが、毎回見所があるのが素晴らしい。

そしてこのドラマは脚本、演出、キャスト、音楽、美術、その他すべてがタイムリーなのです。
時宜に適っています。

クドカンのドラマという事で、ストーリィのユニークさはそのまま配役のユニークと地続き。
絶妙なキャストの顔ぶれ。
安定のコメディリリーフをズラリと揃えたベテランの脇役陣。
クドカンのドラマでお馴染みの個性的な舞台俳優が多かったですね。
個性派ばかりですが、チームワーク良く見事なアンサンブルで物語を和ませます。
そして彼らに囲まれて、フレッシュな新人キャスト。
個人的に2012年にハマった『仮面ライダーフォーゼ』、『桐島、部活辞めるってよ』からの若手が多く参加していたのが印象的でこれまたタイムリーであると。
主演の能年玲奈さんをはじめとして爽やかですね。
能年さんがフレネシさんを聴くという情報にもじぇじぇじぇでした。
若手とベテランの両軸が見事にガップリ四つに組んで物語は進行していきます。

そしてこのドラマの魅力の一つが、“1980年代”。
物語は現代と1980年代の二つの世界を行き来します。
ヒロインが生きる現代と、ヒロインの母が若かりし頃の80年代の世界と。
今のアイドルブーム以上に輝いていた80年代のアイドルブームにもリンクします。
そして、このドラマの主要キャストの小泉今日子さん、尾美としのりさん、杉本哲太さん、薬師丸ひろ子さんはまさに80年代にデヴューして大活躍した若手であり、当事者であります。
そうそう、宮本信子さんも芸歴は長いですが、代表作の一つである『マルサの女』は80年代のヒット作でした。
あの頃に青春を謳歌した世代の代表ともいえる彼女たちが約30年後、今度は親の世代になってヒロインたちを見守っている。
薬師丸ひろ子さんが、かつて映画で共演した松田優作さんのご子息である松田龍平さんと共演しているという事実だけで、なんだか感慨が湧いてくるのです。
時の流れを実感します。
当時は共演し得なかった薬師丸さんと小泉さんが共演しているだけで、じ~んと来ます。
この二人の共演は初めてのはずですが、『病院へ行こう』(1990)『病院へ行こう2』(1992)をそれぞれ主演していますね。
尾美さんと薬師丸さんはお互いが十代の頃からの共演ですよね。その後も何度か一緒に出演しています。
小泉さんと尾美さんの共演はクドカンの『マンハッタンストーリー』以来。
このドラマも面白かったなぁ。

まぁ、『あまちゃん』はとにかく情報量が多いのです。

情報量といえば、このドラマに仕掛けられた数々の小ネタ。
“判る奴だけに判ればよい”、と開き直って、マニアックな小ネタがふんだんに物語へ散りばめられています。
クドカンとほぼ同世代なので判りすぎちゃって困っちゃう。

そして、そして、このドラマの重要なエッセンスが“音楽”。
登場人物の心情や物語の世界観を伝達するのに音楽が有効に使用されました。
80年代のムードを如実に表現するのが往年のヒット曲たちでした。
祖母の夏ばっぱの青春時代を象徴し、三陸の海岸で放送されていたのが60年代のヒット曲『いつでも夢を』でした。
南部潜りの勇ましさを『南部ダイバー』が伝えてくれました。
このドラマで初めて聴きましたが、ホントにイイ曲ですよねぇ。大好きです。

その時代時代を彩った流行歌。
世代を超えて愛された流行歌。
往年のヒット曲だけじゃなく、勿論このドラマ用に書き下ろされた楽曲も物語を盛り上げます。

そしてこのドラマでも流行歌が奇しくも生まれようとしています。

オリコン初登場二位を記録した『潮騒のメモリー』です。
歌っているのはヒロインの母である天野春子。
演じるのは小泉今日子さん。
春夫の次は春子!
言わずもがな、80年代のアイドルブームを代表する“なんてったってアイドル”です。

とにかくこのドラマは恐ろしいほど出来過ぎているのです。

物語の中で、80年代のヒット曲として設定されている楽曲。

天野春子は1984年、アイドルを目指して三陸の田舎からはるばる上京してきた女の子。
公開オーディション番組でグランプリを獲りながら、不運にもアイドルとしてデヴュー出来なかったのですが、
ひょんなコトから、歌唱力に問題のある女優、鈴鹿ひろ美のデヴューシングル曲の歌を吹き替えすることになります。鈴鹿ひろ美を演じるのは薬師丸ひろ子さん。

デヴュー曲の『潮騒のメモリー』は鈴鹿ひろ美が初主演する同名映画のテーマソングという設定。
80年代といえば、薬師丸さんが話題作を次々に主演して、そのテーマソングも歌っていた時代。
必ず映画と同じタイトルの曲名が付けられていました。
素晴らしい歌唱力の持ち主である薬師丸さんが音痴であるという設定からユニークです。
その歌をアイドルになれなかった小泉さんが歌うというのも実にユニーク。
なんともパラレルワールドのような世界。
その主演映画の世界観がアイドル映画の王道であり、三島由紀夫の代表的文学作品『潮騒』に似ているのも面白いです。
80年代ですと、丁度、堀ちえみさんの主役で『潮騒』が製作されました。

それはそれとして、『潮騒のメモリー』は80年代のアイドル歌謡にあったかもしれない感に溢れた楽曲に仕上がっています。見事な80年代のアイドル歌謡のパスティーシュです。
思わず今回の記事のカテゴリーを《邦楽女性アイドル/80年代》に設定しそうになりました。
なんて。

この曲をはじめとして、ドラマ全体の音楽を担当するのは大友良英氏。
大友氏は劇伴を広く手掛けていますが、実験音楽、ノイズ音楽、ジャズにも精通され、ワールドワイドに活動する音楽家ですね。
『潮騒のメモリー』はどこかで聴いたことのあるような感じはしますが、ありふれてはいません。
平凡ではなく、非凡なり。
楽曲として素直にイイ曲に仕上がっています。
カラオケで歌いたくなりますね。

シングルのジャケットもレコード時代を思い出させる紙ジャケット仕様で、CDもレコードレーベルを復刻したデザインで、レコード袋もビクターのロゴをあしらっていて実に懐かしいです。

しっとりしたイントロが『赤いスイートピー』や『Woman “Wの悲劇”より』を髣髴させます。
どちらも呉田軽穂でしたね。
メロディの輪郭がハッキリしてるキャッチ―で親しみのある旋律で、ドラマで初めて聴いたとき、初めてなのに懐かしさを覚えました。
80年代の頃をなんとなく思い出してしまいました。
なんだかAMラジオや有線でかかってそうな。
サウンドも生楽器主体のアンサンブル、そして女性コーラスが聴こえて来て、80年代歌謡のリアリティが立ち上ってきます。
サビの途中でテンポが速くなっていくのも歌謡曲っぽくていいですよね。
同じような指摘を近田春夫さんが文春のコラムでされていました。
この楽曲の存在感が架空のドラマに説得力を大いに持たせることに成功しています。

そしてなんといっても小泉さんの歌声。
やっぱり上手いなぁ、と思いました。
熱唱という上手さではなく、ニュアンスの伝え方の巧さですね。
一時期、歌唱力に陰りを感じさせていましたが、近年また往年の輝きを取り戻してさらに歌唱表現に深みを感じさせていますね。
良い歌です。
春子という役も小泉さんにしか演じられないキャラクターでした。


昨年、小泉さんは『Koizumi chansonnier』というオリジナルアルバムをリリースしました。
40代の等身大の彼女の魅力にあふれた力作で、その中の一曲『面白おかしく生きてきたけれど』は小西さんが曲を書きましたが、小泉さんが80年代を振り返っているような内容でした。
何だか、今回の作品との連続性を考えてしまいました。

それにしても若き日の春子を演じた有村架純さんは小泉さんの若い頃に似ていましたね。
良く見れば似ていないのですが、表情の付け方や雰囲気が似てるのですね。
それだけ有村さんの表現力の高さを物語っています。
今年の春に彼女が主演した映画『リトル・マエストラ』を九条のシネ・ヌーヴォへ観に行ったとき、舞台挨拶も行われて、目の前で有村さんを観ましたが、可愛かったです。

話が逸れました。
作詞をしているのはクドカンですが、ゴロ合わせとか、往年の歌謡曲を思わせるような言葉遊びが入ってたり、そういうユーモアの照れ隠しを散りばめながら、ちゃんと物語の世界に迫った内容になっていて、さすがだなぁ、と思います。
最終週では、歌唱力に不安のあるはずの鈴鹿ひろ美に歌わせる際にさらに歌詞を替えるという見事な展開を用意して、有終の美を飾ります。

結果として、
潮騒のメモリーズ、天野春子、そして鈴鹿ひろ美によって歌い継がれたドラマのテーマソングたる一曲。
潮騒のメモリーズのふたりは正にキレイな方、訛っている方とそれぞれに魅力的ですね。
コンビとして非の打ちどころがないです。
あの衣装を見ると“キョ―ダイン”を自動的に連想しちゃいます。
復活後は“潮騒のメモリーズ Z”と名乗りますが、あの奔放でやっかいなキャラは“ももいろクローバーZ”的な存在感ですね。
“アメ横女学院”が“AKB48”とするなら。
“GMT”はハロプロ系かな。

大友氏のお名前を知ったのは山下毅雄氏のカヴァーアルバムでした。
今や、ヤマタケ氏の領域へ迫る仕事の質と量ですね。

このドラマには無駄なモノは何一つありませんでした。
音楽も、登場人物も、小道具も、美術も全てがドラマの重要な役割を担っています。
清水ミチコさんの司会者も、さかなクンも、鉄拳のパラパラ漫画も、観光協会のジオラマまで。
全てが適材適所。
完璧。
走行守揃った三冠王というか。

こんなに夢中で朝ドラを観たのは『ちりとてちん』(2007)以来。
実は『あまちゃん』と『ちりとてちん』って不思議なくらいに共通点が多いのです。

 ・ 芸能界と関係のある内容(『ちりとてちん』は落語)。
 ・ ヒロインが明朗活発ではない(朝ドラのヒロインらしくない)。
 ・ ヒロインが友人女性にコンプレックスを抱いている。
 ・ その女友達は美人で、家庭は裕福であり、彼女の兄がヒロインに惚れている。
 ・ ヒロインが都会へ旅立つときに家族の者が大漁旗を振って見送るシーンがある。
 ・ ヒロインが好きになった男性が、ヒロインの友人女性に想いを寄せている。
 ・ 舞台が都会と地元を頻繁に往復する展開(『ちりとてちん』では福井-大阪間)。
 ・ 物語のキーとなる歌謡曲がある(『ちりとてちん』では五木ひろしの『ふるさと』、そして歌手本人がゲスト出演する)。
 ・ ドラマの反響で特別番組やファン感謝イベントが開催される。
 ・ 今も根強い人気があり、DVDが好セールスを記録する。
 ・ 伏線の張り方が巧妙で小道具が使い方も上手い。小ネタも多い(『ちりとてちん』は落語ネタ)。
 ・ 恐竜の化石ネタが出てくる。
   などなど・・・。

別に盗作とか、そういうことが云いたいのではなくて。
どちらも井上 剛氏が演出に参加しているのも関係があるのかもしれません。
クドカンの『タイガー&ドラゴン』は落語ネタでしたね。

『ちりとてちん』をご存じない方は、10月7日からBSプレミアムで再放送しますので、お見逃しなく。


それにしても、
この半年間を楽しませてくれて『あまちゃん』。
ある種の奇跡的なファンタジーでした。
出演者並びにスタッフには感謝です。

アナログ盤当たらないかなぁ。

『潮騒のメモリー』《VICL-36830》〈作詞:宮藤官九郎/作曲:大友良英、Sachiko M/編曲:大友良英/ストリングスアレンジ:江藤直子〉(04'01'')【2013】



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コメント 4

いとぞう

かなり遅くから観始めた僕にも「あまちゃん」は楽しめました。良いドラマでしたよね~。優れたアイドルドラマでもあるし。登場人物が皆、愛すべきキャラクターだったし。
震災の描き方も実に絶妙でした。深刻になりすぎないところが。
「潮騒のメモリー」も、懐かしいような、どこかで聴いたことがあるような、でもちゃんと新曲してて。最後の♪マーメイド 好きよ 嫌いよ♪って、聖子ちゃんの♪私 裸足のマーメイド 小麦色なの 好きよ 嫌いよ♪が元にあるのかな?
早くも今年の紅白が話題になってますが、ここは潮騒のメモリーズ・天野春子・鈴鹿ひろ美の3組に歌ってもらいましょう!無理かな?

アナログ盤、当たりますように・・
by いとぞう (2013-09-29 21:24) 

nakamura8cm

いや~熱かった!半年間どっぷり楽しみました~
うちはこの2カ月はほぼあまちゃん関連作(後半相当苦しい)でした。

この記事も熱い!
小ネタを含め、各所で語りつくされている感もありますが「ちりとてちん」との比較論はさすがですね。和久井さん確かに旗振ってた!恐竜ネタ!

ところで私の周りの同世代には圧倒的な人気を誇るあまちゃんも、20代の人たちと話したときまるでピンときてないというか、見てない人が多かったので驚きました。彼らが特殊なのかどうかはよく分かりませんが、意外と真に楽しめていたのは狭い年齢層なのかも?とその時思いました。

アナログ・・・超プレミアでしょうなあ・・・
by nakamura8cm (2013-09-30 23:41) 

都市色

>いとぞうさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
総集編を放送することはありますが、それ以外にもダイジェスト番組を何度か放送するのは異例のことでしたね。
でもダイジェストから漏れる、喫茶リアスでのどうでもいい、まったりした会話のシーンがこのドラマの魅力だったりします。
紅白、どうなるんでしょうね。
出場しそうですよね。

by 都市色 (2013-10-01 09:34) 

都市色

>nakamuraさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
半年間、2クール、大いに楽しませてもらました。
物語のテンポの良さ、実にリズミカルでグル―ヴィな演奏みたいで。
ドラマのネタの面白さにブログのネタにも事欠かないですよね。
打てば響く。

僕も先日、少し下の世代と話をしたとき、あまちゃんを観ていなかった人が多かった気がします。
視聴率は『梅ちゃん先生』とほぼ同じくらいでしたね。
モチロン上位ですが。
やはり小ネタの通じる30代~50代とか、サブカル好きがハマりやすいのでしょう。
twitterでフォローしている方で、あまちゃんのことを呟いている人は殆どでしたからね。
普段朝ドラを観ないような層も取り込んではいるでしょうが全体的に観れば少数かもしれません。
そういう人達が声高に熱狂しているから、何となく広い世代で盛り上がっている様に錯覚しがちなのでしょうね。


by 都市色 (2013-10-01 09:49) 

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