『SWEET & SACCHARINE/THE SPANDETTES』 [米国ロック10年代]
こんばんは。
気づけばもう11月も半分近く来ちゃいました・・・。
早いですねぇ。
最近はブログの更新がすこし滞りがちです。
しかし7インチはバンバン買ってますよー。
収穫の秋でした。
それはそれとして、今夜ご紹介するのは、前回紹介したメイリー・トッドさんと同じ“DO RIGHT! MUSIC”というレーベルからの7インチ。“SPANDETTES”というバンドのデヴューシングルです。
このバンドについては殆ど判らないのですが、女性ヴォーカル3人をフロントに迎えての10人組のバンド。
メイリー・トッドさんと同様にカナダのトロント出身のようです。
という訳でシングル『SWEET & SACCHARINE』。
“砂糖菓子とサッカリン”、なんて甘ーい題名。
このシングルを手に入れたのは夏でしたが、ジャケット同様に爽やかで涼しげなサウンドを楽しみました。
レコード盤もオレンジのクリアーヴィニール仕様で美味しそう。
内容も実に甘美です。
エレキギターのカッティングからのイントロから始まる、ライトでメロウなノーザンソウル。
Maggie、Lizzy、Alexの3人の女性ヴォーカルから成る清涼なハーモニーの心地よさ。
大所帯のバンドの統一感のある演奏。
ホーンセクションの爽快な響き。
曲はヴォーカルの一人のAlexとギターのKevin Nealによって書かれています。
サッカリンがタイトルに入っているし、サラッとした甘さのメロディが楽曲を魅力的にしてますね。
カナダの湿度の低く涼しい夏の気候に通じているのでしょうか。
80年代初頭の英国で流行ったジャズやソウルを取り入れたネオアコサウンドも思い出しました。
シャーデーやスタイル・カウンシル、アニマル・ナイトライフ、マット・ビアンコ、エブリシング・バット・ザ・ガールなどなど。
イイですねぇ。
B面は同曲のリミックスバージョン。
『SWEET & SACCHARINE (Whiskey Baron Remix) 』。
それほど大きな差異はサウンドにありませんが、フロア向けの打ち込みのビートでダンサブルになっています。
さて、このバンドの待望のファーストアルバムが遂にリリースされるようです。
我が国でもP-VINEからリリース予定です。
今月の20日発売予定、ということは来週ですね。
メイリー・トッド嬢のアルバムもP-VINEが配給していました。
楽しみです。
『SWEET & SACCHARINE』《DR053》〈Written by Alex Tite, Kevin Neal 〉(04’01’’)【2013】
>makimakiさん、niceありがとうございます。
by 都市色 (2013-11-16 01:27)