『みんなあげちゃう/アイリーン&エリカ』 [邦楽女性アイドル/80年代]
押忍!時刻はまもなく午前3時54分。
ハート・オブ・サタデーナイトをぼっちで過ごすロンリーウルフのシングルブログが始まるよ!
今夜も80年代アイドルで迫るぜ!
ハイ、アイリーン&エリカで『みんなあげちゃう』。
弓月光氏の同名人気マンガのアニメーションのテーマソングであります。
1987年のリリース。
当時はこの曲を知りませんでした。
それより、浅野なつみさんによるにっかつ映画での実写版が気になっていたあの頃。
彼女がリリースしたシングル『みんなあげちゃう』も勿論持ってます。
この曲を聴いたのは5年前に出た、ソニーのオーダーメイドファクトリーからの『アイドル・ミラクル・バイブル・シリーズ ガールグループ 』でした。
80年代にリリースされたソニー系のガールグループやユニットのコンピレーション。
このCDで初めて聴いて、ノックアウトされました。
ハートを鷲掴みでした。
もう繰り返し繰り返し再生しまくり。
なんてポップなイイ曲なんだろうと。
その後、オリジナルシングル盤を探したのは言うまでも御座いません。
歌うのはアイリーン&エリカ。
双子の美人女性姉妹。
前回のヒロコ・グレース嬢と同じくハーフのお嬢さん。
デルフィーヌ&ソランジュって感じでしょうか。
彼女たちのデヴューシングル。
これはいわゆるサヴァンナ・バンド歌謡に類型されるのしょうか。
スウィンギーなサウンドとポップなメロディ。
ホーンがリズミカルにブロウするイントロから、華麗なコーラス隊が洗練されたハーモニーを響かせます。
ワクワクするコード進行。
めくるめくサウンドにハートごと持ってかれます。
そして双子のお嬢さんたちによるキュートでフレッシュな歌声のハーモニー。
無邪気な歌声と80年代の余剰に満ちた裕福でゴージャスなサウンドがグイグイ耳を楽園へと導きます。
ときは1987年、バブルへGO!
ポップな残り香が7インチの結晶に。
音楽はあの時代を美化させますね。
作詞は岩里祐穂さん。
乙女のコケティッシュでちょっぴり大胆なハートが伝わって来ます。
作曲は小森田 実氏。
80年代にも多くのアイドル仕事を残されています。
アーバンなブラックコンテンポラリーにも精通する氏のイイ仕事。
小森田氏の最近の仕事も近いうちにこのブログで紹介することになるでしょう。
お楽しみに。
アレンジ担当の椎名和夫氏もイイ仕事。
B面は『恋はナイスフィーリング』。
こちらも
軽快なオールディーズ調のガールポップ。
弾けるアップテンポなメロディに乗って清涼感のあるチャーミングな歌が広がります。
彼女たちの英語の発音の良さとハーモニーが健康的。
彼女たちはこの後、もう一枚シングルを残して音楽活動を終えていますが、
なんと、調べたら現在でも芸能活動をしてるのですね。
吃驚。
今でもテレビにも主演していて、セレブ双子タレントで有名なのですね。
う~む、花の命は結構長い・・・。
『みんなあげちゃう』《07SH1882》〈作詞:岩里祐穂/作曲:小森田 実/編曲:椎名和夫〉(04’16’’)【1987】
コメント 0