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『ポツンと一人きり/ビートたけし』 [歌謡曲/80年代]

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ハイ、てな訳ではじまりました、03’54’’。
今夜もとっとと更新しちゃいましょう。

今回はビートたけしさんのシングル『ポツンと一人きり』。
チャゲアスのシングルと同じ、2月5日発売でした。

たけしさんの80年代は歌手としても精力的でした。
名曲が多いです。
この時期だと少し前に松方弘樹さんとのデュエット『I'll be back again ・・・いつかは』のスマッシュヒットがありました。
歌いまくるビートたけしって感じで。

『ポツンと一人きり』はちょっぴりセンチなR&B歌謡。
たけしさんの楽曲は割と派手でポップな曲調が多いのですが、
これは比較的に地味な感じですね。
哀愁が漂います。
それがまた魅力だってーの。

《孤独》を歌った歌詞がイイですね。
人間の愚かさ、間抜けさを自嘲するような。

そして魅惑の歌声。
技巧的なモノではない、ソウルな響きがありますね。




作詞は島 エリナさん。
アニメソングのテーマ曲を多く手掛けられた方だそうです。
作曲の田中真美さんは70年代末期から80年代初頭にシンガーソングライターとして活動された方と同一人物だと思います。
『涙のロンリーボーイ』が有名で後に稲垣潤一さんがデュエットアルバムで土屋アンナさんとカバーしました。


B面は『見る前に躍べ』。
このタイトルはたけしさんが好きな言葉でもあります。

♪ オレの いつもの 裸の その歌を聴け

と、アップテンポのサウンドにドスを効かせてがなるように歌う殿の熱いメッセージソング。

作詞は先生、作曲は茂村泰彦さん、この方もシンガーソングライターとして現在も活動されています。
アレンジは二曲とも奥 慶一氏。


最後に、このシングルのジャケット。
この写真について、元たけし軍団のメンバーである、キドカラー大道さんがnoteでコメントを寄せていました。



このジャケット写真、たけしさんの実際の部屋を写したもの。 四谷四丁目の「パレ・エテルネル」という当時は周辺で一番の高級マンションだった。 この部屋でいつもネタを書き「たけしの挑戦状」の企画を練り、例の「お化け騒動」もあったし、1985年からの『バラエティ黄金期』の殆どをここで過ごし、最後は講談社殴り込みに行った。 曲に関して触れると、この曲は仮歌の時点では女性が歌うメロウ(懐かしい表現だね)で、さわやかな調子だったが、たけしさん本人の申し出でアレンジを変えた。 今聴いても名曲だと思う。

とのコトです。

なるほど、生活感のある部屋の写真はやっぱりたけしさんのお部屋だったのですね。

以上、
書きゃいいってもんじゃないよ』のコーナーでした。

『ポツンと一人きり』《SV-9102》〈作詞:島 エリナ/作曲:田中真美/編曲:奥 慶一〉(03’42’’)【1986】


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