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『虹と雪のバラード/トワ・エ・モア』 [邦楽ロック/60年代]

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ども。
お早うございます。

現在、ピョンチャンでオリンピックが開催されていますね。
熱戦を繰り広げる選手の方々のひたむきな姿には自然と涙が込み上げてきます。
本当にありがとう。

寸足らずな政治家たちの横やりに気にせずベストを尽くして欲しいと願わずにはいられません。

という訳で拙ブログもオリンピックの熱狂に便乗して本日もシングルをお届け。

ハイ、トワ・エ・モアのおふたりで『虹と雪のバラード』です。
1972年に札幌で開催された冬季オリンピックのテーマソング。
トワ・エ・モア以外にも様々な歌手が当時、競合でこの歌をシングルとして発表しましたが、トワ・エ・モアのバージョンが一番お馴染みです。


シングルは開催の前年の1971年に発売されました。
作詞は詩人で、整形外科医でもある河邨文一郎氏。
北海道小樽市出身の河邨氏による、ご当地をよく知る方ならではの、
その場所にいる様な臨場感あふれる歌詞が胸に迫ります。
赤き血潮を青空と白銀の世界に燃やす若者たちの情熱が行間に満ち満ちています。

そして、
作曲は村井邦彦氏。
村井さんの甘美で流麗なメロディが素晴らしい。
フランシス・レイの『白い恋人たち』もイイですが、
我が国屈指のメロディメイカーによる音楽も負けていません。
編曲を担当する小谷 充氏の華麗なるオーケストレーションもエレガーント。
芥川さんと白鳥さんのお二人の息の合ったハーモニーも聴きどころ。


それでは、トワ・エ・モアさんで『虹と雪のバラード』、
白鳥さん、芥川さん、はりきってどうぞ!!


イントロのゴージャズなメロディにもグッときます。
雲一つない澄んだ真冬の青空のように晴れがましい歌ですよね。
あんまり美しすぎてなんだか泣けてきます。

NHKの『みんなのうた』で唄われた『虹と雪のバラード』は、
レコードの音源とアレンジが異なります。


因みに僕が最初にこの曲を知ったのは布施 明さんが歌った『虹と雪のバラード』でした。
エネルギッシュな熱唱と躍動するビートが溜まりません。
昨年、クレイジーケンバンドがNHKの音楽番組『カバーズ』でこの曲を演奏していて、改めて素敵な曲だなぁと思いました。
剣さんと菅原愛子さんとのデュエットでイイネ!
CKBのカバーはハズレがありません。

B面は『トワ・エ・モアの子守歌』。
こちらは作詞が芥川澄夫さん、作曲が山室英美子さん、編曲は同じく小谷 充さん。
繊細なアコースティックの響きとメルヘンチックなサウンドが愛らしいカレッジフォーク。
優しい眠りに陥りそうです。

この後もオリンピックに参加されるすべての選手の皆さんが悔いのないベストなプレイを残せますように。

『虹と雪のバラード』《LTP-2501》〈作詞:河邨文一郎/作曲:村井邦彦/編曲:小谷 充(03’28’’)【1971】


トワ・エ・モワ ベストアルバム~デビュー45周年Single Collection&Covers~

トワ・エ・モワ ベストアルバム~デビュー45周年Single Collection&Covers~

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2013/10/16
  • メディア: CD



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