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『夢かもしれない/伊藤智恵理』 [邦楽女性アイドル/80年代]

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オイ―ス!

土曜日だけど“土曜日のシングルたちへ”はお休みだよー!
仲の良いお友達にも教えてあげてね~。

と今回もテキトーな書き出しでブログを発信!

“夢”なシングルを今宵も。

ハイ!全国1千万の80年代女性アイドルファンのみなさん、おまっとさん。
伊藤智恵理さんの『夢かもしれない』だぞ、と。

1988年の3月にリリースされた4枚目のシングル。
ということは、今年で30周年。
おめでとうございます。

この曲で僕は伊藤智恵理さんを知りました。
そういう人、多いのかもしれない。
勿論きっかけは桃屋の《ごはんですよ》のCМソングで、
それはウソかもしれない!
正しくはハウスのフルーツインゼリーのCМソングかもしれない。

ブラウン管から聴こえてきた、キャッチ―なフレーズが耳から離れませんでした。
わずか数十秒のミラクル!

弾むイントロ、場面展開の速そうな音の粒子たちが駆け巡ります。
瑞々しく爽快で疾走感溢れるメロディラインはまさにフルーツのごとし。
智恵理とはチェリーのごとし。
作詞は野原 橙さん、
初恋のトキメキととまどいを真芯で捉えて見事にバックスクリーンに打ち返すような、明快な言葉で女の子の気持ちが伝わって来ます。
作曲者の川上明彦さんは、伊藤智恵理さんに他にも数曲を楽曲を残しています。
イイ曲ばかりです。
アレンジは鷺巣詩郎さん、マジカルなスピード感。
たまりません。

そして伊藤智恵理さん。
まっすぐでブレの無い歌心。
伸びやかな歌唱、キュートな歌声。
甘酸っぱい果汁が心に沁みこんで胸の中に広がっていきます。
フレッシュでエネルギッシュ。
彼女自身この曲を“伊藤智恵理の代表曲”とコメントされています。

代表曲であり、80年代末期の女性アイドルポップスの代表曲、大名曲。

B面は『ふたりのリーズン』。
これはゾンビーズの名曲のゴロ合わせかな。
なーんて。
曲調は全く違いますが。
でもこれがまた傑作。名曲。
作詞家と編曲家は同じ方が担当されてますが、
この曲を作曲しているのが岸 正之大明神。
岸さま~♡
80年代後半の岸さんの楽曲は間違いありません。

仲の睦まじく心が通じ合う若いカップルに容赦ななく訪れる別れ。
それは憎みあったり、ケンカが原因ではなく。
青春の真っ只中で、其々の夢を抱いて明日を生きるふたりには避けられない選択。
それが別れの理由。
智恵理さんの情熱的な歌唱が歌詞に説得力を持たせています。
素晴らしい。

サビで曲のタイトルを唄いこんで次のフレーズで韻を踏んでいます。
その心地よさとインパクト。
《わかりあえるサヨナラもあるの》と理解した二人は大人への新しい一歩を踏み出しました。

まさに岸さんらしい清涼感溢れるメロディが印象的ですね。

岸さんは2nd シングル『トキメキがいたくて』、3rdシングル『雨に消えたあいつ』も手掛けていますよね。これまた超名曲。大好き。
智恵理さんの歌との相性もバッチリ。

前回の記事では中島まゆこさんの音源集としてアイドルミラクルバイブルシリーズのCDを紹介しましたが、伊藤智恵理さんも同じソニーで活動していましたのでベスト盤を同じくアイドルミラクルバイブルシリーズからリリースしています。
オークションとかアマゾンとか買うんじゃないよ!
あたしゃ許さないよ。!
まだソニーのミュージックショップから購入可能ですので、
仲の良いお友達にも教えてあげてね!


それでは、どうぞ良い夢を。

『夢かもしれない』《07SH 3017》〈作詞:野原 橙/作曲:岸 正之/編曲:鷺巣詩郎〉(04’20’’)【1988】




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いとぞう

僕も都市色さん同様、CMで流れてたのを聴いて初めて伊藤智恵理さんを知りました。この曲、大好きです。このブログでとっくに紹介してた印象があったんですが、まだだったのですね。この曲は入ってませんが、1stアルバムも良いですしね。
伊藤智恵理さんは歌唱力もあって良い曲歌ってたのに、当時はそれほどヒットには恵まれてなかった印象ですが、近年に音楽雑誌などで80年代アイドルポップスの名曲特集などがあると、よく上位に入ってて、再評価されているのは嬉しいですね。
by いとぞう (2018-04-28 09:58) 

都市色

いとぞうさん、コメントありがとうございます!
普通にキャッチーなメロディに心を奪われましたよね。
今のアイドルグループの方たちにもカバーして欲しいです。
by 都市色 (2018-05-02 04:11) 

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