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『SUMMER NUDE/真心ブラザーズ』 [邦楽ロック/90年代]

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 ♪ もう 秋になっちゃった  
  アロハも 着れなくなっちゃった

という訳で秋めいてますが、

いえいえこのシングルを聴いて夏に戻ろう
心に夏を呼び込んで。

Keep on burning !!
今夜も真心を君に。

真心ブラザーズの90年代を代表する名曲『サマーヌード』がアナログシングル盤として蘇りました。
1995年のオリジナルバージョンと、
2年後のリアレンジバージョンをAB面に配しています。

いやぁ、大好き過ぎる曲です。
1995年はこれまでの《THE 真心ブラザーズ》から定冠詞を取っ払って、ジャンルを越えて軽いフットワークでの活動が目立つようになりました。
フォークデュオからビースティ・ボーイズのように。

5月に心機一転の快作アルバム『KING OF ROCK』で痛快なヒップホップ、ロックンロールサウンドを叩きつけたかと思いきや、一カ月後に早くもニューシングルを投下。
それが『サマーヌード』。
アルバムからの後発シングルではなく、書き下ろしの新曲なのが斬新。
しかもアルバムでのドライでアッパーな曲ではなく、とことんメロディアス。
メロディメイカー男・桜井秀俊さんの面目躍如です。
シンプルにイイ曲を書くYO-KINGとは反対に、地道に論理的にメロディを構築して行く感じが桜井さんにはあります。
その優れたメロディセンスがシングルで大爆発です。
イイ仕事しています。

当時の雑誌でのインタビューでおふたりはサザンの『勝手にシンドバッド』を引き合いに出していたと記憶しています。
あの曲のどうしようもないほどの衝動や情熱や焦燥の放射が『サマーヌード』にも感じられます。
熱い胸さわぎな気分で無邪気に自然体で唄うYO-KINGはカッコE~。

この曲は切なく遣る瀬無いメロディの展開も秀逸ですが、
歌詞も素晴らしいですし、メロディと歌詞との密接なつながり、歌詞をメロディに乗せるのが実に巧く行っていると思うのです。
特にAメロ。
歌詞の筋回しがそのまま情熱的なメロディと違和感なくフィットしているというのか。
歌詞とメロディが同時に作られたのではないかと思うほど。

桑田さんみたいに歌詞を上手くビートに乗っけています。
そこらへんも『勝手にシンドバッド』たる所以でしょう。

という訳で、A面のオリジナルバージョン。
1995年の夏の個人的に良く聴いたCDシングル曲です。
ドラムはこの時代に真心で沢山叩いていた須貝直人氏、
ベースは東京キケン野郎なビブラストーンの沖山優司氏。
鍵盤は中西康晴氏。
ホーンにはビブラストーンのMEN'S 5の佐藤公彦氏、スカパラの北原雅彦氏などが参加。
ストリングスアレンジには村山達哉氏。
華麗なる顔ぶれ。



そして二年後、
装いも新たにゴージャスにフリーソウルにバージョンアップした97年度版の『ENGLESS SUMMER NUDE』。
こちらは12インチのアナログ盤も出ました。
アレンジは売れっ子のCHOKKAKU氏が担当。
スマートに洗練されたコード感。
デラックスでメジャーな色気がします。
ドラムは宮田繁男氏、ベースは小松秀行氏とオリジナル・ラブなリズム隊。
ギターはこれまたビブラストーンの岡田陽助氏。
ホーンアレンジは村田陽一氏。
コチラも華麗なる顔ぶれ。
そして二曲ともソウルフラワーユニオンの内海洋子さんがファンキーなコーラスで彩ります。
桜井さんはこの時期ビブラストーンに強く影響を受けていたと思います。




う~ん。
どちらのバージョンも好きです。
むんむんむらむらの夏なんです。
イイ曲ですねえ。


そういえば、フジテレビがこの曲を主題歌にトレンディドラマを数年前に作っていたそうですが、一回も観ませんでした。


このシングル以降、『ループスライダー』、『空にまいあがれ』、『拝啓、ジョン・レノン』、『愛のオーラ』などなど、シングルとして名曲を連発。
アルバム『KING OF ROCK』『GREAT ADVENTURE』『I WILL SURVIVE』も良く聴きました。

彼らの最新のアルバムも近いそうですね。
楽しみです。

レコードの再評価が高まる昨今、90年代にCDシングルで出ていたものをアナログで再リリースしていますが『どか~ん』や『ループスライダー』などもアナログで出して欲しいな。

まぁいいんじゃないすか。
ビブラストーンも再評価してくれよな。


『サマーヌード』《MHKL 8》〈作詞:桜井秀俊・Yo-King/作曲:桜井秀俊/編曲:真心ブラザーズ/ストリングスアレンジ:村山達哉/ホーンアレンジ:水江“ヨーカン”洋一郎〉(04’57’’)【2017】



サマーヌード/ENDLESS SUMMER NUDE(完全生産限定盤) [Analog]

サマーヌード/ENDLESS SUMMER NUDE(完全生産限定盤) [Analog]

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックダイレクト
  • 発売日: 2017/08/23
  • メディア: LP Record



【Amazon.co.jp限定】 FLOW ON THE CLOUD (初回限定盤)(特典:オリジナル“ロゴステッカー

【Amazon.co.jp限定】 FLOW ON THE CLOUD (初回限定盤)(特典:オリジナル“ロゴステッカー"付き)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: 徳間ジャパンコミュニケーションズ
  • 発売日: 2017/09/13
  • メディア: CD



B.A.D.(ビガー・アンド・デファー)~MB’s・シングル・コレクション

B.A.D.(ビガー・アンド・デファー)~MB’s・シングル・コレクション

  • アーティスト: 真心ブラザーズ,倉持陽一
  • 出版社/メーカー: キューンミュージック
  • 発売日: 1997/06/21
  • メディア: CD



KING OF ROCK

KING OF ROCK

  • アーティスト: 真心ブラザーズ,桜井秀俊,倉持陽一,BOB DYLAN
  • 出版社/メーカー: キューンミュージック
  • 発売日: 1995/05/01
  • メディア: CD



GREAT ADVENTURE

GREAT ADVENTURE

  • アーティスト: 真心ブラザーズ,桜井秀俊
  • 出版社/メーカー: キューンミュージック
  • 発売日: 1996/09/21
  • メディア: CD



I will Survive

I will Survive

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: キューンレコード
  • 発売日: 1998/04/22
  • メディア: CD



エースep(完全生産限定盤) [Analog]

エースep(完全生産限定盤) [Analog]

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックダイレクト
  • 発売日: 2017/09/13
  • メディア: LP Record



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『最後はヌード/青山陽一(アナログ盤)』 [邦楽ロック/90年代]

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おハローございます。

昼間は暑いですが、夜間は少し涼しくなってきましたね。
一年で一番好きな夏の終わりが始まります。

前回前々回に続いて、プロモのアナログ盤を紹介する、のコーナー!

今回は青山陽一さんの『最後はヌード』。
この曲も前回同様過去にブログで取り上げてます。
調べたら、2007年の8月29日でした。これもほぼ10年前。
2度も取り上げたくなるくらいに大好き。
先述の通り、非売品のレコードで当時の青山陽一さんのメジャーでのファーストシングル『最後はヌード』とファーストアルバム『So far , so close』とを買って、それに付いている応募券をはがきに貼って送ると抽選で当たる商品なのでした。
僕は応募締め切り後にそれらを手に入れて、応募し損ねました。
後で知って地団太を踏んでツイストするくらいに後悔しました。
永い間ずっと探していたのですが、今年の春先に大阪のディスクユニオンで幸運にも手に入れました。
中古のシングル盤の売り場で。
盤質はあんまり良くないですが、入手できたことの喜びに胸がいっぱい。
こういう偶然手に入れる快感が味わいたくて、中古盤屋でサクサクするのです。
滅多にありませんが。

「まぁー世の中ね、興奮する事ってたくさんありますけど、一番興奮するのはずっと探してたレコードを見つけたときだね。」
「間違いないね!」

そんな訳で、アナログシングルの『最後はヌード』。
興奮してきたなぁ。
ジャケットはCD版と色が異なってます。
そして収録曲も変更があります。
CDはマキシシングル仕様で3曲入りでしたがアナログは4曲、コンパクト盤(EP)仕様。

A面一曲目は勿論『最後はヌード』。
青山さんの代表曲と言っても良い作品、彼の非凡なソングライティングの真骨頂。
ユニークなのはメロディのみならず、歌詞もちょっと地味に変。
読んで行くと、結婚していて配偶者を殺して保険金を手に入れた男に死んだ妻が化けて出てきた話?
なのかなと推測。保険金殺人の話っぽいですが、違うかなぁ。
勿論歌詞にはあからさまに《保険金》とか《妻》とか《殺し》とか出てこないですが。

ふ~む。

https://youtu.be/cU38S09lM2k

A面2曲目は『ベッドが走る』。
これもアルバム『so far , so close』に収められてます。
これも捻くれたコード進行とブルージーな演奏の妙にハマります。
内容は地下鉄で居眠りしてしまう人たちのお話、だと思われます。
この曲も好きです。
確か『喫茶ロック Now』のコンピにも収録されてたのではないでしょうか。

B面の1曲目はライヴ音源から。
まずは『million miles long hair』。
長髪にもほどがある。
アルバム『one or six』に収録されている曲。
1999年の2月11日にNHK 505スタジオでのライヴの模様を収録、同局のFMラジオ番組『ライブビート』でも放送されています。
幻想的でロマンチシズムに溢れる曲です。
この曲も良いですよね。
バックで演奏するBluemountainsも素晴らしい。
上記の3曲は2015年に出た青山さんのアンソロジー盤『Quarter Century Of Odrelism 』にも収められています。

2曲目はストーンズの『Jumping Jack Flash』のカバー。
青山さんのギターと青木孝明さんのベース、伊藤隆博さんのフェンダーローズそして打ち込みのリズム。ストーンズのオリジナルはアップテンポのロックンロールですが、フォービートのブルーズにアレンジされてます。

奇しくも昨日、8月26日はバースデイでした。
おめでとうございます。
同時に直枝政広さん、曽我部恵一さんのバースデイでもあり三つ巴でめでたいです。
天才的なソングライターが生まれた日。
てなわけで、
54歳になってますますブルース道に邁進されてる青山さん。
今年こそはニューアルバムを期待します。
また大阪でもライヴを希望します。

『最後はヌード(single version)』《PSEP-1348》〈作詞・作曲・編曲:青山陽一〉(04'38'')【1999】


Quarter Century Of Odrelism (1990-2015)

Quarter Century Of Odrelism (1990-2015)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Pヴァイン・レコード
  • 発売日: 2015/05/20
  • メディア: CD



SO FAR,SO CLOSE

SO FAR,SO CLOSE

  • アーティスト: 青山陽一
  • 出版社/メーカー: 徳間ジャパンコミュニケーションズ
  • 発売日: 1999/01/21
  • メディア: CD



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『君と夏と僕のブルージーン/L⇔R』 [邦楽ロック/90年代]

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はーい今晩は。

↑THE HIGH-LOWS↓(ハイロウズ)の次に取り上げたいのは、L⇔R(エル・アール)。
上下、左右。
なーんて。

遅くなってしまいましたが、
昨年12月に惜しくも急逝された、黒沢健一さんを偲んで。
未だにお亡くなりになったのが信じられません。
とにかく若過ぎます。
YOUNG MAN IS GONE....


そしてご紹介するのは4枚目のシングル『君と夏と僕のブルージーン』であります。
英語のタイトルは『NOW THAT SUMMER IS HERE』。
L⇔Rで一番好きなシングルです。
他にもいっぱい素晴らしいシングルを出し続けてくれましたが、やっぱり思い入れがあるのはコレです。

彼らの音楽を知ったのは93年頃。
夏にビールのCМで『恋のタンブリングダウン』が流れてからだったと思います。
そして大学のサークルの友人が当時出た彼らの編集盤『LOST RARETIES』を買って聴かせてくれました。
その流れでその後、冬にリリースされたこのシングル、そしてオリジナルアルバム『LAND OF RICHES』を自分で買いました。この二枚は同時発売。

とにかく曲を書いて歌う黒沢健一さんの天賦の才能。
メロディメイカー、そしてシンガーの魅力。

そういえば、さきほど登場した友人は高橋ひろさんのコトも教えてくれたのでした。
僕が好きだった高橋ひろさんとほぼ同時期に活躍していて、ひろさんも黒沢健一さんを高く評価してました。
ひろさんと黒沢さんはどちらも60年代のアメリカンポップスに深く影響を受けています。
どちらかというとひろさんは歌謡系、黒沢健一さんは洋楽、ビートルズ系に傾いていましたが。
お互いに美しいメロディを作ることが得意。
そして歌も上手い。
特にファルセット(裏声)が素晴らしい。
僕は裏声が美しいシンガーが大好き。
ブライアン・ウィルソンもフランキー・ヴァリもエディ・ホールマンも大滝さんも達郎さんもそうですし。

そう、ひろさんも健一さんもこの世にはいないのですね。
う~ん。


さて、前置きはそれまでにして。

『君と夏と僕のブルージーン』は3連のミディアムバラード。

イントロのタメの効いたドラミングから良いです。
もちろん叩いているのは彼らの専属ドラマー兼プロデューサーの岡井大二氏。
この方は日本の伝説のプログレバンドとして有名な四人囃子のメンバーでもありますね。
僕も大好きです。
岡井氏も惚れこんだ才能だと判ります。
L⇔Rの音作りは一癖も二癖もあってソングライティングは健一さんが主導権を握っていたと思いますが、アレンジ面はプロデューサーの岡井氏の手腕に追うところも多かったのではと思います。
まさにビートルズに於けるジョージ・マーティン的な存在と言うか。
フリッパーズギターでの吉田 仁氏の役割というか。
それはそれとして。

岡井氏のダイナミックなリズムで物語が雄大に音のスクリーンにて展開されていきます。
胸をせつなく締め付けるサビからこの曲は始まります。
このメロディを聴いているだけでもう泣けてきそう。
何回聴いても聴き飽きないです。
そして伸びやかな健一さんの歌唱。
明瞭な発音、豊かな声量。
爽やかなトーン。
この曲のテーマは在りし日の青春の一ページという感じで。
ノスタルジックでポップな楽曲の世界観に健一さんの唄声は実にお誂え向きであります。
サビが終わってAメロではテンポが変わります。
ここで恋するふたりのエピソードがファルセットの唄で綴られていきます。
そして実弟の秀樹さんの繊細なハーモニー。

2コーラス後の間奏へ移行すると、
BB5のペットサウンズ~Good Vibrationなムードがアダプトされていて、
それが取ってつけたような不自然さが無いのが天晴。
エルアールもビーチボーイズも兄弟バンドでしたね。

鐘の音と晴れ晴れとしたコーラスで終わるエンディングも素敵じゃないか。




このライブ映像も素晴らしいですね。
演奏もイイですが、客席に映るオーディエンスの表情。
見た目も特に派手ではない大衆の男の子や女の子たち。
みんながそれぞれ、思い思いにこの曲へ熱心に耳を傾けているのが判ります。
こうしたファンに広く愛されていたのだと思います。僕も含めて。
バンドへの気持ちが伝わってきて、感激してしまいます。

重ね重ね、エヴァ―グリーンな輝きに満ちた名曲中の名曲なり。


このシングルCDは3曲入りで、
2曲目は『AMERICAN DREAM』。
『君と夏と~』同様、アルバム『LAND OF RICHES』収録曲。
このアルバムのテーマはずばり《アメリカ》だと思いますが、
それをテーマに作られたと思しきミディアムテンポの一曲。
大国が生み出した、芸術、文学、音楽、映画などなど、ポップカルチャーへの憧れと幻想が3分のモダンなサウンドと共に歌われています。
どこかミステリアスなムードを湛えて。
この曲でも健一さんのファルセットが効果的に響いています。

3曲目はアルバム未収録の『BOTH SIDES NOW』。
L⇔Rはシングルのリリースにもこだわりがあって、
ビートルズの英国盤のように、アルバム未収録曲を入れていました。
チェンバロが清らかにフレーズを奏でるイントロからのドリーミーなナンバー。
二分少しのソフトロックな小品ですが健一さんの音楽センスが光ります。
フェイドアウトが急なのですが、もしかしたら元々はもっと長尺だったのか、それとも本当に短い曲だったのか。謎めいた余韻を残す魅惑の一曲。

シングルとしては当時在籍していたポリスターでの最後でした。
そしてキーボード兼コーラス担当の紅一点、嶺川貴子さんもこの作品で脱退。
嶺川さんソロとして、現在も活動してますね。
そしてバンドも、
ポニーキャニオンに移籍してますます活動が栄えていったのは御存じのとおり。

当時は気が付かなかったのですが、
プロデューサーには岡井大二氏と、もう一人、牧村憲一さんが名を連ねていました。

ご存じ、シュガーベイブの二代目のマネージャーであり、
その後、大貫妙子さん、竹内まりやさん、細野晴臣さん、加藤和彦さんのマネージメントを務める方です。
そしてその当時はフリッパーズギター~コーネリアス~トラットリアも担当されていました。
エグゼクティヴ・プロデューサーは朝妻一郎氏。
高橋ひろさんも朝妻一郎さんが関わっておられてましたし。
こうした大きな日本のロック史の流れの中で、脈々と連なる非凡なポップミュージックの見えざる線の果てに、L⇔Rもしかるべき位置で素晴らしい音楽を残していきました。


『君と夏と僕のブルージーン』《PSDR-5041》〈作詞・作曲:黒沢健一/編曲:L⇔R、岡井大二〉(04’35’’)【1993】


LAND OF RICHES

LAND OF RICHES

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ポリスター
  • 発売日: 2017/02/08
  • メディア: CD



LOST RARITIES

LOST RARITIES

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ポリスター
  • 発売日: 2017/02/08
  • メディア: CD



L⇔R live at Budokan

L⇔R live at Budokan"Let Me Roll it! tour 1996" [DVD]

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD



シングルス・アンド・モア

シングルス・アンド・モア

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ポリスター
  • 発売日: 1994/12/01
  • メディア: CD



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『千年メダル/↑THE HIGH-LOWS↓』 [邦楽ロック/90年代]

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押忍!


でーす。

昌夫でーす。

恙なく千回を突破しまして、センイチさんのセンロック。
いのち、ふくらまそう。

今夜も“1000”という数字に因んだシングルをもういっちょ、ヨロシクぅ!

↑THE HIGH-LOWS↓で『千年メダル』を紹介します。
勿論アナログです。

1998年4月リリース、彼らの9枚目のシングル。
ジャケットのヒトシマツモト画伯による甲殻類なイラストもごっつええ感じなり。
女性アイドルのQlairには『恋のメダリスト』という曲があったっけ。


これは実に素敵なラブソングですね。
ロックンロールが創り出せる最高の愛の歌です。
90年代、いやロック史に残るラブソング。
甲本ヒロトさんの歌詞の素晴らしさ。

永遠の誓いも、十字架の前での約束も出来なければ、
守れそうな約束と気の利いた名セリフを思い着こうとする男の潔さ。
そんなありふれた、ちっぽけな男が魅せる最大の愛のメッセージが、
弾力と硬質さを兼ね備えたロックンロールの演奏に乗せて展開されます。
込み上げるメロディの躍動感。
無邪気で無意識過剰な彼の歌声のパワー。
盟友、マーシーの弾くエレキギターの轟音と快音。




♪ ラーラ ラッラー ラララ  ラッラー

B面は『ジョーカーマン』。
こちらも甲本ヒロトさんの詞曲。
シンプルなメロディと演奏。
60年代のキンクスっぽくてイイですね。

ブルーハーツ、ハイロウズ、そして現在はクロマニヨンズと、バンドは違えどロック&ロールで転がり続けている彼らの姿に感銘を受けます。

近年はモノラルのサウンドに拘ったり、アナログ盤でも装丁を1960年代に見られたフリップバックのE式盤にしたり、ますますプリミティヴなロックに回帰しているようです。
ちなみにこのシングルもジャケットはこの仕様でした。
定価は1020円!素晴らしい。リーズナブル!


僕もシングル盤に千年(専念)していきたい所存です。


『千年メダル』《KTKR-9051》〈作詞・作曲:甲本ヒロト/編曲〉(04’41’’)【1998】


ロブスター

ロブスター

  • アーティスト: THE HIGH-LOWS,甲本ヒロト,真島昌利,金子飛鳥,HARUKI SATO
  • 出版社/メーカー: キティ
  • 発売日: 1998/05/08
  • メディア: CD



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『走れ自転車/小川美潮』 [邦楽ロック/90年代]

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こんばんは。
もう、3月も終わり。
早かったような、長かったような1か月でした。

お別れの季節、春。

青山 純さんを追悼してもう1枚。
小川美潮さんの短冊ディスクで『走れ自転車』。

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『Cloudy/chocolat』 [邦楽ロック/90年代]

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こんばんは。
さりげなく今年もクリスマス・イヴを送りましょう。
もはやクリスマス・ソングを聴くために、クリスマスを意識する僕。
本末転倒で大いに結構!

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『僕の知らない雨が降る/有賀啓雄』 [邦楽ロック/90年代]

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こんにちは。
季節は梅雨であります。
梅雨明したところもありますが。
今年は雨も降ってましたが、暑さの方が勝っていると云うか。
前々回に夏だなんて、書いちゃいましたが、関西地方は梅雨明けしてなかったんですね。
そんなコトつゆ知らず。
まぁ、とにかく雨です。

さぁ、我がブログにおいて雨といえばこの方を抜きに考えられません。
この季節になるとご登場頂き、今年で四年連続。
御紹介しましょう、平均降水確率80%ポップス野郎こと有賀啓雄さんです。
曲目は「僕の知らない雨が降る」。
有賀さん、はりきってどうぞ!!

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『I LOVE YOU /パラダイス ガラージ』 [邦楽ロック/90年代]

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こんにちは。
寒いですね。
ちょっとご無沙汰してしまいましたが、まだまだ続きます!
吹けば飛ぶよなブログ、行ってみましょう!

さて、豊田道倫さんのパラダイス ガラージ名義のアルバム「実験の夜、発見の朝」がデラックス盤で再発されました。

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『WILD TURKEY / yes,mama ok?』 [邦楽ロック/90年代]

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こんばんは。
またまた更新の間隔が空いちゃいましたが、張り切って参りましょう。
今回もクリスマスソング。
yes,mama ok?です!

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『RAIN DOLPHIN /有賀啓雄』 [邦楽ロック/90年代]

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こんにちは。
今年は梅雨らしい、ジメジメと雨の多い日が続いてますね。
雨の歌特集はひと足先にこれが最後。

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