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『ハイティーン・ブギ/近藤真彦』 [80年代男性アイドル]

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こんばんは。
8月31日の長野公演を以て、達郎さんの今年の全国ツアーが終了しました。
そして9月17日に出演した氣志團万博も無事に終了とのコト。
大いに話題になりましたね。

という訳で、今回のシングルをご紹介。
ネタバレ、晴れて解禁。
今回のツアーや氣志團万博で披露された、まさかの35年越しのセルフカヴァー。

マッチョで~す。

ちがう、抹茶で~す。

いや、マッチで~す。

近藤真彦さんの1982年のシングル『ハイティーン・ブギ』で夜露死苦。

達郎さんのマッチへの楽曲提供は前年の『ギンギラギンにさりげなく』のB面にさりげなく収録されている『恋のNON STOP ツーリングロード』が最初でした。
そして今回のシングルはたのきんトリオで主演した映画『ハイティーン・ブギ』の主題歌でもありました。
作詞は松本 隆さん。
達郎さんと組むのは最初だと思います。
『風街図鑑』のライナーノーツでの壊述によると、この年は達郎さんとまりやさんがご結婚をされた年でもあり、おふたりのハネムーンの前日に事務所に呼ばれて打ち合わせをされたとのコトです。

アレンジも達郎さんによるもの。
うなるエンジン音のような迫力のあるイントロ。
ドラムは青山 純さん、そしてベースは伊藤広規さん。
重量級のリズム隊の力強い8ビートのロックンロールの演奏。

達郎さんが1980年にクールスのピッピこと、水口晴幸さんのソロアルバムをプロデュースしましたが、そこでのサウンドが再現されています。
達郎さんがロックンロールを奏でると、やはりなんというか馬力の違いを痛感します。
音の圧力が違いますし、タイトだし。迫力があります。
ご自身のアルバムではストレートなロックンロールは聴けませんが、アレンジャーやプロデューサーとして関わるときにロックンロールへの愛情の迸りを感じます。
このアルバムには筒美京平さんも参加しており、アルバムの一曲目『Drive me crazy』はマッチの『ブルージーンズ・メモリー』に似たメロディを聴くことが出来ます。
松本隆さんも作詞で参加していますが達郎さんとの共作はありませんでした。
『ハイティーン・ブギ』を作曲するに当たり、達郎さんはこれまでのマッチの過去の楽曲を聴き返し、彼の声量や歌の音域を調べて、その音域に合わせてメロディを作ったと云います。
マッチのイメージやヴォーカルスタイルにフィットしたオートクチュールな楽曲なのです。

繊細な風街少年をややツッパリ風に設定した松本さんの歌詞、達郎さんの情熱的なメロディとパワフルなサウンド。
そして、がむしゃら一直線なマッチの熱唱。

結果、シングルは大ヒット。
当時の彼の勢いもありますけれど、筒美京平作品に比肩するマッチの代表曲のひとつです。
この曲は当時小学二年生だった僕もベストテンやトップテンを通じて耳にして、よく鼻歌で口づさんでいました。
この時代のマッチの歌は歌えます。

“Performance 2017” にて演奏されたときは、確かアンコールの一曲目だったと思いますが、ホールは勿論どよめきと喝采で大いに沸きました。
無論、オリジナルどおりのアレンジ、演奏。
サプライズ大成功。

達郎さんの今回のツアーは《判り易い》がコンセプトだったらしいです。
問答無用で明快なマッチのヒット曲。
マッチに書いた曲なので達郎さんのイメージに合わないのですが、60代になってそういうこだわりとかイメージとかどうでも良くなったというような旨のコメントもされました。
達郎さんは大抵の曲は歌いこなせますので、問題ありませんでした。
衰えを知らぬパフォーマンスは今年も健在でした。

35年前というのが実に信じられません。
例えば1982年から35年前と言うと1947年。
この当時のヒット曲と言うと、『リンゴの唄』が1946年、『東京ブギウギ』が1948年。
気が遠くなるような時間の流れを感じます。

話が逸れました。

氣志團万博に出演すると聞いて、すぐに絶対この曲を歌うだろうな、こんなに氣志團万博のシチュエーションに合った達郎さんの曲もないだろう、と思っていましたが、まさか一曲目から歌うとは思いませんでした。速攻で即効性のある曲を演奏したものだと達郎さんの気合を感じました。
荒天を吹き飛ばす先手必勝!
生で聞いてみたかったなぁ。
達郎さんは氣志團ファンでもあるそうです。
綾小路 翔さんもフェスの主催者冥利に尽きたでしょうね。

さて、
B面は『MOMOKO』。
こちらも同じコンビによる楽曲。
映画には武田久美子さんがヒロインを演じていましたがその娘の名前をタイトルにしています。
この曲はマッチのファンの間では人気があると、どこかで聞いたことがあります。
しっとりと甘美なバラード曲のラブソング。
松本 隆さんもこっちの曲の方が“思い入れがある”と先のライナーに記してあります。
達郎さんもお気に入りの曲。
フェンダーローズのロマンティックな音色のまたたき。
音数の少ない演奏の空気感も良いです。
つっぱりで強面の男が、不意に魅せるあどけない表情に女性は弱いという事なのでしょうか。


この時代にマッチは沢山の主演映画が制作されていますが、なかなか観られる機会がありません。
観てみたいなぁ。当時沢山あったジャニーズの映画ってほとんど映像ソフトになっていないのです。

達郎さんとジャニーズは、昨年の嵐の『復活LOVE』に至るまで現在も密接な関係があります。

昨年マッチのレギュラー番組のラジオに達郎さんが出演していましたが、
また二人のコラボレーションの新曲を聴いてみたいなぁ、と思います。
アダルトなマッチの歌も良いと思うのですが。

『ハイティーン・ブギ』《RHS-73》〈作詞:松本隆/作曲・編曲:山下達郎〉(03'32'')【1982】


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『E気持/沖田浩之』 [80年代男性アイドル]

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こんばんは。
前回のモーニング娘。のシングルのカップリング曲『A B C D E-cha E-chaしたい 』は間違いなく今回のシングルへのアンサーソングだと信じて疑いません!
と云うわけで、ヒロ君。
さぁ、はりきってどうぞ!
タイトルは勿論『E気持 』!

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