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『KEITH/JONATHAN RICHMAN』 [米国ロック10年代]

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こんばんは。

キース・リチャーズの3枚目のソロアルバム『CROSSEYED HEART』を今年の初めに買って良く聴いています。
勿論アナログ盤です。
2015年の年間ベストアルバムのロック部門で多くの方がこのアルバムを選んでいました。
僕の友人のストーンズファンのNくんも絶賛でした。
ローリング・ストーンズ・サウンドの中枢を担うキースの衰えを知らぬ不良性。
ディープに我が道を往く。
いぶし銀のロックンロール、リズム&ブルース、ブルース、レゲェ。
ストーンズの良いトコどりのようなアルバム。
こんなカッコいい音楽に耳を傾けながらお酒を飲んでみたいです。
呑めないけど。

因みに僕が初めて買ったストーンズのアルバムは『STEEL WHEELS』(1989)です。

と、そんなキースにラヴコールを送るロックンローラーが一人。

その名もジョナサン・リッチマン
彼もまた我が道をマイペースで往く男。
タイトルはそのものズバリ『KEITH』。
キース・リチャーズ賛歌。
昨年の初夏にリリースされました2枚のシングルのうちの1枚です。
ジョナサンと長い付き合いのドラマーTOMMY LARKINSを迎えての演奏。
この関係性はキース・リチャーズと彼のソロアルバムを長年支えている共同プロデューサー、スティーヴ・ジョーダン(アルバム全般でドラムも叩いてる)に通じるものがあります
野菜を軽快に刻むようにザクザクとアコースティック・ギターで8ビートを弾きながら、


キース、よう、キース
 誰も君のようにギターを弾けないぜ。

と、何処を切っても同じ金太郎飴のやうなジョナサンのシンプルなロックンロールに乗せてゴキゲンに唄います。

そしてキースのギタープレイについて、

“not exactly the blues cause it’s sorta European too”

と表現しているのも興味深いです。



随所にストーンズの曲のフレーズを挟み込むのがニクイです。



B面は『THEY SHOWED ME THE DOOR TO BOHEMIA』。
こちらもドラマーのトミーとのシンプルな演奏。
静かに詩を吟じる様にギターを弾き語り始め、やがて演奏に入ります。
僕が初めて買ったジョナサンの大好きなアルバム『ジョナサン・シングス!』の頃のようなひと際朗らかで優しいロックンロールが聴けます。
2人だけの演奏家と思いきや終盤でトロンボーンがソロを吹いています。

最近のジョナサンはエキゾチックな作風が大い気がして其れは其れで楽しいですが、呑気で楽しいポップな感じの今回のシングルもやっぱり良いですね。

それと、レコードのレーベル面には33回転と指定されていて、曲が長いのかなと思って針を下ろすと、果たして3分台だったという肩透かしな感じもジョナサンらしさが出てます。

そんなジョナサン、春にはニューアルバムが出る模様です。
タイトルは『ISHKODE! ISHKODE! 』。
このシングルをリリースした“Blue Arrow”というレーベルから。
う~ん、面白そう。

以上、ジョナサン情報局でした。



『KEITH』《BAR 002》〈Written by Jonathan Richman〉(03’19’’)【2015】



イシュコデイ! イシュコデイ!

イシュコデイ! イシュコデイ!

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ATOZ
  • 発売日: 2016/03/09
  • メディア: CD



Jonathon Sings

Jonathon Sings

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Warner Bros / Wea
  • 発売日: 1993/07/13
  • メディア: CD



クロスアイド・ハート

クロスアイド・ハート

  • アーティスト: キース・リチャーズ,ノラ・ジョーンズ,ハディ・レッドベター,ジョン・A・ロマックス Sr.,グレゴリー・アイザックス,スティーヴ・ジョーダン,デヴィッド・ポーター
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2015/09/18
  • メディア: CD



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『SWEET & SACCHARINE/THE SPANDETTES』 [米国ロック10年代]

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こんばんは。
気づけばもう11月も半分近く来ちゃいました・・・。
早いですねぇ。
最近はブログの更新がすこし滞りがちです。
しかし7インチはバンバン買ってますよー。
収穫の秋でした。

それはそれとして、今夜ご紹介するのは、前回紹介したメイリー・トッドさんと同じ“DO RIGHT! MUSIC”というレーベルからの7インチ。“SPANDETTES”というバンドのデヴューシングルです。

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『BABY'S GOT IT / MAYLEE TODD』 [米国ロック10年代]

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こんばんは、もう11月も四分の一ほど過ぎちゃいました。
早いですねー。

ブログもとっとと更新しましょう。
かっこいい女性アーティストをご紹介。

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『 Be Mine/ Alabama Shakes 』 [米国ロック10年代]

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こんばんは。
久しぶりに洋楽です。

アラバマ・シェイクス。
一月に来日しましたね。

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『TWO RINGS / ICE CHOIR』 [米国ロック10年代]

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お早うございます。
ジェームズ・イハさんに続いて、今回も米国のアーティスト。
Ice Choir(アイス・クワイア)です。
このブログでも過去に取り上げたPains of being pure at heartのドラマー、カート・フェルドマンを中心とするブルックリンの4人組グループ。彼らの1stアルバム『AFAR』は去年よく聴いたお気に入りでした。
そのアルバムからの先行シングル『Two Rings』。

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『SPEED OF LOVE / JAMES IHA』 [米国ロック10年代]

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お早うございます。

もう一枚、アメリカンロックを。
去年聴いた新譜の洋楽アルバムのお気に入りにジェームズ・イハさんの2ndアルバムがありました。
スマッシング・パンプキンズ脱退後にリリースした1stソロアルバムから14年後、待ちに待った一枚。
ファーストの『Let it come down』は本当に大好きなアルバムでして、そこからリリースされたシングル『Be Strong Now』もこのブログでは取り上げています。

その新作からの後発シングル『Speed of Love』。

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『ROCK'N ROLL IS THE ANSWER / JOEY RAMONE』 [米国ロック10年代]

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One-Two-Three-Four !!!

オハヨウゴザイマス。
ロックンロールだよ、おっかさん。
久しぶりの洋楽。

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