『 A SIGN OF THE TIMES / PETULA CLARK 』

こんばんは。
だんだん暖かくなって春らしくなってきましたね。
前回はやや湿っぽい記事でしたが明るく参りましょう！
本日はシックスティーズのガールポップスです。
昨日、3／3はひな祭りでしたし。

ペトゥラ・クラークのヒットソングです。
『 A SIGN OF THE TIMES 』。
60年代の英国を代表する女性シンガー。
華やかなりしスウィンギン・ロンドンの香りに酔いしれるポップスをどうぞ。
オリジナルアルバムでは1966年リリースの『MY LOVE』に収録されています。

残念ながら僕が所有しているシングル盤はアメリカのWANER BROS盤です。
本来ならば英国のPYEレーベル盤が欲しいところですが、こちらも盤質は良く、ガッツのある良い音がします。

60 年代英国を代表する作曲家、トニー・ハッチのペンによるポップなメロディ、躍動感溢れる華麗なオーケストレーションにも惚れ惚れします。大変素晴らしいアレンジですね。

そしてペトゥラ嬢の歌唱。
伸びやかでスマートで快活な美声、聴いていて元気が出ますね。
バカラックにディオンヌ・ワーウィックがいたように、トニー・ハッチにはペトゥラ・クラークと云う理想的な歌手がいました。




当時のTV番組からの華々しい映像です。
お洒落ですね。イエイエ調で「ロシュフォールの恋人たち」のような楽しい雰囲気です。

かつて杉 真理さんの曲を小西さんと高浪さんがアレンジしたときこの「SIGN OF〜」をお手本にしていましたね。確か「僕のPIN-UP GIRL」という名前でしたっけ。

ペトゥラ嬢は当時、英語圏以外でイタリア語やフランス語版のシングルもリリースしていました。
フランスではVOGUEレーベルからリリースしています。

B面は『TIME FOR LOVE』。
こちらもトニー・ハッチのペンによる作品。
オールドタイミーな楽しい作品です。

60年代の黄金のヒットパレードが生んだ完璧なポップスですね。



『 A SIGN OF THE TIMES 』《5288》〈COMPOSED & ARRANGED BY TONY HATCH〉（02'53''）【1966】