『BEAUTIFUL WORLD /宇多田ヒカル』 [アニメソング]
こんばんは、「天然コケッコー」に続き、映画ネタ。
先日観賞した、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」のエンディングテーマ。
宇多田ヒカルさんの「BEAUTIFUL WORLD」です。
僕が初めて買った宇多田ヒカルさんの曲になります。
ダウンロードが世界一だとか。オメデトウございます。“MP3 の女王”ですね
邦楽でこんなに大ヒットする曲を取り上げるのは珍しいと思います。
『beautiful world』
「ヱヴァ」のエンディングに流れてたのを聴いてからずっと頭の中をこの曲が何処かで鳴っていて、
あんまり気になるので最近ダウンロードで買ってしまいました。映画とのシンクロ率高し。
ハウスビートに舞い散るピアノの物悲しい調べ。
良いですね。グッときます。
この人はやはり素晴らしいなぁ、と思います。
歌詞は「ヱヴァ」の世界観からインスパイアされた内容。
「それでいいけど」「別にいいけど…」っていうのがいかにもヱヴァっぽいなと思います。
“「大人になるってどんなこと?(innocence & growing up)」を命題とした音楽がロックン・ロールだ”
という旨を語ったのは佐野元春ですが、その名言に則るなら「ヱヴァ」もこの曲も最高のロックン・ロールではないでしょうか?
『kiss & cry』
この曲は日清のカップヌードルのCMソングでCMには大友克洋さんのオリジナルアニメが使用されてまして一曲目同様にアニメ関連です。
歌詞の言葉遊びとゴージャスなビッグバンド風のサンプリングが印象的。この曲は僕がイメージする普段の宇多田ヒカルっぽい作品だな、と思います。歌い方も宇多田節というか。この曲も良いですね。
『fly me to the moon (in other words)』
「エヴァ」ファンにはお馴染みTVシリーズのエンディングテーマのカヴァー。
きらびやかなヴァースの歌いだしから惹き込まれます。
16ビートなミディアムチューンに仕上がった宇多田さんの独断場と云う感じのサウンドと歌。ここでも宇多田節炸裂。なかなかカッコいいです。
ストリングスの響きも美しく、個人的に好きなカヴァーバージョンです。
でも何故、このジャズのスタンダードナンバーがエヴァのアニメのエンディングテーマだったのでしょうか、あのバージョンはちょっと小洒落たボサノヴァタッチのアレンジでした。
今思うとアキシブ系(秋葉原+渋谷系)はこの曲から始まっていたのでは、とちょっと思ったりして。
『BEAUTIFUL WORLD 』《作詞・作曲・編曲:宇多田ヒカル》(05’14’’)【2007】
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