SSブログ

『「ヒゲ」のテーマ/たかしまあきひことエレクトリック シェーバーズ』 [サントラ]

ひげ.jpg

こんばんは。
ドリフです。
コレ、流行りましたよね。
僕も幼稚園の頃から小学校低学年、「全員集合!!」観てた世代で。
80年代に入ってしまうと「ひょうきん族」も観るのですが。
渋谷公会堂行きたかったなぁ。今は名前変わっちゃいましたが。
あの舞台装置はアイディア満載で、今思うとあの当時のTV制作者のプライドを感じますね。
毎週毎週凝った仕掛けのコントを見られた黄金時代でした。
それからヒゲダンス、最近もビールのCMにこんな感じのがありました。

という訳で『「ヒゲ」のテーマ』。
コレも実は洋楽なんですね。
フィリーソウルです。
原曲はテディ ペンダーグラスの『DO ME』なんですよね。
プロデュースはご存知ギャンブル&ハフ。
この選曲は志村けんさんで。
志村さんのソウル通は有名で、音楽誌にもコラムを連載していたとかいないとか。
「だいじょうぶだぁ」でもヒップホップっぽいネタをやっていたり、志村さんの番組で使われる音楽は結構ブラックミュージックが多かったですよね。
『DO ME』から美味しいフレーズだけをカットして編集してドリフの座付き音楽家たかしまあきひこさんによるアレンジと演奏で『ヒゲのテーマ』というインスト曲として再構成する。
このアイディアはある意味ヒップホップを先駆けている気がします。
カッコいいですね。
ベースのうねりやギターのカッティング、「TIGHTEN UP」みたいですよね。
つまり、子供の頃から僕は知らず知らずのうちにフィリーソウルを聴かされていた訳で、この曲もレコードは当時買いませんでしたが大好きで。大人になってからソウルとかハマるようになったのはこのシングルの影響は大きいと思います。
三つ子の魂百まで。

志村さんとカトちゃんのダンスもパフォーマンスも楽しくて。



シングルには切り抜いて出来る紙製の「ヒゲ」と「蝶ネクタイ」が付いています。
このジャケットのアートディレクションをしているは会社員時代の安斉 肇さんです。
B面は「いい湯だな」です。

あんまり関係ないのですが、「ゆれる」という素晴しい日本映画にて。
物語のクライマックス、割としんみりする回想場面で伊武雅刀さんがヒゲダンスする箇所があるのですが、周りは泣いているのに僕だけ笑いをこらえるのに必死でした。

『「ヒゲ」のテーマ』《SM06-52》〈作詞・作曲:K.GAMBLE & L.HUFF/編曲:たかしまあきひこ/プロデュース/志村けん〉(4’41’’)【1980】

nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 2

いとぞう

志村さんってソウル通なんですね。選曲してたのも志村さんだったんですか。知りませんでした。
ヒゲダンス、小学生の頃よく友達とマネしてましたね~。コレと「早口言葉」のテーマは観てるともう踊らずにはいられない、という感じで。

「ひょうきん族」あたりから現在までずっとお笑いはアドリブ的なモノばかりが人気出て、コントは下火になりますが、最近よくテレビでドリフの特番をやってて、それが月並み好視聴率なんですよね。この前も放送してたので大笑いしながら観てました。やっぱりいつ観ても面白いですよね、ドリフ。

子供の頃は考えてなかったけど、生放送であんな事を毎週、それを何年もやってたのって相当しんどかったでしょうね。

by いとぞう (2009-02-19 21:20) 

都市色

>いとぞうさん、こんにちは。
コメントありがとうございます!
「全員集合」から「ひょうきん族」へ。
コレは大きな転換期だったと思います。
今は効率が良くて安いものが喜ばれる時代ですね。
時間をかけて笑いを生む時代ではないのですね。
どちらもDVDで出ていますが、今見にても十分面白いのはドリフのコントですよね。
楽屋受けを狙ったひょうきん族も嫌いではないですが、ドリフの方が何度観ても楽しめますね。
ドリフのような笑いが今では貴重ですね。
by 都市色 (2009-02-20 12:24) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。