SSブログ

『風に乗って/岡崎友紀』 [歌謡曲/70年代]

sc000ac988.jpg

こんばんは。
三月とは云え、少し肌寒い風が吹いていますね。
そんな寒さを吹き飛ばすようなシングルをご紹介。
岡崎友紀さんの『風に乗って』。
これは和製ソフトロックの傑作と誉れ高き名曲。
1970年代前後、お洒落でポップでボッサな歌謡曲が多く生まれました。
時代を超えてソフトロックマニアに愛されているこの曲。
唄うのは岡崎友紀さん。
ドゥーユーリメンバーミー?』でもお馴染み。
当時岡崎さんは「おくさまは18才」「ママはライバル」など人気ドラマでブレイクしました。
歌手としても活躍されてました。
これは1973年の「ラブラブライバル」というドラマのテーマソング。
僕が生まれた年の作品。
フィフス ディメンションの「ビートでジャンプ」から影響を受けたソフトロックは多いですが、その中でも傑作です。
弾けるようなホーンのブレイクから始まるグルーヴィなイントロからノックアウトです。
ブンブンうなるベース、荒ぶるドラミング、軽快なパヤパヤ女性コーラス。
ファズギターのアクセント。
気分は上昇気流。
心地好い目眩を誘う爽快で急展開のメロディ。
ボーイッシュな友紀さんの歌声も軽やか。
グイグイ耳が吸い込まれて行くようなポップなアレンジ。
作曲とアレンジを担当した島田タカホさんは何と島田歌穂さんのお父さん。
めくるめくミュージカルのようなサウンドですね。
まさに大空を飛んでいるような二分半のサウンドフライト。




B面は『恋しているから』。
こちらも島田タカホ氏の作曲&アレンジ。
一転して、のんびり朗らかなミディアムテンポのラブソング。
女性コーラスがナンシー シナトラの『シュガータウンは恋の町』っぽいですね。

岡崎友紀さんは『ドゥーユーリメンバーミー』のYUKIさんですが、
70年代初頭の作品も、良い曲が多いです。
京平先生やユーミン、三木たかしさん、そして平尾昌明さんなど豪華な作家陣が作曲されてました。
70年代初頭の万博エイジのピースフルな歌謡曲、良いですね。

『風に乗って』《TP-2931》〈作詞:高木飛鳥/作曲編曲:島田タカホ〉(02’20’’)【1973】


ベスト30

ベスト30

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2001/08/22
  • メディア: CD


nice!(1)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 1

コメント 3

ゆうのすけ

都市色さん こんにちは!
これ大好き!!当時のフィフス・ディメンション「UP UP AND AWAY」を上手くフューチャーした、ソフトロック歌謡の大傑作。

飛んで飛んですっ飛んで行ってしまう スピード感がたまらなく好きです!
ホントはね、自分のアバター10個くらいつけたいぐらい 大好き!!間奏のギターもハープもすっ飛んでゆきます。LET’S FLY TO THE BEAUTIFUL SKY!青空の下で、窓を開け車を飛ばしたくなる一曲です!!^^ぱや~。
by ゆうのすけ (2010-03-29 02:36) 

ゆうのすけ

おまけ : 高木飛鳥=岡崎友紀ね。いや、私は小学校一年生でした。彼女のドラマを再放送で何度も見るのです(笑)このジャケットは、当時ドラマで使われてた、東京 原宿にあった(現在は?)輸入レコード屋さんなんですよね。彼女はレコード屋さんの店員役さんで!(笑)やたら、同じ東芝(現:EMI)系の海外アーティストのポスターやら出てたような記憶も・・・。ビートルズ然りね!^^

彼女は、今年大きく羽ばたくのでしょうかね?
by ゆうのすけ (2010-03-29 03:16) 

都市色

>ゆうのすけさん、こんばんは。
熱いコメント&niceありがとうございます。
名曲ですよね!
歌謡曲の素晴しさ、奥の深さを実感します。
この曲は岡崎さんが作詞されていたのですね。
なるほど、〝高木飛鳥〟は劇中での彼女の名前なのですね。
素敵な歌詞です。
原宿のレコード屋の店員役ですか!
良いですねー。ドラマ観てみたいです。
教えて下さってありがとうございました。
by 都市色 (2010-03-31 03:19) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。