『ASTRA/昆虫キッズ』 [邦楽ロック10年代]
こんばんは。
最近手に入れた新しいシングルを。
といっても昨年12月ですが、渋谷で買ったものです。。
豊田道倫&ザーメンズ、前野健太さん、どついたるねんのライヴを観に行く前にディスクユニオンで。
昨年夏のシングル「裸足の兵隊」に続くシングル、タイトルは「ASTRA」。
ウルトラマンレオの弟じゃないですよね。
今回もカッコいいアンサンブル。
のもとなつよさんの不意打ちのフシギなコーラスから、矢継ぎ早にスティールパンが鳴り出すと、
獣の雄叫びの様なトランペットが轟きます。
そしてビッグなドラムサウンドの絨毯攻撃によるアッパーでファンキーな演奏。
“哀しみの時代のネオディスコ”
巻くしたてて血湧き肉踊る言葉、疾走感溢れるメロディ。
無邪気なニューウェイヴ感に貫かれた曲ですね。
カップリングは「クレイマー、クレイマー」。
往年の名画でしょうか。
こちらは一転して激情のスローバラード。
凍てついた寒い夜から放たれる、
八分の六拍子の傷心の嘆き。
甘くせつないです。
ロマンチシズムを湛えたピアノの音色、
高橋 翔さんの蒼い熱唱、そしてこちらもトランペットが効果的に響きます。
英国の80年代初頭のロックを思い出させます。
昆虫キッズ、良いですね。
いつかライヴが観てみたいです。
ちなみにこのバンドのレコーディングをサポートしている澤部 渡さんによる「スカート」、新作「ストーリー」がリリースされましたね。
この作品からバンドスタイルにシフトしましたが今回もカッコ良いです。
昆虫キッズのドラマーの佐久間裕太さんもメンバーです。
今、東京ローカルのインディーズバンドが面白いですね。
ちなみディスクユニオンで今回のシングルを買ったら平賀さち枝さんのカレンダーを貰えました。
嬉しかったです。
『ASTRA』《TOMOE-003》〈作詞・作曲:高橋 翔/編曲:昆虫キッズ〉(02’51’’)
1/12/15
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