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『DIVING TO LOVE/R☆M』 [邦楽女性アイドル10年代]

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お早うございます。
アイドルポップスをキュンキュン紹介しています。
続いてのご紹介するアイドルはR☆M(ラムと呼ぶっちゃ!)です。
北海道出身の2人組アイドル。

R☆Mも吉田 豪氏の『アイドル伝説』で知りました。
元々は3人組だったのですが、現在は2人で活動中。
メンバーは武田るいさんと百刈 杏さんです。
2011年に『キセキのSPARK』でデヴュー、2ndシングル『Lovin' you』から2人で活動しています。
現在まで3枚のシングルをリリース。
今回取り上げるのは昨年にリリースされた最新シングル『Diving To Love』。
3枚とも内容が素晴らしくて、どれを取り上げようか凄く迷ったのですが・・・。

リリースが8月なので夏向きのシングルです。
タイトルソング『Diving To Love』。
不意を着くようにリズミカルなブレイクのイントロからはじまり、
心地よいAメロが軽快に進むと、一転してやや陰りのあるBメロが流れ出し不安を煽ったところで、眩しいほどに爽快でメロディアスなサビの旋律がドーン!とキセキのSPARK !!
恋することへの不安と喜びをグッと来るメロディに乗せて。
ロックっぽいサウンドも効果的。
武田さん、百刈さんの二人のヴォーカルもさわやかでバックの演奏に負けない魅力を弾けさせています。
エンディングの直前にて、一瞬ですがアカペラっぽくなる箇所は聴き所。
ドライヴしながら、聴くのがピッタリな開放的な曲ですね。



カップリングは『ランブルフィッシュ』。
ポジティヴなメッセージを包み込んで、ミディアムテンポの穏やかで優しいメロディに溢れたバラード。
彼女たちの透明感のあるハーモニー、安定感のある歌声も聴いていて胸が温まります。
この曲も良いですね。



歌もダンスも上手いです。
『アイドル伝説』でも実にアイドルらしいパフォーマンスで楽しませてくれました。
武田さん自身も熱心なアイドルヲタです。

このシングルの2曲を手がけているのが“ab:fly”というソングライターチームです。
『Diving ~』は作詞はSaiyaという方が担当していますが。
ab:flyとして、スマイル学園、下川みくにさんにも楽曲を提供しています。
スマイル学園の『Twinkle Star』は超名曲だと思います。大好き!
エヴァーグリーンなメロディメイカー。

R☆Mは、タワーレコードで毎月最終週に放送している「TOWER RECORDOMMUNE SHIBUYA」のレギュラー番組『南波一海のアイドル三十六房』の今月の放送分へ出演する予定です。
音楽ライターの南波一海氏とタワレコ社長嶺脇育夫氏が司会を務めて、アイドルとのトーク、そして歌。
この番組大好きです。
オンエアが楽しみです。

ちなみに『アイドル伝説』は南波氏も司会で参加されていて、そして嶺脇社長も所用で大阪へ訪れたついでにお客さんとしてイベントを観に来られていていましたが、途中でトークショーにも参加されていました。
そして吉田、南波、嶺脇諸氏に持参した『アイドルソング・クロニクル』へサインを頂きました!
ありがとうございます。
お三方は本当にアイドルポップスがお好きなんだなぁ、というのが伝わってきて素晴らしいです。
アイドル文化への温かい視点を感じます。

こうして最近、毎回毎回アイドルのシングルを積極的に紹介しているのですが、
アイドル、とくにインディーズで活動しているアイドルは“シングル中心”市場です。
インディーズという制約された経済活動も原因でしょうけれど、まずはシングルなのです。
そしてフィジカルなCDという形態。
ダウンロード販売もないことはないですが、ライヴ後の物販も重要なファクターなのでCD、またはCD-Rでリリースされることが多いです。
アルバムよりシングルはコストも低いこともあります。
ライヴ後の物販でのファンとの交流も今のアイドルにとって大切な活動ですから。
ブロマイドやタオル、Tシャツもそうですが、主にシングルを介してのアイドルとのふれあい。
そういう意味でも“シングル”というものはアイドルにとって大きな価値があるのだと思います。
たかがシングル、されどシングル。

まるで、60年代初頭のアメリカでのガールグループ全盛時代のようですね。
あの時代に沢山の有名無名のガールグループが生まれて沢山の曲が作られ、沢山のシングルが生産され、消費されました。
そして彼女たちの為に楽曲を作ったソングライターたちも多く生まれ育ちました。
ヒットしたものしないものに関わらず、良い曲は残り続けます。
aceやライノがコンピレーションを編んで過去の名曲を発掘したように。

『DIVING TO LOVE』《RGDS-0022》〈作詞:Saiya/作曲・編曲:ab:fly〉(04'06'')【2012】

DIVING TO LOVE

DIVING TO LOVE

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Rolling Globe Records
  • 発売日: 2012/08/15
  • メディア: CD



ミュージックマガジン増刊 アイドル・ソング・クロニクル2002~2012

ミュージックマガジン増刊 アイドル・ソング・クロニクル2002~2012

  • 作者: 吉田 豪
  • 出版社/メーカー: ミュージックマガジン
  • 発売日: 2012/08/31
  • メディア: 雑誌


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コメント 2

いとぞう

イイですね、R☆M。アイドルポップス云々抜きとしても純粋に良いメロディだなって思います。都市色さんにいただいたCD-Rに入っている「HeartBeat」も良いですし。
ダウンロード販売は手軽だし、今の時代に合ってるのだろうし否定はしませんが、CDとかパッケージとして即売会したりするのはアイドルらしい温もりがあって好きです。簡単に消費されるのではなく、買った時の交流や思い出と共にずっと残っていくものだと思うので。
by いとぞう (2013-02-07 19:45) 

都市色

>いとぞうさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
アイドルソングはやはりパッケージが大切ですよね。
ジャケットが無いと!
スターダムの試合後の物販もファンとのコミュニケーションの場ですよね。

CDというメディアが衰退するのなら、いっそレコード時代に戻って欲しいです。
アイドルファンとして本気で願っています。

by 都市色 (2013-02-09 02:04) 

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