『JUNGE LEUTE/Der Englische Garten』 [ネオアコ]
オハヨウゴザイマス。
土曜日の朝、いかがお過ごしですか。
季節は春。
寒くなったり、暑くなったり春先は体調管理が大変ですが。
また一週間くらい空いちゃいましたが、まだまだブログは続きますよ。
爽やかな季節にピッタリな音楽を。
比較的最近手に入れたレコードに“Der Englische Garten”というバンドの新しいアルバムがあります。
作品自体は去年リリースされたのですが。
このバンドについては殆ど知らないのですが、ドイツのミュンヘンで活動しているという事。
バンド名は“英国庭園”という意味らしいです。
ドイツで活動していた複数のバンドのメンバーが集まってゼロ年代後半に結成された男性8人組。
彼らの二枚目に当たる『 Die aufgeräumte Stadt』はネオアコ、R&B、ジャズ、ソフトロックなどジャンルレスにかっこよくフレッシュに聴かせてくれる好盤でした。
ぺイル・ファウンテンズとかに通じるようなセンス。
90年代っぽい感じも僕には少し懐かしく。
男所帯の色気も感じたり。
そんな彼らの2008年にリリースしたシングル『JUNGE LEUTE』も買ってみました。
ウキウキするようなシャッフル・ビートにまず耳が吸い寄せられます。
思わず曲に合わせてリズムをとってしまいたくなる弾むビート。
そして軽快なホーンセクション。
パーッと晴れがましい気分になります。
のどかな風と暖かい陽光が降り注いできそうなメロディを歌う小粋な男性ヴォーカル。
ちょっとギャングウェイとか思い出しました。
う~ん、グッドタイムミュージックなり。
普段聞き慣れないドイツ語の発音も新鮮ですね。
B面は『AUF DER LEO』。
ドイツ語はサッパリなのでどんな意味のタイトルか判らないですが、サウンドはバッチリ。
インスト曲です。
ドンドコドンドコとワイルドなドラミングに乗ってホーンが高鳴るとギターとチェロンバロがメロウに旋律を奏でます。さらにシャバダバと男性コーラスのスキャット、めくるめくようなビター&スウィートなサウンドが広がります。男らしさとロマンを兼ね備えたような色気が演奏から漂います。
ロックっぽいと思ったらサントラっぽい感じもしたりとぺイル・ファウンテンズをやはり髣髴させます。
う~ん、素晴らしい。
“英国庭園”だけあってブリティッシュなサウンドに通じているようです。
もっと他の曲も聴いてみたくなります。
先に述べたアルバム『 Die aufgeräumte Stadt』からのタイトル曲のPVもあるのでどうぞ。
この曲なんか実に90年代って感じじゃないですか。
このバンドの多くの曲を書いてるのはヴォーカルのALEX COCHという方です。
徳永英明みたいで、なかなかの二枚目じゃないですか。
という訳で彼らの曲を聴いて気分も高まったら、これから身支度を整えて難波へ出て映画を観に行こうと思っています。
それでは良い週末を。
『JUNGE LEUTE』《FST 076》〈Musik & Texte von ALEX COCH / Arrangiert von DER ENGLISCHE GARTEN〉(04'11'')【2008】
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