『strawberry decadance / arcorhyme』 [ピチカートファイヴ]
昨日は小西さんの作品を紹介したからという訳ではありませんが、本日は高浪敬太郎さんを。
久々に表舞台で音楽活動を再開する高浪さんの新しいユニット“arcorhyme”のデヴューと言える曲『strawberry decadance 』です。
“arcorhyme(アルコライム)”とは高浪さんと女性ヴォーカリストのIKUさんのユニットです。
ピチカート脱退後、ソロ活動を始め三枚のアルバムを発表後、主に活動の場を作曲、プロデュース業に移していた高浪さんのシーン復帰はファンには溜まりません。
原点回帰の様な女性ボーカルとのユニット活動と云うのも嬉しいですね。
ポップで優しいメロディが信条の高浪さんの活動を応援したいと思います。
今回取り上げるのはネットで限定でリリースされた彼らのデモ音源のCD-R『秘密のarco-room』(お二人のサイン入り)からの音源です。
テクノ、歌謡ポップス、ロリータヴォイスの三原色がスウィートに調和した耳に優しくくすぐったいサウンド。
IKU嬢の声質はウィスパーっぽくてかつ、セクシーです。高浪さんのメロディとの相性は抜群!
歌詞も彼女によるもので高浪さんが活動を再開させるきっかけを生む程のセンスを感じさせます。
『ケーキの箱を落とすように/ねぇ/私のこころ/潰さないで/いや/イヤ/…』
ちょっとドキッとさせる歌詞。「いや」というトコロがポイントです!
カップリングの「月夜の宝石」「charade」も良い出来です。デモ音源とは思えない程。
勿論、高浪さんがリードヴォーカルをとる作品もあります。僕は少し頼りなげな優男風の高浪さんの声が好きです。
現在来年リリース予定のデヴューアルバムをレコーディング中のお二人。
期待が高まります!
このCD-Rは曲は三曲ですが、高浪さんとIKU嬢のおしゃべりも三トラック収録されています。マイペースな高浪さんの話の腰を折るIKU嬢のやり取りが面白いです。このユニット名の由来や結成の経緯を知ることが出来ます。
中野の中古盤屋さんレコミンツのネット販売の限定CD-Rです。残部僅少。
楽曲はmoraやMOOCS、Listen Japanなどででダウンロード販売しているのでお薦めです。
『strawberry decadance』〈作詞:IKU /作曲・編曲:高浪敬太郎〉(04’23’’)
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