『好きよ／田村英里子』

いよいよ、80年代女性アイドルにも突入してしまいましょう（洋楽ロックシングルはもう暫くお待ち下さい）！

第一回は田村英里子さんの2ndシングル『好きよ』（XT10-2390）です。

あんまり代表的なところから始まらないのがこのブログらしいところだと思います。
大好きな曲なのです！
田村英里子さんは僕が高校時代に印象的だった女性アイドルのひとりです。

1989年デヴュー、当時は80年代女性アイドルブームも下降気味でしたが、彼女は愛くるしいルックスと抜群のスタイル、そして確かな歌唱力で正統派アイドルとして活躍していました。

この曲は筒美京平、松本隆のゴールデン☆コンビ。
言わずもがなですが、クオリティの高い楽曲です。松本氏お得意の青春学園モノの歌詞で揺れる乙女心ってヤツです。ドラマ展開がさすがですね。
筒美京平先生のポップで明るい曲調も爽やか。この曲ならアンソロジーに選ばれても良いのにと個人的に思いました。
船山基紀氏の打ち込みのアレンジもとってもキュートです。
伸びやかな英里子さんの歌声もチャーミング！
アイドル・ポップスの王道って感じがします。

前回取り上げた、高橋ひろさんも熱狂的な筒美京平ファンです。
ひろさんがどのくらいマニアなのかについてはまた別の機会に書きたいと思います。お楽しみに。

この曲は当時、tokyo-fmの深夜帯のラジオ番組「のるそる」の火曜日に田村英里子さんがレギュラー出演していて、このシングルがよく流れていて気に入ってしまいました。
そしてこの番組のパーソナリティを務めていたのが何と、漫画家の江口寿史さん。
氏のアシスタントをかつてしていた河野“ハニーチェリー”哲郎氏と田村英里子さんとの三人でまったりトークを展開していました。もちろん時々、先ちゃんは遅刻したりしてました。
何せ裏番組はとんねるずのオールナイトニッポンでしたので。

カップリング「私はそよ風」も上記のゴールデン☆コンビ。
アレンジは当時売り出し中の小林武史氏。
A面と打って変わって少し大人びた世界です。彼氏とバイクに乗って夜のドライヴ。
こちらもなかなか出来はいいです。

このシングル、B面の曲は当時2ndアルバムに収録されましたが、A面の「好きよ」は数年後のベスト盤に収録されるまでアルバム未収録でした。

『好きよ』〈作詞：松本隆／作曲：筒美京平／編曲：船山基紀〉（04’16’’）【1989】

コメント 2

☆ 最近ニュースで見ました。健在というより復活してきた感じですね。
by deacon_blue (2007-09-19 21:51) 

deacon_blueさん、こんばんは。
最近もメディアに乗って英里子さんは活躍してますね。
おキレイですね。
by 都市色 (2007-09-21 00:39)