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『 Silly Love Songs / Paul McCartney & Wings 』 [BEATLES]


こんにちは。
本日も続いています、洋楽シングル。
今回はポール・マッカートニー&ウィングスの大ヒット曲「Silly Love songs」(EPR-20020)です。
「心のラヴソング」という素敵な邦題の方がお馴染みかもしれません。

ポールの作ったゴマンとある名曲たちの中でもとりわけ大好きな作品です。
70年代前半はビートルズ解散の余波もあり、当時の評論家たちから何かと批判の矢面に立たされたポールの開き直りシングルと云えばイイでしょうか。
「たわいのないラヴソングですが、何か(♪what's wrong with that)?」と。
いかにも大作志向のポールらしいラヴソングの決定版!
シングルの曲なのに6分近くあるのですね。まぁ、「ヘイ、ジュード」という前例もありますが。

意味不明なS.Eから始まるイントロ。これはどんな意味があるのか今でも謎です。
屈託の無い素敵なメロディで、ハッピーな気分になれてしまいます。

“♪ isn't silly (馬鹿げたコトじゃないさ)”

たかがラヴソング、されどラヴソング。
とっても素敵なラヴソングですね。

間奏のホーン隊の軽快なフレーズも気に入っています。
中盤のポールとウィングスのコーラスも素晴らしいですね。
ポールとリンダのコーラスは永遠の恋人同士のそれで、爽やかなハーモニーを響かせています。

B面は「COOK OF THE HOUSE」。
ポールお得意のオールドタイミーな作品。イントロはレコード盤からひどくノイズが鳴りますが僕のレコードだけでしょうか?

このシングルを聴いて、本当にポールって音楽が好きなんだなぁ、と思います。
歌う主題とかポリシーとか関係なく、とにかく曲を作ったり演奏するのが大好きなのでしょう。そんなアマチュアリズムを大切にしつつもエンターテイナーとしてのサーヴィス精神も忘れないポップスター。
だから64を過ぎても現役でアルバムを出したりライヴをしたり、このフットワークの軽さは凄いですね。

『Silly Love Songs(心のラヴソング)』〈words & music : Paul McCartney 〉(05’53’’)【1976】


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deacon_blue

☆ こんにちは。1970年代のポップソングの極みがこの曲であると思います。それほど完璧な一曲です。。。とあたしは思います(当時は思ってなかったけど^^;)。ではでは(^o^)/~~~。
by deacon_blue (2007-10-25 12:04) 

ノーバッド

お初です。

この曲。リンダとポールのコーラスが絶妙ですね。
良い曲です。
by ノーバッド (2007-10-25 17:12) 

都市色

>deacon_blueさん、こんばんは。
コメントありがとうございます!
「ポップソングの極み」、同感です!
僕も初めて聴いたときは地味でパンチが足りないかなと思いましたが、聴く程に曲の良さが増してきました。

>ノーパッドさん。
初めまして、コメントありがとうございます!
ポールとリンダの二人のハーモニー、良いですよね。
最新作の「memory almost full」の文字を並べると、
「For my soul mate LLM(Linda Louise McCartney)」
と云う意味になるのだとか。素敵で面白いですね!
by 都市色 (2007-10-26 18:54) 

DEBDYLAN

はじめまして。

以前、僕のblogに訪問していただいていたのに、ご挨拶が遅れ申し訳ないです。

この曲、大好きです。
仰るとおり、素敵で、真っ直ぐなラブ・ソングだと思います。

曲の最後の方で、様々なメロディーが一緒に奏でられるあの瞬間、
最高です。

そして、何と言ってもポールのベース。
正にリード・ベース。
饒舌ですね。

ライブでも弾き語っちゃうんですから、
ポールって、やっぱり天才?(笑)

これからも宜しくお願いします。
by DEBDYLAN (2007-10-28 18:03) 

都市色

こんばんは、DEBDYLANさん。
コメントありがとうございます!!
憶えていて頂いて嬉しいです。

ポールのベースプレイ、カッコいいですよね!!
エンディングの盛り上がりも最高です。
こちらこそこれからも宜しくお願いします!
by 都市色 (2007-10-28 18:19) 

びっけ

先日は、ご訪問いただきありがとうございました。
私もこの曲、好きです。
意味不明なイントロ・・・私はてっきり鍛冶屋かなにかかと思っていました。キューピッドが使う矢を作っている鍛冶屋さん・・・。(^^;
正直な話、洋楽のシングルって買ったことが無いのです。
でも、都市色さんの記事を読んで、シングルならではのA面・B面の味わい方があることを知ったような気がします。
by びっけ (2007-11-14 00:55) 

都市色

こんばんは、びっけさん。
コメントありがとうございます!!

>キューピッドが使う矢を作っている鍛冶屋さん・・・。
うん、とっても素敵なイマジネーションですね!
次に聴くときは天使の鍛冶屋さんをイメージしたいと思います。
レコードのシングル盤って二面性があって何か深いモノがありますね、大袈裟かな。
by 都市色 (2007-11-14 23:08) 

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