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『タンデム・ラナウェイ/キリンジ』 [キリンジ]


こんにちは。
本日は待望のキリンジの登場です。

今年、めでたくインディーズのデヴュー盤『キリンジ』から10周年という節目のキリンジ(メジャーデヴュー10周年は来年)。
アニヴァーサリィ・イヤーは六月から六ヶ月連続で毎月25日に書き下ろしの新曲を音楽配信限定でリリース中。
惜しげも無くストライクど真ん中のポップチューンを産地直送!!
http://columbia.jp/kirinji/deliverysingle/

10/25から配信された第五番目の新曲は秋の夜長に相応しいミディアム・メロウナンバー。
堀込兄氏の描く珠玉の恋愛短編小説、その名は『タンデム・ラナウェイ』。

80年代ウェストコースト産のAORサウンド的でジャジーなシーツの似合う夜。
打ち込みのサウンドにハープとマリンバがロマンティックな響きを奏でます。
そしてサウンドの隙間を縫う瀟酒なサックスの音色。

そして堀込弟氏のシルクの様なヴォーカル。
ポーカーフェイスの内に潜む動揺と決心が絶妙に表現されています。

歌詞は狂おしき名曲『愛のcoda』の続編といった感じで、大人のほろ苦さ&甘く危険な香りのカフェオレ。

“人生って不思議さ/すべてが手遅れのようでいて
始まったばかり/そんな気もするね”
兄氏の研ぎ澄まされた歌詞は実に思慮深く美しいです。

まさにキリンジならではの叡智と創造の名曲。
過去の連続配信シングルも素晴らしい内容です。

『タンデム・ラナウェイ』〈作詞・作曲:掘込高樹/編曲:キリンジ〉(05’03’’)【2007】


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うっち

最近、キリンジ遠ざかってましたが、先日夜中にCX系でやっていたカバー曲ばかりの「夜のロックスタジオ」なる番組をたまたま見て、彼らが「喝采」を演奏していて、「やっぱ好きかも」と再認識しました♪
ネット配信って好きじゃないけど、これは気になります!
by うっち (2007-10-30 22:18) 

都市色

>うっちさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
僕もそのシーンを観ました。歌謡曲のスタンダードに果敢に挑戦していましたね。ほかにも最近泰行氏の唄う歌謡曲のCMから流れてきたり。
いい声ですね。
by 都市色 (2007-10-31 11:54) 

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