『太陽は泣いている/いしだあゆみ』 [歌謡曲/60年代]
こんばんは。
ジャーン(意味無し)!
前回のひろさんのシングルのジャケの答えです。
それは、いしだあゆみさんの名曲『太陽は泣いている』《LL-10058-J》です。
それにしてもホントに素晴らしいジャケットです。
お洒落ですよね。
仰ぎ見るいしださんのフンワリした雰囲気の美貌。
キューティ・ポップ!!
筒美京平マニアのひろさんらしいアイディアでしょう。
出来れば“太陽”つながりと云うコトでこのアイディアが「太陽がまた輝くとき」のシングルのジャケに使われたらもっとお誂え向きだったでしょう。
タイトル曲はいわゆる《一人GS》モノですね。グループサウンズ風の演奏をバックに歌う若手女性歌手。いしだあゆみさんのコロムビア移籍第一弾シングル。
この曲から橋本淳&筒美京平のコンビによる、いしだあゆみ作品の快進撃が始まります。
大ヒット曲「ブルーライトヨコハマ」はコロムビアでのサードシングルです。
イントロのチェンバロの響きがなんとも刺激的です。
さて、「太陽は泣いている」。
筒美京平さんのアレンジがドラマチックで凄いです。
少し鼻にかかった「♪なーつがくるたびぃ〜」といういしだあゆみさんの声も良いです。
“知らない人に誘われて/あなたの海へかえって来たの”
このフレーズ好きです。
原由子さんもこの曲を数年前カヴァーアルバムで取り上げていました。
ピチカート・ファイヴのシングル『モナムール東京』《CODA-1214 》(1997)は「太陽は〜」を下敷きに作られた90年代版昭和歌謡でした。
海外のDJツアーで小西康陽さんが「太陽は〜」のシングルをフロアで流したら外国人が踊り狂ったというエピソードが紹介されていました。筒美サウンド恐るべし。
http://www.youtube.com/watch?v=oVPcZY8EfFE
このシングルのジャケットもいしだあゆみさんのジャケットのロゴを意識した懐かしいデザインですね。
ピチカートもコロムビア所属でした。
B面は『夢でいいから』。
これも名曲ですよ!!
しっとりとした歌謡バラード。
サラッとしたいしださんの儚げな歌いかたもクール。
真夜中に夢とうつつの境目で彷徨っているかのような心地よさ。
大滝さんの『夢で逢えたら』を先駆けるドリーミィな名曲。
僕が好きな筒美作品のいしだあゆみさんの曲は他には
「絵本の中で」(クロディーヌ・ロンジェのカヴァーもありますね)、「ひとりにしてね」などです。
今回は結果的に二枚のシングルを紹介したカタチになりました。
『太陽は泣いている』〈作詞:橋本淳/作曲・編曲:筒美京平〉(02’22’’)【1968】
『モナムール東京』〈作詞・作曲・編曲/小西康陽〉(03’32’’)【1997】
わあ、いしだあゆみさんのジャケ、実は初めて見ました!
そっか、みんながゆってたの、そうゆうことだったのですね。
あとはこの曲を聴くだけです(爆
by ゆみかか (2007-11-08 22:17)
こんばんは、ゆみかかさん。
コメントありがとうございます!
ひろさんの遊び心感じて頂けましたか?
カラオケでチャレンジしてみたいです。
by 都市色 (2007-11-09 00:10)