『さよならを教えて／FRANCOISE HARDY』 [フレンチポップス]
ちょっと遅れてこんばんは。
前回のムッシュに続いてはマドモワゼル（マダムですね）のご紹介。
本日はフレンチ・ポップスであります。
フランソワーズ・アルディの「さよならを教えて（Comment te dire adieu）」《ECPB-235》。
どなたでも一度くらいは聴いたことのあるベタな曲ですが昔からとっても大好きです。
フランソーワズ・アルディ、長い髪、ほっそりとした容姿、知的でアンニュイな美女の筆頭。
この曲、そしてフランソワーズ・アルディの存在が’70〜80年代の邦楽，特にアイドルポップス、ニューミュージックに与えた影響はかなり大きいでしょう。
石川ひとみさんのカヴァーヒット（オリジナルは三木聖子）もある、ユーミンが書いた「待ちぶせ」という曲は「さよなら〜」を意識しているかも。
｢待ちぶせ」以外にもこの曲からインスピレーションを受けた曲は多そうです。ユーミン自身にも「私のフランソワーズ」と云う作品がありますね。カヴァーも多いです。日本人に愛されたフレンチポップスの代表作のひとつでしょう。
小林麻美さんや木之内みどりさんにも影響を与えているのかも知れませんね。
この曲の歌詞はセルジュ・ゲンズブールです。
しっとりとした、シンプルなアレンジですが何度聴いても飽きません。
ホーンやベースラインが好きです。
間奏のストリングスも良いですね。同時に聴こえてくるフランソワーズ嬢の語りも美しい。
B面は「もう森へなんか行かない」はアコースティックな演奏が美しいフォーク調の名曲。
鬱蒼とした森の風景がイメージされます。文学的な歌詞。
こちらの曲の方が彼女の音楽スタイルに本当はあっている感じがします。
山田太一さんの脚本のドラマの主題歌だったそうですね。
アイドル歌手を脱した’70年代のアーティストとしてのフランソワーズアルディの作品も好きです。
「ジントニック」や「山羊座の女」とか。
思わずジャケ買いしそうなアートワークも素晴らしいです。
ゴダールの「男性・女性」にもチラッと出ていましたね。
ちなみに明日、1／17はフランソワーズアルディの64回目のバースデイです。
『Comment te dire adieu』〈J.GOLD-H.GOLAND-S.GAINSBOURG 〉（02'27''）【1968】
70年代のアルディ、演奏も含めて特に「ジントニック」が好きです。ニューミュージック世代にはアルディが好きな人、たくさんいますね。「まちぶせ」は「さよなら」の影響を受けているかな、密かに思ってたので、なんかうれしいです。
by (2008-01-17 17:28)
なるほど「まちぶせ」ですか。
いわれてみればうなずきです。
それにしても６４才。嗚呼。
by MOMO (2008-01-17 21:50)
＞つんさん、こんばんは。
コメント＆NICEありがとうございます！
「ジントニック」、良いですね。
冷蔵庫のジャケットも素敵です。
by 都市色 (2008-01-18 04:21)
＞MOMOさん、こんばんは。
コメント＆NICEありがとうございます！
フランスの女性は年輪を重ねても女性の魅力は失っていないのでしょうね。
「まちぶせ」はユーミンのセルフカヴァーバージョンより石川ひとみさんのカヴァーの方が好きです。
by 都市色 (2008-01-18 04:25)
＞小川知子さん
この曲です（試聴できます）
http://loveshop-record.com/modules/shop/index.php?main_page=product_info&manufacturers_id=20832542&products_id=382&PHPSESSID=3524abd614642f20bc677629dde3f7c1
ちなみに、ユーミンの「私のフランソワーズ」のモデルは、このフランソワーズ･アルディーですね。
by Ma-toshi (2008-01-20 00:09)
＞Mashi☆Toshiさん、こんばんは。
コメントありがとうございます！
小川知子さんの曲，早速試聴してみました。
まさに「さよならを教えて」の影響大ですね！
情報有り難うございます。
小川知子さんの作品も和モノのファンには人気が高そうですね。
by 都市色 (2008-01-20 00:51)
これって、カバーではないんですよ。
いちおう日本人の作曲編曲です。
ちょっと考えられないほどのソックリさんでしょう？
by Ma-toshi (2008-01-20 19:54)
＞Mashi☆Toshiさん、こんばんは。
川口 真氏は美しいメロディを作曲家ですね。
by 都市色 (2008-01-23 23:58)