『強い気持ち・強い愛/小沢健二』 [フリッパーズ]
こんばんは。
いやぁ、驚きました。
って何がそんなにオドロキだって?
小沢さんのコト。
あ、幹事長じゃないですよ。
小沢健二さんの13年ぶりの全国ライヴツアー。
『ひふみよ』
しかもあの頃のライヴの豪華なメンバーを率いて。
う〜ん、信じられません。
もう音楽活動なんてしないと思ってました。
ましてやライヴなんて…。
何がおこるか判りません。
LIFE IS COMING BACK!!
ユニコーンが昨年ライヴツアーを機に新作を出したときも驚きましたが、それに勝るとも劣りません。
ユニコーンも青春でしたが、オザケンも僕にとって青春でしたね。
90年代の想い出です。
「LIFE」がリリースされたときの渋公や翌年の春の武道館でのライヴ。
王子様のキラキラしたステージ。
子猫ちゃんたちの黄色い声援。
懐かしいなぁ。
もう13年もライヴをされてなかったのですね。
と、言う訳でオザケンのシングルを取りあげない訳にはいきますまい。
『強い気持ち・強い愛』。
元々、冬らしい曲と云うコトでそろそろ取りあげようかなぁと思っていたので、タイムリーでした。
もうコレは無敵なシングル。
オザケンと筒美京平という希代のポップスの天才がガップリ四つに組んだ名曲。
〝小沢健二=筒美京平ソングブック〟と題される共演。
とてもスケールの大きなラヴソング。
♪ STAND UP, ダンスをしたいのは誰?
と、スリリングでファンキーなイントロに導かれて、
巨匠によるパワフルで胸の鼓動を抑えきれないポップなメロディ。
アレンジにも筒美京平先生が名を連ねています。
京平先生がアレンジも担当するのは本当に珍しいことだと思います。
先生が得意とするフィラデルフィア ソウル系のディスコサウンドが炸裂しています!!
ゴージャスなストリングスとホーンが高く広い冬の寒空に高鳴ります。
聴いていてとても元気になります。
そして無邪気に饒舌に弾けまくるオザケン節。
メロディに負けない彼の歌詞の美しさ、激しさ、力強さ。
ポジティヴな光を放つことばの響き。
♪今のこの気持ちほんとだよね
この二人の才能が拮抗して物凄いグルーヴを発している楽曲。
ヒットするべくヒットもしましたし、90年代を代表するポップスだと思います。
筒美京平メロディと相性が良いのは、郷ひろみさん、平山三紀さん、堺 正章さん、などなどユニークな性質を持った歌手が多いのですが、そういう意味でもオザケンとの共演はピッタリですね。
カップリングも勿論、超ゴールデンコンビ。
『それはちょっと』。
スウィートでクラシカルなオーケストレーションがムーディなラヴソング。
オザケンに夢中な全国の子猫ちゃんたちへのメッセージソング。
♪ 僕をじっと見たってダメだよ!“結婚して”ってそれはちょっと
“決定だね”ってイヤだよ “一緒に住んで”やめときなって
きっと僕は死ぬまでずっとワガママだから
久しぶりの小沢健二さんのライヴ、五月から六月に開催されるそうですが、観られるかな?
このままコンスタントに音楽活動を続けてくれることを切に期待します。
『強い気持ち・強い愛』《TODT-3480》〈作詞:小沢健二/作曲:筒美京平/編曲:小沢健二、筒美京平〉(05’44’’)【1995】
タグ:筒美京平
オザケン突然の復活話に「えっ!?マジ!?なぜ今!?」
と、驚きを隠せません。
それはそうと、この「強い気持ち・強い愛」は
好きな曲ですねぇ。
1995年はこの曲をカラオケで歌いまくりましたから(笑)
それにしても京平さんは良い曲を書きますね。
そういえば、小沢健二さんが初めて京平さんと会った時
ゴージャスな人。みたいな事を言ってましたよね。
by リゼ・スタンスフィールド (2010-01-22 01:31)
>リゼさん、こんばんは。
コメントありがとうございます!
復活のニュースに驚かない人なんていないでしょうね。
オザケンらしいと云えば、らしいです。
僕も当時カラオケで歌いまくった気が…。
ブギーバックとか、ひとりで。
このコンビでまたシングルをばしてほしいです。
by 都市色 (2010-01-24 02:50)