『FADE OUT/小泉今日子』 [邦楽女性アイドル/80年代]
こんばんは。
前々回で近田さんがプロデュースした小泉今日子さんのアルバムをちょっと紹介したので今回はそのアルバムからのシングルを紹介したいと思います。
『FADE OUT』《SV-9422》です。アルバムバージョンよりも短いショート・バージョン。
『KOIZUMI IN THE HOUSE』のオープニングを飾るメランコリックでマイナー調な打ち込みナンバー。
まさに“ハウス歌謡曲”という言い得て妙なカッコいい楽曲。
友人達と合流してディスコで遊ぶ約束なのに、彼らを出し抜いて彼と二人だけで夜のハイウェイの中に消えてゆく…。
ハルヲフォンの1stアルバムに「秘密のハイウェイ」という名曲がありますが、その女性バージョンとも言える仕上がりです。
真夜中のドライヴ。ハイウェイを突き抜けるクールなハウスビート。
小泉さんのもの憂げで大人っぽい歌唱にドキッとします。
“あたしが足を組みかえたら/見逃さずに/しらんぷり/少し熱い/
それよりもルーフを/開けて欲しいのよ/
星がこんなに/ウソみたいね/”
近田さんのオトナな歌詞もカッコ良いです。
近田さんの歌詞は小西康陽さんにかなり影響を与えているのではないでしょうか?
you tubeにこんなカッコ良い映像が保管されていました。
小泉さんのクール・ビューティなパフォーマンス、素晴らしいですね。
目が離せません。
カップリングは同じく近田さんのペンによる曲『集中出来ない』。
いかにもビブラストーンなユーモラスなナンバー。
小泉さんはビブラのメジャーデヴュー盤にもコーラスで参加しています。
小泉さんは時代の流行に対して敏感にアクションを起こし『旬』というものを巧みに音楽に取り入れるのが上手いですよね。アイドルブームが去ってもマイペースで時代をサヴァイブしていく手腕はさすがです。
このシングルは7インチ以外にも12インチシングルも発売されていました。
近田さんにはまたこんなカッコいい曲を書いて欲しいです。
ちなみに僕がアルバムで一番好きな楽曲は小西さんによる『男の子はみんな』という作品です。
『FADE OUT』〈作詞・作曲・編曲:近田春夫〉(05’02’’)【1989】
都市色さん、こんばんは。
この曲が発売された当時、アイドルっぽい小泉今日子さんのイメージとはうってかわって、大人っぽいイメージに私も驚きましたが、とてもお洒落な曲だとも思いました。
そういえば近田春夫さんは、「明星」の雑誌で毎月歌謡曲の批評コーナーみたいなのを連載されてたような記憶があるんですけど…?
私はこれがとても楽しみで、当時「明星」を毎月必ず読んでいました。
by マンボ (2008-01-24 21:15)
マンボさん、こんにちは。
コメントありがとうございます!
この曲をご存知でしたか。
そうです、近田さんは歌謡曲コラムをしていましたね。
現在も文春でしてます。
近田さんも高橋ひろさんにそうとう影響を与えていますね。対談もしていましたね。
by 都市色 (2008-01-26 08:32)
こんばんは、都市色さん。
映像観ました。夜ヒットですね、懐かしい!当時観た記憶があります。今観ても新鮮だし素晴らしいパフォーマンスですね。
小泉今日子さんはバリバリのアイドルソングから、近田さんや小西さんなどオシャレなサウンドも積極的に取り入れてましたね。他に藤原ヒロシさんなどもありましたね。
by いとぞう (2008-01-26 22:53)
こんばんは、いとぞうさん。
コメントありがとうございます。
そうですね、小泉さんのパフォーマンスは今観ても遜色無い出来です。
夜のヒットスタジオの映像は貴重なモノばかりですね!
by 都市色 (2008-01-27 23:59)
大好きです。
もうキョンキョンが一番に。
当然この曲もらぶです。
by ルースターズ (2008-02-02 14:44)
こんばんは、ルースターズさん。
コメント&niceありがとうございます!
イイ女!キョンキョン!
ヤマトナデシコ七変化!
らぶですね!
by 都市色 (2008-02-03 01:57)
ああ、いいですね
by アバクロ (2011-09-08 11:12)
よく分からないですけど...
by アバクロ (2011-09-08 11:12)
お邪魔しました...
by アバクロ (2011-09-08 11:12)