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『テンダー レイン/高井麻巳子』 [邦楽女性アイドル/80年代]




こんばんは。
今年も隔日で確実に更新出来るのか?
背なで風切るシングル野郎のブログ、張り切って参りましょう。

本日は高井麻巳子さんです。
新春らしく健やかに和んで頂きましょう。
会員番号16番。
おニャン子クラブで一番好きでした。
高井さんについては書きたいことがあり過ぎるので割愛します。
名曲揃いの彼女のシングルの中でもとりわけ一番好きなこの曲を。
『テンダー レイン』。七枚目のシングル。
冬から春へ少しずつ近づきつつある今頃にピッタリな曲。
名曲。

山口美央子さんによる淀み無き華麗な旋律。
アレンジはハプニングス フォー、トランザムのチト河内氏です。
高井さんの曲にしてはベースがファンキーでチョッパってます。
間奏のサックスソロもカッコいいです。
ポイント高井ちゃんです。

彼女の持つ清楚な雰囲気。
田舎育ちのおっとりとした育ちの良さ、天真爛漫さ。
美しく流れる長い黒髪。
はにかんだ微笑。つぶらな瞳。
やばい。
何度目かの高井麻巳子ブームが再燃しそう。

そして初々しく、ひたむきで、澄んだ歌声に射抜かれてしまうのです。
彼女は和のたおやかな魅力を湛えた大和撫子的アイドルの香りがしますね。
関係ないけれど、ジャケットの紙質が絹目調になっているところなんかも純日本的なムードを高めてます。
福井県小浜市出身ってことは『ちりとてちん』ですね。A子?B子?
日本海側の県の出身ということも、侘び寂び感溢れる抒情的なイメージを喚起させます。
「古き良き日本のおんな」って感じで。

B面は『星のせせらぎ』。
高井さんにもっとも楽曲を提供した八田雅弘氏の作品。
メルヘンチックでノスタルジックな作風が印象的な作家です。

高井さんの音楽は70年代風の可憐なアイドル歌謡というイメージって感じがします。
80年代的な明るい洗練された世界とは少し距離を置いた和風なテイストで。
それは彼女が基本的にアイドルとかけ離れた人間だからではないでしょうか。
高井さんは「夕やけニャンニャン」番組内の中継で伊藤克信氏に街頭にて偶然スカウトされたのがきっかけでオーディションに受かってデヴューしました。
それまでは美大生だったそうですね。
舞台や芸術に詳しかったり、イラストレーターとして活躍されたり、RCサクセションのアルバムに参加したりおニャン子の中で最もサブカルな存在でした。満里奈さん以上に。
都会の擦れっ枯らしなイマドキの女の娘達とは一線を画する魅力に溢れて僕には眩しかったのです。

高井さんの作品は他にも色々と取り上げたいと思っています。

『テンダー レイン』《7A0802》〈作詞:森本抄夜子/作曲:山口美央子/編曲:チト河内〉(04’52’’)【1987】



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コメント 2

いとぞう

都市色さん、今年もよろしくお願いします!

高井麻巳子さん、素敵ですよね~。近頃のアイドルにはちょっといないタイプというか。ご存知のとおり、当時僕は満里奈さんのファンでしたので、高井さんはそれほど熱心に聴いていた訳ではないですが、でも好きでしたよ。
イメージ的に満里奈さんに近いですよね。

最近になって、都市色さんの影響で河合奈保子さんや田村英理子さんとか、改めて聴くとイイなあ・・と思っていて、高井麻巳子さんも含めてアルバム買おうかなと思っているところです。
by いとぞう (2009-01-05 16:08) 

都市色

>いとぞうさん、こんにちは。
熱いコメントいつもありがとうございます!
高井麻巳子さんというと映画「恋する女たち」を思い出します。
大森一樹監督で主演が斎藤由貴さんで、高井さんはちょっと不思議な女の子でした。相楽ハル子さん、小林聡美さんも良かったです。
80年代の邦画でも好きな青春映画でした。
もしご覧になっていなければおススメです。

by 都市色 (2009-01-06 12:50) 

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