『ロマンティック/中山 忍』 [邦楽女性アイドル/80年代]
こんばんは。
前回に続いて高浪敬太郎さんの作品を取り上げます。
高浪さんがアイドルに楽曲提供した作品。
中山 忍さんのシングル『ロマンティック』です。
忍さんは中山美穂さんの妹さんですね。現在もお二人とも女優として活躍されていますね。
忍さんは今も凛とした美しさです。
忍さんは決して歌唱力があるとは云えませんが彼女の舌ったらずな切ない甘い声質がこの哀愁たっぷりの楽曲にはピッタリだと思います。乙女の寄る辺ない不安感が上手く表現されているでしょう。これはこれで十分アイドルポップスとして成立しています。
チェンバロとハーモニカの調べが物悲しいイントロ。メランコリックな旋律。
アレンジはピチカートの小西さんが手掛けています。
このシングルが出た1990年はピチカートの問題作『月面軟着陸』もリリースされました。ベストアルバムとは名ばかりの過激でブランニューなオリジナルアルバム。
ちなみに高浪さんの名前はこの時期まで『慶太郎』でした。この年に交通事故にあったそうです。
1991年以降『敬太郎』表記で生まれ変わります。
高浪さんによる忍さんの作品では他に小西康陽さんとの黄金コンビで『ペパーミント・レインボー』という大名曲があります。シャッフルビートのキュートなアイドルポップスの至宝です。
アルバム『箱入り娘』収録。このアルバムには他にも小西さんの楽曲が二曲入っていたりピチカートマニアは必携です。
カップリングは『ふたりは出逢える』。
木戸泰弘氏の作曲でこちらも可愛い作品。忍さんが作詞しています。
『ロマンティック』《CSDL-3214》〈作詞:山崎羽咲/作曲:高浪慶太郎/編曲:小西康陽〉(04’38’’)【1990】
こんばんは。
この曲いいですよね。実は今日、昼間に聴いていました。お姉さんのミポリンもそうですけど、そんなに歌唱力抜群という訳ではないのが逆に良いですよね。アイドルポップスは「上手すぎず下手すぎず」がベストかなと。忍さんのこの曲も、そんな不安定なボーカルが切ないメロディにうまくハマっていると思います。
by いとぞう (2008-02-05 21:25)
こんばんは、いとぞうさん。
コメントありがとうございます。
気に入って貰えて嬉しいです。
良い曲ですよね。
ピチカートのアイドル仕事はまだまだ良い曲が沢山。
by 都市色 (2008-02-06 05:48)
ああ、いいですね
by ティファニー (2011-09-03 15:23)
よく分からないですけど...
by ミュウミュウ (2011-09-03 15:23)
お邪魔しました...
by レディース 靴 (2011-09-03 15:23)