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『 THANK YOU / PALE FOUNTAINS 』 [英国ロック/80年代]

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こんばんは。
so-netブログの皆さんからniceを遂に100個頂きました。
サンキューです。
ブログにコメントをして頂いた皆さんにもサンキューです。
そしていつもご覧になった頂いている皆さんにもサンキューです。
本当にありがとうございます!

本日はネオアコでいってみましょう。
ペイル・ファウンテンズです。
そう、「THANK YOU」と云う名のシングル。

パンクの嵐を駆け抜けて、そこは壮麗なオーケストレーションの花盛り。
瑞々しいマイケル・ヘッドのソングライティング。
アンディ・ダイアグラムのトランペットプレイもバンドの個性を彩っています。
彼はディスロケーションダンスというネオアコバンドのメンバーでもありますね。
このバンドも洒落ていて良かったです。

80年代初頭の血気盛んなロックバンドの作るサウンドとは思えない成熟した雰囲気ですね。
60年代のポップス、A&Mやバカラックやトニー・ハッチの端正なサウンドデザインを彷彿させますね。
ネオアコースティックムーヴメントのユニークなところです。
懐古主義を熱く、ポジティヴに爽やかに響かせた英国の若きミュージシャンたち。

ペイル・ファウンテンズは特に人気がありますね。
マーク・トウェインの物語の少年たちのようなイメージを印象つけるバンドのメンバーたち。
まさに青春の輝きに充ちたバンド。

元々はクレプスキュールと云うベルギーのレーベルからシングルをリリースしていたのですが、ヴァージンからのデヴューアルバムは前のめりにエネルギッシュな姿勢のバンドサウンドと流麗なホーンとストリングスが絡み合う映画音楽の様なロマンティックなサウンドが同居するアルバム。相容れない要素が違和感なくナチュラルに混在するマイケル・ヘッドの才能がバクハツしています。
ザ・スミスのような鮮烈でイノセントなジャケットも印象的。
プロデュースはロビン・ミラー。

リヴァプールにはザ・ビートルズは勿論、ザ・ラーズもザ・ステアーズいましたね。タイプは異なりますがなんというか生粋のポップなブリティッシュロックの共通点を見いだせそうな素晴しいバンドたちですね。

このシングルはヴァージンからのデヴューシングルでキラリと光るピアノの音色から眩いような壮大なオーケストレーションと女性コーラスが高らかに鳴り響くイントロが実に効果的。実にゴージャスなサウンド。マイケル・ヘッドの甘美な唄もオケに負けていないです。



B面は『MEADOW OF LOVE』。
マイケル・ヘッドのギターの弾き語りとホーンの悲しげな調べから一転して甘美なストリングスが舞い降りて来る曲の構成が良いですね。フルートのフレーズも好きだし、間奏のピアノソロもキレイです。
この曲もメロウで大好きです。

ペイル・ファウンテンズは最近、再結成して地元にてライヴも行ったようですね。
マイケル・ヘッドがペイル・ファウンテンズを解散後、弟と組んだSHACKというバンドもイギリスらしい良いバンドですがやっぱりペイル・ファウンテンズにはかないません。



『THANK YOU 』《VS557》〈MICHAEL HEAD〉(03'07'')【1984】


Pacific Street

Pacific Street

  • アーティスト: Pale Fountains
  • 出版社/メーカー: Virgin
  • 発売日: 2003/02/03
  • メディア: CD



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都市色

hi-loweさん、niceありがとうございまーす!
by 都市色 (2008-03-23 07:47) 

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